ドクタークレドドッグフードの口コミってどう?愛犬家の評判を徹底調査!

メインのタンパク源として、比較的アレルギーの原因になりにくい米と鶏肉が使われているドクタークレドドッグフード。

成分バランスの傾向が違う3種類のドライフードを取り揃えており、どれに関しても合成酸化防止剤や人工の香料・着色料といった添加物は使われていません。

今回はそんなドクタークレドドッグフードの口コミ・評判を89件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ドクタークレドドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 2.0
成分 2.5
安全性 4.5
食いつき 4.5
コスパ 4.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 1,650円/1kg
3,960円/3kg
※No.1
対応年齢 小型の成犬・シニア犬
原産国 タイ
販売会社 森久保薬品株式会社

当サイトのドクタークレドドッグフードの総合評価はCランクです。

どのラインナップにも肉・魚ではなく穀物が主原料として使われていることや、全体的にタンパク質含有量が控えめなことが気になるものの、合成酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことは評価できます。

また、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦と、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉が使われていないことや、手に取りやすい価格で販売されていることも魅力と言えます。

ただ、1歳以上の成犬(シニア犬)用ということもあり、育ち盛りの子犬用フードを探している場合には、ドクタークレドは選択肢から外れます。

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ドクタークレドドッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、ドクタークレドドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「残念ながら食いつきはいまいち」、「小粒だからか食べづらそう」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタークレドには人工の香料が使われていないことや、風味の種類が限定されていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(7件)
  • 小粒で食べづらそう(1件)
  • うちの犬には合わなかった(1件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年11月にツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

ドクタークレドの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

「食いつきがいい」というレビューに比べれば件数は少ないものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性が高いドッグフードはまずありません。

例えば、ドクタークレドには人工の香料が使われていないので、人工の香料が使われているドッグフードを食べ慣れてない犬にとっては、ドクタークレドの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、どのラインナップもメインの動物性タンパク源は鶏肉になっており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせづらいこともデメリットと言えます。

小粒で食べづらそう

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「小粒で食べづらそう」という内容のレビューです。

ドクタークレドは小型犬向けに作られているドライフードということもあり、粒の大きさは直径7〜8mm程度、厚さは2〜3mm程度の小粒サイズになっています。

そのため、愛犬がこれまで大粒で噛みごたえのあるドライフードを食べてきた場合には、小粒すぎて食べづらそうと感じるかもしれません。

うちの犬には合わなかった

悪い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合わなかったようで軟便気味になった」というレビューもありました。

軟便の理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

ドクタークレドには比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、どのラインナップにも大豆が使われていますが、大豆は豆類の中でアレルギーの原因になりやすく、下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がることがあります。

また、メインのタンパク源として使われている米と鶏肉が体質に合わないこともあるので、食に敏感な愛犬にドクタークレドを与えようと考えている場合には、タンパク源の内容に注目して購入を検討するといいでしょう。

ドクタークレドドッグフードの良い口コミ・評判

ドクタークレドドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小型犬に食べやすい小粒サイズ」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタークレドには動物性油脂が使われていることや、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(41件)
  • うちの犬には合っている(23件)
  • 小粒で食べやすそう(11件)
  • 原材料に安心感がある(3件)
  • お手頃な値段(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ドクタークレドの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが7件、「食いつきがいい」というレビューが41件という件数を踏まえても、ドクタークレドは多くの犬に受け入れられる嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。

「食いつきがいい」というレビューに偏った理由として考えられるのは、ドクタークレドは動物性油脂(家禽類、サーモン)でコーティングされたドライフードということです。

動物性油脂は手軽に嗜好性を高められるというメリットがありますが、原材料一覧には“家禽類”という曖昧な記載がされており、具体的に何の鳥が使われているのかが分からないことは気になりました。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューで、この理由としてまず考えられるのは、ドクタークレドには比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることです。

安さをウリにしたドッグフードのほとんどには小麦が使われている一方で、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題があります。

ドクタークレドのレビューの中には、”小麦ふすま”が含まれていると書かれているものも見かけましたが、正規販売サイトで確認してみた限りでは、どのラインナップの原材料一覧にも小麦ふすまは記載されていませんでした。

また、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすく、合成酸化防止剤や着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、ドクタークレドにはそれらの原材料が使われていないことも見逃せません。

小粒で食べやすそう

「小粒で食べづらそう」というレビューとは対照的に、「小粒で食べやすそう」というレビューも確認できました。

先ほども触れましたが、ドクタークレドは小型犬向けに作られている小粒サイズのドライフードになっています。

とは言え、大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

原材料に安心感がある

良い口コミ・評判の中には、「原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。

愛犬のドッグフードを選ぶにあたって品質面が気になる方は多いと思いますが、販売サイトには【人の食品と同等基準の品質】という説明がされており、品質面についての安心感に繋がります。

また、合成酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードが少なくない中、ドクタークレドにはそれらの添加物が使われていないことも評価できます。

それに加えて、人工の香料も使われていませんし、安全性にしっかりと配慮されたドッグフードと捉えることができますね。

お手頃な値段

「ドクタークレドはお手頃な値段で販売されている」、というレビューも見つかりました。

参考までに例を挙げると、“No.1″の1kgサイズの100gあたりの値段は約170円となっています。

さすがに市販の激安ドッグフードと比較すれば高く感じますが、通販でしか手に入れにくい高級ドッグフードまでを含めて販売価格を比較すれば、手に取りやすい価格帯のドッグフードと言えます。

