グルテンフリーかつ動物性タンパク源を限定した”ル・シアン”と、グレインフリーかつ人用の食品レベルの魚肉を主原料として使っている”フォーミュラ”という2つのシリーズがある国産ドッグフードの「プロステージ」。
それに加えて、どちらも人工の酸化防止剤・着色料といった添加物が使われていないことも特徴です。
今回はそんなプロステージドッグフードの口コミ・評判を96件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
プロステージドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 4.5 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 4.0 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
2,039円/1.8kg 3,980円/6kg ※フィッシュ(成犬用) ※2023年6月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | 日本 |
販売会社 | イースター株式会社 |
当サイトのプロステージドッグフードの総合評価はAランクです。
半分近くのラインナップに穀物が主原料として使われていることや、一部のラインナップのタンパク質含有量に物足りなさを感じるものの、どのラインナップにもアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることは魅力的です。
そして、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことや、グルテンフリーorグレインフリーのドッグフードの中では手に取りやすい価格帯ということも評価できます。
また、通販サイトとSNSを調査してみた限りでは、「食いつきがいい」という飼い主の声も目立ちました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
プロステージドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、プロステージドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「残念ながら食いつきはいまいち」、「うちの犬には合わなかった」、「市販の国産ドッグフードの中では値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、単純に選んだ種類(風味)が愛犬の好みではなかったことや、タンパク源の種類や餌の切り替え方が関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(5件)
- うちの犬には合わなかった(4件)
- 値段が高い(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年4月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
プロステージドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューでした。
プロステージドッグフードの食いつきが悪かった理由として真っ先に考えられるのは、単純に選んだ種類(風味)が愛犬の好みに合わなかったことです。
プロステージドッグフードはメインの動物性タンパク源として魚類(ナマズ/サーモン/まぐろ)が使われているラインナップが多く、普段から魚メインのドッグフードを食べ慣れていない愛犬にとっては、それらのラインナップの風味にあまり魅力が感じられない可能性はあります。
ただ、主原料として豚肉(ポークミール)が使われているものもありますし、風味の種類が限定されているドッグフードと比較すれば、食の好みには合わせやすくなっています。
うちの犬には合わなかった
次に多かった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」という内容のレビューです。
軟便・下痢の理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。
プロステージドッグフードはどのラインナップもアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、【ル・シアン】というシリーズはグルテンフリーのレシピを採用していますが、体質によっては穀物全般が合わないこともあります。
そのほかにも、特定の動物性タンパク源や豆類、イモ類がアレルギーの原因になることもあります。
そのため、食に敏感な愛犬にプロステージドッグフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目して購入を検討するといいでしょう。
値段が高い
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「プロステージドッグフードは値段が高い」という内容のレビューでした。
参考までに、【ル・シアン】シリーズの”フィッシュ(成犬用)”の1.8kgサイズを例に挙げると、100gあたりの値段は約110円ということで、確かに激安価格で売られている市販の国産ドライフードと比べれば高いです。
(※調査した時点の最安値を参考にしています)
販売価格が高くなる要因として考えられるのは、【ル・シアン】シリーズは小麦グルテンフリーかつ動物性タンパク源が限定されており、【フォーミュラ】シリーズはグレインフリー(穀物不使用)かつ人用の食品レベルの魚肉が主原料として使われていることです。
ただ、プロステージドッグフードの2〜3倍以上の値段で販売されているプレミアムドッグフードも珍しくありません。
そして、激安ドッグフードだけでなく高級ドッグフードまでを含めて総合的に販売価格を比較すれば、プロステージドッグフードは手に取りやすい価格帯の国産ドッグフードと捉えることができます。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。
プロステージドッグフードの良い口コミ・評判
プロステージドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、プロステージドッグフードはメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(32件)
- うちの犬には合っている(23件)
- お手頃な値段(10件)
- 原材料に安心感がある(10件)
- 保存に便利な小分け包装(7件)
- 成分バランスがいい(7件)
という結果になっています。
食いつきがいい
プロステージドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが5件、「食いつきがいい」というレビューが32件という件数を踏まえても、プロステージドッグフードはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する飼い主の声がここまで多かった理由としてまず考えられるのは、【豚肉/ナマズ/サーモン/まぐろ】といったメインの動物性タンパク源が違うドッグフードを取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせやすくなっていることです。
また、”ル・シアン”には香料(バターオイル)が使われていることも、食いつきのよさに繋がっている理由の一つとして考えられます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、プロステージドッグフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることです。
穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、プロステージドッグフードにはそれらのタンパク源が使われていません。
それだけでなく、【フォーミュラ】というシリーズはグレインフリーのレシピを採用していることから、特定の動物性タンパク源や穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。
また、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーの原因になることもありますが、プロステージドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことも評価できます。
お手頃な値段
「値段が高い」という悪い口コミ・評判とは対照的に、「お手頃な値段」といった内容のレビューも確認できました。
先ほども説明した通り、激安ドッグフードから高級ドッグフードまでを含めて比較すれば、プロステージドッグフードは手に取りやすい価格帯の国産ドッグフードと言えます。
それに加えて、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることや、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないこと、半分以上のラインナップに動物性原材料が主原料として使われていることも見逃せません。
もし【愛犬には品質と価格のバランスが取れた国産ドッグフードを与えたい】と考えているなら、プロステージドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「プロステージドッグフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、食に敏感な愛犬を飼っている方にとっては、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の酸化防止剤・着色料が使われているドッグフードも少なくない中、プロステージドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことも安心感に繋がります。
前提として、人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線になって考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
そして、酸化防止剤も天然由来のもので代用できることもあり、安全性最優先でドッグフードを選びたいと考えている愛犬家からは、人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードは避けられがちな傾向があります。
保存に便利な小分け包装
良い口コミ・評判の中には、「プロステージドッグフードは小分けされているから保存に便利」という内容のレビューもありました。
ラインナップによって販売されているサイズは違いますが、1.8kgサイズは大袋の中で”600g×3袋に”、6kgサイズは大袋の中で”750g×8袋”に小分けされています。
このような配慮がされているおかげで、開封して品質や風味が落ちきる前に使い切ることができますし、開封したドッグフードの保存方法についてもそれほど神経質にならずに済みます。
成分バランスがいい
通販サイトとSNSでプロステージドッグフードの口コミ・評判を調査していると、「成分バランスがいい」といった内容のレビューも見つかりました。
そして、そのほとんどが低脂質・低カロリーなラインナップを評価する飼い主の声でした。
【ル・シアン】シリーズには”ポーク ライト”、”フィッシュ ライト”というラインナップがあり、どちらもかなり低脂質・低カロリーなドライフードになっています。
このような成分バランスのドライフードは、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬向けと捉えることができますが、“フィッシュ ライト”についてはタンパク質含有量に物足りなさを感じました。
プロステージドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
うちの犬には合わなかった | |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
お手頃な値段 | |
原材料に安心感がある | |
保存に便利な小分け包装 | |
成分バランスがいい |
プロステージドッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながら食いつきはいまいち」、「うちの犬には合わなかった」、「市販の国産ドッグフードの中では値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、プロステージドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、プロステージドッグフードはメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
プロステージドッグフードの種類
シリーズ名 | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ル・シアン | ポーク パピー | ポークミール | 米粉、米糠、脱脂米糠 | 30.0% | 13.0% | 10.0% | 360kcal |
ポーク(成犬用) | ポークミール | 米粉、米糠 | 24.0% | 11.0% | 10.0% | 350kcal | |
ポーク ライト | 米粉 | 米粉、米糠 | 22.0% | 7.0% | 10.0% | 295kcal | |
ポーク シニア | 米粉 | 米粉、米糠 | 20.0% | 9.0% | 10.0% | 340kcal | |
フィッシュ パピー | 米糠 | 米糠、米粉、脱脂米糠 | 26.0% | 12.0% | 10.0% | 345kcal | |
フィッシュ(成犬用) | 米糠 | 米糠、米粉、脱脂米糠 | 22.0% | 10.0% | 10.0% | 335kcal | |
フィッシュ ライト | 米粉 | 米粉、米糠、脱脂米糠 | 20.0% | 6.0% | 10.0% | 285kcal | |
フィッシュ シニア | 米粉 | 米粉、米糠、脱脂米糠 | 18.0% | 8.0% | 10.0% | 330kcal | |
フォーミュラ | サーモン パピー | サーモン | 不使用 | 33.0% | 16.0% | 10.0% | 365kcal |
サーモン(成犬用) | サーモン | 不使用 | 31.0% | 16.0% | 10.0% | 365kcal | |
サーモン シニア | サーモン | 不使用 | 33.0% | 16.0% | 10.0% | 365kcal | |
マグロ パピー | まぐろ | 不使用 | 34.0% | 15.0% | 10.0% | 355kcal | |
マグロ(成犬用) | まぐろ | 不使用 | 32.0% | 15.0% | 10.0% | 355kcal | |
マグロ シニア | まぐろ | 不使用 | 34.0% | 15.0% | 10.0% | 355kcal |
