アブソルートドッグフードの口コミってどう?愛犬家のレビューを検証!

ニュージーランド産の良質な原材料が使われていることに加えて、じっくりと時間をかけて乾燥させる”エアドライ製法”で作られているアブソルートドッグフード。

動物性原材料の占める割合は約93%と非常に多く、肉そのものの食感のようなジャーキータイプのドッグフードになっています。

今回はそんなアブソルートドッグフードの口コミ・評判を47件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

アブソルートドッグフードの悪い口コミ・評判

アブソルートドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高いから気軽には買えない」、「うちの犬には合わなかった」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」といった内容のレビューがあり、その中でも特に値段の高さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アブソルートには動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、手間ひまがかかる”エアドライ製法”で作られていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(8件)
  • うちの犬には合わなかった(3件)
  • 食いつきはいまいち(2件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2023年1月にAmazon、楽天、ツイッターで調査しました)

値段が高い

アブソルートの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューです。

実際、アブソルートの100gあたりの値段は約880円と、市販の激安フードとは20倍以上の価格差がありますし、通販限定のプレミアムフードと比較してもかなり高いと感じます。
(※”エアドライ ドッグフード”の販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いのには理由があり、ニュージーランド産の良質な動物性原材料が全体の約93%も占めていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていなかったり、じっくりと時間をかけて乾燥させる”エアドライ製法”で作られている・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

うちの犬には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューです。

具体的には「下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」といった飼い主の声を確認できました。

これらの原因として考えられるのは、食物アレルギーや脂質の高さ、餌の急な切り替えです。

 

アブソルートは穀物・大豆不使用のレシピを採用しているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。

例えば、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、”ビーフ&ベニソン”には牛肉が使われているので、体質によっては消化不良を起こす可能性はあります。

また、そのほかの動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあるので、食に敏感な愛犬にアブソルートを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源にも注目しておくといいでしょう。

それと、アブソルートはかなり高脂質なドッグフードになっていますが、高脂質なフードが合わずに下痢や吐き戻しに繋がることもありますよ。

 

次の餌の切り替えについてですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、餌の切り替えが早すぎると一時的に消化不良を起こす可能性はあります。

餌の急な切り替えは消化不良の原因を特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。

食いつきはいまいち

悪い口コミ・評判の中には、「食いつきはいまいち」という内容のレビューもありました。

食いつきのよさを評価する声の方が遥かに多かったものの、どんな犬でも必ず気に入ってくれるような嗜好性の高いフードはまずありません。

アブソルートの食いつきが悪い理由としてまず考えられるのは、人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

 

そのため、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、アブソルートの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、単純に選んだ風味(種類)が食の好みに合わなかった可能性も考えられますね。

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アブソルートドッグフードの総合評価

アブソルートドッグフードの良い口コミ・評判

アブソルートドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「原材料に安心感があるドッグフード」、「愛犬向けの成分バランス」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきのよさを評価する声が多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アブソルートは良質な動物性原材料が贅沢に使われているエアドライ製法のドッグフードということや、タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(29件)
  • 原材料に安心感がある(3件)
  • 成分バランスがいい(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

アブソルートの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューです。

「食いつきはいまいち」というレビューが2件、「食いつきがいい」というレビューが29件という件数を踏まえても、アブソルートはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する声が多かった理由としてまず考えられるのは、アブソルートには良質な動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、”エアドライ製法”で作られていることが関係していると考えられます。

 

じっくりと時間をかけて乾燥させる”エアドライ製法”は手間ひまがかかる代わりに、【天然由来の原材料の香りと栄養素が損なわれにくい】という大きなメリットがあります。

また、「チキン&ホキ」に「ビーフ&ベニソン」、「ラム&サーモン」に「ラム&ブルーマッカレル」といったタンパク源が違う4種類のフードを取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせやすいことも強みです。
(※ラインナップは”エアドライ ドッグフード”のものです)

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、アブソルートはニュージーランド産の良質な原材料で作られていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、人工の酸化防止剤・着色料が使われているフードも少なくない中、アブソルートにはそれらの添加物が一切使われていないことも安心感に繋がります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われますが、アブソルートにはクエン酸・ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来の酸化防止剤が使われています。

 

人工の着色料についてはフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。

そのため、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はないです。

そして、人工の酸化防止剤と着色料は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは避けられがちな傾向があります。

成分バランスがいい

良い口コミ・評判の中には、「成分バランスがいい」という内容のレビューもありました。

アブソルートは、非常に高タンパク・高脂質・高カロリーなドッグフードになっています。

このことから、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして特に向いています。

ただ、販売価格がかなり高いので、主食用ドライフードとローテーションして与えたり、トッピング用フードとして与えたり、おやつやしつけ後のご褒美として与えるのがおすすめです。

アブソルートドッグフードの口コミ・評判まとめ

アブソルートドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高いから気軽には買えない」、「うちの犬には合わなかった」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」といった内容のレビューがあり、その中でも特に値段の高さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、アブソルートドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「原材料に安心感があるドッグフード」、「愛犬向けの成分バランス」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきのよさを評価する声が多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アブソルートは良質な動物性原材料が贅沢に使われているエアドライ製法のドッグフードということや、タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 値段が高い
  • うちの犬には合わなかった
  • 食いつきはいまいち
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある
  • 成分バランスがいい