ただ、同じ価格帯のドッグフードでも肉・魚が主原料として使われているものもあるので、原材料の内容や成分バランスも踏まえて総合的に判断するといいでしょう。

ドクタークレドドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
小粒で食べづらそう
うちの犬には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
小粒で食べやすそう
原材料に安心感がある
お手頃な値段

ドクタークレドドッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながら食いつきはいまいち」、「小粒だからか食べづらそう」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ドクタークレドドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小型犬に食べやすい小粒サイズ」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタークレドには動物性油脂が使われていることや、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

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ドクタークレドドッグフードの種類

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
No.1 20% 12% 9.5% 335kcal
No.2 穀類(米、米ぬか) 20% 12% 9.5% 395kcal
No.3 22% 7% 10.0% 297.5kcal

ドクタークレドドッグフードのラインナップは「No.1」、「No.2」、「No.3」の3種類で、原材料の内容はほとんど変わりませんが、成分バランスの傾向に違いがあります。

「No.1」と「No.2」はどちらもタンパク質と脂質がやや控えめなドライフードですが、「No.1」はカロリーも控えめになっているのに対して、「No.2」は高カロリーになっています。

そして、「No.1」は小型の成犬(1歳以上)向けフードとなっているのに対して、「No.2」は小型のシニア犬(7歳以上)向けフードになっています。

「No.3」に関しては、「No.1」と同じように小型の成犬向けフードとなっていますが、体重管理が必要な成犬に配慮して脂質とカロリーがかなり控えめです。

ドクタークレドドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
米、チキンミール、大豆、米ぬか、たんぱく加水分解物、動物性油脂(家禽類、サーモン)、ビタミン類(コリン、C、E、ナイアシン、パントテン酸、B2、A、K3、B1、B6、葉酸、ビオチン、B12、D)、ミネラル類(K、P、Na、Mg、Zn、Fe、Cu、Mn、ヨウ素、Se)、酸化防止剤(トコフェロール)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、内容が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、ドクタークレドドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「No.1」の原材料一覧です)

メインのタンパク源として米と鶏肉を使用

ドクタークレドはメインのタンパク源として、比較的アレルギーの原因になりにくい米と鶏肉を使っています。

豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているものの、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦や、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉が使われていないことから、食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。

ただ、動物性原材料の割合までは掲載されておらず、チキンミールが第1原材料ではなく第2原材料となっていることを踏まえると、動物性原材料の割合はそこまで多くはないと推測できます。

そのため、「愛犬には動物性タンパク質がたっぷりと含まれているドッグフードを与えたい」と考えている場合には、肉・魚が主原料として使われている高タンパクなドッグフードを選ぶことをおすすめします。

合成酸化防止剤や着色料は不使用

ドクタークレドには、合成酸化防止剤や着色料が使われていないことは評価できます。

酸化を抑えるために、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった合成酸化防止剤が添加されているドッグフードもありますが、ドクタークレドにはトコフェロールという天然由来の酸化防止剤が添加されています。

また、着色料についてはドッグフードに色味をつけるために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はないです。

 

それに対して、ドクタークレドには人工のもの天然のものにかかわらず、着色料そのものが使われていません。

それだけでなく、人工の香料も使われていませんし、安全性にはきちんと配慮されている印象を受けます。

ただ、“たんぱく加水分解物”の製造方法が分からないことと、動物性油脂の“家禽類”には具体的に何の鳥が使われているのか分からないことは気になりました。

ドクタークレドドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 20%以上
粗脂肪 12%以上
水分 9.5%以下
エネルギー 335kcal/100g

原材料の次は、ドクタークレドドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「No.1」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ドクタークレドのタンパク質は20〜22%以上、脂質は7〜12%以上、水分は9.5〜10.0%以下と、全体的にタンパク質と脂質が控えめな傾向があります。

カロリーについては297.5〜395kcalと開きがあり、愛犬の運動量と食事量に合わせて選びやすくなっています。

具体的には、脂質とカロリーがやや控えめな「No.1」は室内飼いで運動量が少ない成犬・シニア犬向け、脂質とカロリーがかなり控えめな「No.3」は食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬向けと捉えることができます。

 

ただ、「No.1」と「No.2」に関しては、タンパク質が控えめ過ぎる印象を受けました。

タンパク質は犬にとって大切な栄養素なので、特別な事情がない限りは成犬には高タンパクなドッグフードを、シニア犬には適度にタンパク質が含まれているドッグフードを選んであげることをおすすめしています。

それと、どのラインナップも米が主原料として使われていることを踏まえると、植物性タンパク質の割合がそれなりに多いと推測できます。

このことから、【タンパク質の内容にもこだわりたい】と考えている場合には、肉・魚が第1原材料として使われていないドクタークレドのおすすめ度は下がります。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 動物ナビ 楽天 Amazon
1kg 1,650円
3kg 3,960円

ドクタークレドドッグフードの正規品は、楽天市場やAmazonといった通販サイトでは取り扱いがありません。

基本的には動物ナビを通しての購入となり、No.1の1kgサイズの販売価格は税込1,690円、3kgサイズの販売価格は税込3,960円となっていました。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

タイミングによってはフリマサイトやオークションサイトに出品されていることがあるかもしれませんが、管理状態や賞味期限に不安があることから、正規のルート以外での購入はおすすめしていません。

まとめ

ドクタークレドドッグフードには「No.1」、「No.2」、「No.3」といった3種類のドライフードがあり、どれも合成酸化防止剤・香料・着色料といった必ずしも使う必要のない添加物が使われていません。

また、小麦・牛肉不使用のレシピを採用しており、比較的手に取りやすい価格で販売されていることも評価できますが、どのラインナップにも穀物が主原料として使われていることは気になるところです。

そして、全体的にタンパク質含有量が控えめな印象を受けました。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。

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