プロステージドッグフードには【ル・シアン】、【フォーミュラ】という2つのシリーズがあり、【ル・シアン】のラインナップは8種類、【フォーミュラ】のラインナップは6種類となっています。
シリーズ別のざっくりとした特徴は口コミ・評判の項目でも触れた通りで、【ル・シアン】はグルテンフリーかつ動物性タンパク源が限定されたシリーズです。
そして、【フォーミュラ】はグレインフリーかつ人用の食品レベルの魚肉が主原料として使われているシリーズです。
また、どのラインナップにも人工の酸化防止剤・着色料が使われていません。
ただ、【ル・シアン】の8種類のラインナップのうち6種類に穀物が主原料として使われていることと、一部のラインナップのタンパク質含有量がかなり控えめなことは気になりました。
プロステージドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
米糠、ナマズ魚粉、米粉、ポテトプロテイン、ビートパルプ(プレバイオティクス源)、鶏脂、タピオカ澱粉、ビール酵母、アルファルファミール、脱脂米糠、菜種・大豆油、酵母エキス、植物抽出発酵エキス、精製魚油(DHA・EPA源)、コラーゲン、アガリクス(β-グルカン源)、乾燥ローズマリー、HMBカルシウム、殺菌処理乳酸菌、パン酵母(セレン源)、月見草オイル(リノール酸、γ-リノレン酸源)、殺菌処理ビフィズス菌、ミネラル類(食塩、硫酸亜鉛、塩化カリウム、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-トリプトファン)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸、B2、A、B1、B6、葉酸、K、B12、ビオチン、D3)、香料(バターオイル) |
ここからは、プロステージドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ル・シアン フィッシュ・成犬用」の原材料一覧です)
小麦・牛肉不使用の国産ドッグフード
プロステージドッグフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、小麦・牛肉といったアレルギーの原因になりやすい傾向にあるタンパク源が使われていないことでしょう。
また、【ル・シアン】シリーズの「ポーク」には豚肉以外の動物性タンパク源が、「フィッシュ」には魚肉以外の動物性タンパク源が使われていないため、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応できます。
そして、【フォーミュラ】シリーズはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることから、小麦だけでなく穀物全般にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えることができます。
半分近くのラインナップの主原料が穀物
プロステージドッグフードの原材料一覧を見て気になったのは、半分近くのラインナップの主原料が穀物(米粉/米糠)ということです。
【フォーミュラ】シリーズに関しては、全てのラインナップに魚肉(サーモン/まぐろ)が主原料として使われていますが、【ル・シアン】シリーズで肉類が主原料として使われているのは「ポーク パピー」と「ポーク(成犬用)」だけです。
そのため、愛犬には肉・魚が主原料として使われているドッグフードを与えたいと考えている場合には、選べるラインナップが限られてきます。
ただ、どのラインナップにも人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことは評価できます。
プロステージドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 22.0%以上 |
脂質 | 10.0%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 |
灰分 | 10.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.2%以上 |
リン | 1.0%以上 |
ナトリウム | 0.2%以上 |
エネルギー | 335kcal/100g |
原材料の次は、プロステージドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ル・シアン フィッシュ・成犬用」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
プロステージドッグフードのタンパク質は18.0〜34.0%以上、脂質は6.0〜16.0%以上、カロリーは100gあたり285〜365kcalと、ラインナップによって成分バランスにかなりの開きがあります。
例えば、【ル・シアン】の子犬用フード(パピー)と成犬用フードを比較してみると、子犬用フードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、成犬用フードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。
また、【フォーミュラ】シリーズの「サーモン」は高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、比較的運動量が多い愛犬向きの成分バランスと捉えることができます。
その一方で、【ル・シアン】の2種類の「ライト」は食べすぎてしまう傾向のある愛犬に配慮して、低タンパク・低脂質・低カロリーなドライフードになっています。
ただ、「フィッシュ ライト」に関しては、主食用フードとしてはタンパク質含有量が控えめ過ぎる印象を受けました。
タンパク質が控えめなのは、2種類の「シニア」についても言えることです。
犬にとってタンパク質は大切な栄養素なので、当サイトでは特別なこだわりがない限りは子犬と成犬には高タンパクなドッグフードを、シニア犬には適度にタンパク質が含まれているドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1.8kg (600g×3袋) |
– | 2,039円 | 2,730円 |
6kg (750g×8袋) |
– | 3,980円 | 4,575円 |
プロステージドッグフードを製造・販売しているイースターの公式サイトと楽天市場、Amazonで「ル・シアン フィッシュ(成犬用)」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
そして、1.8kg・6kgのどちらも楽天が最安値という結果になりました!
プロステージドッグフードは店頭ではあまり販売されていない国産ドッグフードなので、プロステージドッグフードを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
まとめ
国産ドッグフードのプロステージには、グルテンフリーかつ動物性タンパク源を限定した「ル・シアン」というシリーズと、グレインフリーかつ人用の食品レベルの魚肉が主原料の「フォーミュラ」というシリーズがあります。
そして、どちらのシリーズのドッグフードにも、人工の酸化防止剤・着色料といった犬に必要のないものは使われておらず、比較的手に取りやすい価格で販売されていることが魅力的です。
その一方で、半分の近くのラインナップの主原料が穀物(米粉/米糠)ということや、一部のラインナップのタンパク質含有量がかなり控えめなことが気になりました。
とは言え、「愛犬には品質と価格のバランスが取れた国産ドッグフードを与えたい」と考えているなら、プロステージドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。