アブソルートドッグフードの種類

アブソルートドッグフードには【エアドライ ドッグフード】という主食用フードと、【エアドライ ドッグトリーツ】というおやつの2シリーズがあります。

エアドライ ドッグフード

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
チキン&ホキ 31% 25% 19% 444.7kcal
ビーフ&ベニソン 30% 25% 19% 435.3kcal
ラム&サーモン 30% 25% 19% 449.9kcal
ラム&ブルーマッカレル 30% 25% 19% 449.2kcal

【エアドライ ドッグフード】のラインナップは「チキン&ホキ」、「ビーフ&ベニソン」、「ラム&サーモン」、「ラム&ブルーマッカレル」の4種類です。

どのラインナップにも人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われておらず、穀物・大豆不使用のレシピを採用しています。

また、カロリーに若干の差はあるものの、高タンパク・高脂質・高カロリーという成分バランスは変わりません。

エアドライ ドッグトリーツ

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
グランドプレーリー 31% 25% 19% 445kcal
レッドミート 30% 25% 19% 435kcal
サーフ&ターフ 30% 25% 19% 450kcal
オセアニックファーム 30% 25% 19% 449kcal

【エアドライ ドッグトリーツ】のラインナップは「グランドプレーリー」、「レッドミート」、「サーフ&ターフ」、「オセアニックファーム」の4種類です。

“おやつ”という括りになっているものの、どれも主食用フードとしての基準を満たしているので、主食としてそのまま与えることもできます。

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アブソルートドッグフードの総合評価

アブソルートドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
ラム生肉、サーモン、ラムラング(肺)、ラムレバー、グリセリン(植物由来)、緑イ貝、乾燥チコリ、パセリ、塩化コリン、フラックスシード、ケルプ、炭酸カルシウム、亜鉛、タウリン、ビタミンE、鉄、ビタミンB3、硫酸銅、ビタミンB1、セレン酸ナトリウム、酸化マンガン、ビタミンB5、ビタミンA、ビタミンB2、ビオチン、ビタミンB6、ビタミンB12、ヨウ素、葉酸、ビタミンD3、ビタミンK、二酸化ケイ素、酸化防止剤(クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

ここからは、アブソルートドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ラム&サーモン」の原材料一覧です)

動物性原材料の占める割合は全体の約93%

アブソルートの特徴としてまず挙げられるのは、動物性原材料の割合が全体の約93%も占めていることでしょう。

それに加えて、天然由来の原材料そのものの香りと栄養素が損なわれにくいエアドライ製法で作られており、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。

また、オメガ3脂肪酸やグルコサミン、コンドロイチンが豊富な”緑イ貝”が配合されていることも見逃せません。

穀物・大豆不使用のレシピを採用

アブソルートはグレインフリー(穀物不使用)かつ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆不使用のレシピを採用していることも評価できます。

さらに、それぞれのラインナップで動物性タンパク源の種類が違うので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

アブソルートには人工の酸化防止剤や着色料といった添加物も使われていませんし、品質面と安全性にきちんと配慮されているのはもちろん、【犬本来の食事内容に近いドッグフード】と捉えることができます。

アブソルートドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 30%以上
脂質 25%以上
粗繊維 7%以下
灰分 6%以下
水分 19%以下
エネルギー 449.9kcal/100g

原材料の次は、アブソルートドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ラム&サーモン」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アブソルートのタンパク質は30〜31%以上、脂質は25%以上、カロリーは100gあたり435.3〜449.9kcalと、非常に高タンパク・高脂質・高カロリーなドッグフードになっています。

このことから、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして特に向いています。

また、ドライフードよりも水分量が多いジャーキータイプのフードになっているので、噛む力があまり強くない愛犬用フードとしてもおすすめです。

ただ、高脂質・高カロリーという成分バランス上、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

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アブソルートドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
1kg 8,778円 8,778円

調査した限りでは、アブソルートの日本向けの公式サイトは見つかりませんでした。

そして、【エアドライ ドッグフード】の販売価格を楽天とAmazonで調査してみたところ、最安値はどちらも変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)

なお、【エアドライ ドッグトリーツ】については1袋(100g)1,265円が最安値で、ラインナップ別の価格差はありません。

アブソルートドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 1.0
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
8,778円/1kg
※エアドライ ドッグフード
※2023年7月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 ニュージーランド

当サイトのアブソルートドッグフードの総合評価はAランクです。

良質な動物性原材料の割合が全体の約93%を占めていることに加えて、じっくりと時間をかけて乾燥させる”エアドライ製法”で作られていることが大きな魅力です。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことや、穀物・大豆不使用のレシピを採用していることも評価できます。

販売価格の高さが一番のネックになりますが、「愛犬に犬本来の食事内容に近いドッグフードを与えてみたい」と考えているなら、アブソルートを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。