
人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることに加えて、原材料そのものの栄養素ができる限り損なわれないよう、オリジナル製法で作られている国産ドッグフードの愛犬ワンダフル。
また、使われている原材料は国産のものが中心で、「鶏肉タイプ」と「馬肉タイプ」、「鹿肉タイプ」といったメインのタンパク源が違うラインナップを取り揃えています。
今回はそんな愛犬ワンダフルドッグフードの口コミ・評判を107件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
愛犬ワンダフルドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 3.5 |
コスパ | 2.5 |
総合評価 | Bランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
3,476円/800g 5,999円/1.6kg(800g×2袋) 8,371円/2.4kg(800g×3袋) 8,500円/2.5kg 11,000円/3.2kg(800g×4袋) 13,690円/4.0kg(800g×5袋) 15,900円/4.8kg(800g×6袋) 16,250円/4.9kg 16,250円/5.0kg(2.5kg×2袋) 31,260円/9.8kg(4.9kg×2袋) ※鶏肉タイプ ※2025年2月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | ポチたま屋 |
公式サイト | 国産・無添加のペットフードのお店 ポチたま屋 |
当サイトの愛犬ワンダフルドッグフードの総合評価はBランクです。
国産のものを中心に人用の食品レベルの原材料が使われているだけでなく、香料・着色料などの添加物が使われていない無添加にこだわったドッグフードということは魅力的です。
また、メインのタンパク源が違う3種類のフードがあることに加えて、通常のシリーズとは別にグルテンフリーのレシピを採用しているシリーズがあり、愛犬の食の好みや体質に配慮して選べることも評価できます。
その一方で、どのラインナップも育ち盛りの子犬用としては脂質とカロリーに物足りなさを感じることや、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した248種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
愛犬ワンダフルドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、愛犬ワンダフルドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「愛犬の食いつきはいまいちだった」、「値段が高いのがネック」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、愛犬ワンダフルには食いつきをよくするための添加物が使われていないことや、国産のものを中心に人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(17件)
- 値段が高い(11件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年2月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
愛犬ワンダフルの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、愛犬ワンダフルには香料・調味料が使われていないことで、一般的にはそれらの添加物を使って風味が整えられているドッグフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。
そのため、香料・着色料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、愛犬ワンダフルの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、愛犬ワンダフルには”鶏肉”と”馬肉”、”鹿肉”の3種類の風味がありますが、単純に選んだフードの風味が好みに合わなかった可能性も考えられますね。
値段が高い
次に多かった愛犬ワンダフルの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
参考までに一例を挙げると、”鶏肉タイプ”の2.5kgサイズの100gあたりの値段は約340円ということで、確かに激安価格で販売されている国産ドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※調査時点の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、国産のものを中心に人用の食品レベルの良質な原材料が使われていたり、主原料として肉類が使われていたり、手間ひまのかかるオリジナル製法で作られている・・・などのこだわりがあります。
ただ、どれだけ原材料の内容にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。
愛犬ワンダフルドッグフードの良い口コミ・評判
愛犬ワンダフルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「成分バランスが愛犬向き」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、肉類がメインかつ3種類(鶏肉/馬肉/鹿肉)のラインナップがあることや、一般的な主食用ドライフードよりも脂質とカロリーが控えめになっていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(51件)
- 成分バランスがいい(8件)
- 原材料に安心感がある(7件)
- 粒の大きさがちょうどいい(7件)
- うちの犬には合っている(6件)
という結果になっています。
食いつきがいい
愛犬ワンダフルの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
そして、「食いつきはいまいち」というレビューが17件、「食いつきがいい」というレビューが51件という件数を踏まえると、愛犬ワンダフルの嗜好性は平均よりも少し高めくらい・・・という印象を受けました。
食いつきに関してメリットを挙げるとすれば、メインのタンパク源が違う3種類(鶏肉/馬肉/鹿肉)があり、愛犬の食の好みに合わせて選べることです。
また、2種類の粒サイズがあることも食いつきの良し悪しに関係していると考えられます。
成分バランスがいい
次に多かった愛犬ワンダフルの良い口コミ・評判は「成分バランスがいい」という内容のレビューで、どれも脂質とカロリーが控えめなドライフードということに注目する飼い主の声でした。
通常のシリーズは特にカロリーが控えめで、一番カロリーが高い”馬肉タイプ”でも100gあたりのカロリーは310kcalとなっています。
このことから、食欲旺盛で食べ過ぎてしまう傾向のある愛犬向け、という捉え方ができますね。
それと、グルテンフリーのシリーズの100gあたりのカロリーは通常のシリーズよりも高めで、愛犬の運動量・食事量に合わせて選ぶこともできます。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった愛犬ワンダフルの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、愛犬ワンダフルには国産のものを中心に、人用の食品レベルの原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、無添加にこだわっている国産ドッグフードということも安心感に繋がります。
悪い口コミ・評判の項目でも説明したように香料・調味料は使われておらず、見た目をよくする目的で使われる着色料も使われていません。
それだけでなく、合成ミネラル・ビタミンが使われていないことも印象的です。
粒の大きさがちょうどいい
調査した愛犬ワンダフルの良い口コミ・評判の中には、「粒の大きさがちょうどいい」という内容のレビューもありました。
先ほど少し触れましたが、愛犬ワンダフルには”普通粒”と”小粒”といった2種類の粒サイズがあり、普通粒でも一般的なドライフードよりも小ぶりでキューブ状になっています。
そして、さらに小ぶりな小粒はチワワやトイプードルなどの超小型犬用向け、と捉えることができます。
うちの犬には合っている
通販サイトとSNSで愛犬ワンダフルの口コミ・評判を調査していると、「うちの犬には合っている」という内容のレビューも見られました。
この理由としてまず考えられるのは、愛犬ワンダフルは肉類が主原料かつ適度にタンパク質が含まれていることです。
対照的に、販売価格が安くなるにつれて肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、愛犬ワンダフルにはグルテンフリーのシリーズもあることから、小麦アレルギーの愛犬にも対応できます。
愛犬ワンダフルドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
成分バランスがいい | |
原材料に安心感がある | |
粒の大きさがちょうどいい | |
うちの犬には合っている |
愛犬ワンダフルドッグフードの悪い口コミ・評判は「愛犬の食いつきはいまいちだった」、「値段が高いのがネック」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、愛犬ワンダフルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「成分バランスが愛犬向き」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、肉類がメインかつ3種類(鶏肉/馬肉/鹿肉)のラインナップがあることや、一般的な主食用ドライフードよりも脂質とカロリーが控えめになっていることが関係していると考えられます。
愛犬ワンダフルドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
鶏肉タイプ | 鶏肉 | 玄米、うるち米、小麦 | 22% | 8% | 8% | 300kcal |
馬肉タイプ | 馬肉 | 玄米、うるち米、小麦 | 22% | 8% | 8% | 310kcal |
鹿肉タイプ | 鹿肉 | 玄米、うるち米、小麦 | 22% | 8% | 8% | 290kcal |
お米のドッグフード 鶏肉タイプ | 鶏胸肉 | 上新粉、炒飯玄米 | 25% | 8.0% | 8.0% | 335kcal |
お米のドッグフード 馬肉タイプ | 馬肉 | 上新粉、炒飯玄米 | 26% | 8.0% | 8.0% | 350kcal |
お米のドッグフード 鹿肉タイプ | 鹿肉 | 上新粉、炒飯玄米 | 25% | 8.0% | 8.0% | 346kcal |
愛犬ワンダフルドッグフードには通常のシリーズとは別に、グルテンフリーのレシピを採用している【お米のドッグフード】というシリーズがあり、それぞれのシリーズで「鶏肉タイプ」と「馬肉タイプ」、「鹿肉タイプ」の3種類があります。
また、シリーズによってタンパク質・カロリーの数値にも違いが見られ、【お米のドッグフード】は通常のシリーズよりもタンパク質・カロリーが高めです。
このことから、愛犬の食の好みや体質だけでなく、運動量・食事量に配慮して選ぶこともできます。
愛犬ワンダフルドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
鶏肉、鶏レバー、玄米、うるち米、生おから、小麦、カボチャ、さつまいも、ニンジン、すり胡麻、本鰹節、米油、菜種油、卵殻カルシウム、ビール酵母、イワシ粉、昆布 |
ここからは、愛犬ワンダフルドッグフードの原材料を評価していきます!
(※表は「鶏肉タイプ」の原材料一覧です)
国産のものを中心にして良質な原材料を使用
愛犬ワンダフルの特徴としてまず挙げられるのは、国産のものを中心にして人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることです。
そして、ラインナップ別の原材料一覧に目を通してみた限りでも、内容が不明瞭な原材料表記は一切見当たりませんでした。
さらに、ドッグフードの製造はすべて国内の工場で行われているだけでなく、原材料そのものの栄養素ができる限り損なわれないよう手間ひまのかかるオリジナル製法で作られており、品質面に対しての強いこだわりが感じられます。
主原料として肉類が使われているドッグフード
肉類の割合を減らして穀物の割合を増やせばコストを抑えられるというメリットがありますが、穀物の割合を増やせば増やすほど肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容からは遠ざかります。
それに対して、愛犬ワンダフルには穀物ではなく肉類が主原料として使われており、犬本来の食事内容に配慮されたドッグフード、という捉え方ができます。
気になった点を挙げるとすれば、肉類の割合までは補足されておらず、割合が明記されているドッグフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。
小麦が使われていないグルテンフリーのシリーズもあり
種類別の項目でも説明した通り、愛犬ワンダフルには小麦が使われていないグルテンフリーのシリーズがあります。
また、通常のシリーズも含めて「鶏肉タイプ」なら動物性タンパク源が鶏と魚、「馬肉タイプ」なら動物性タンパク源が馬と魚、「鹿肉タイプ」なら動物性タンパク源が鹿と魚と、動物性タンパク源の種類が少なめで、食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。
ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われているので、該当する愛犬に与えるのは避けてください。
香料・着色料などの犬に必要のないものは不使用
愛犬ワンダフルには、香料・着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。
また、合成ビタミン・ミネラルが使われていないことも特徴として挙げられますが、合成ビタミン・ミネラルは主食用としての栄養基準を満たすために使われるものです。
このことから、合成ビタミン・ミネラルが使われているとしても、当サイトでは減点要素にはしていません。
愛犬ワンダフルドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 22%以上 |
脂質 | 8%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
灰分 | 2.5%以下 |
水分 | 8%以下 |
エネルギー | 300kcal/100g |
原材料の次は、愛犬ワンダフルドッグフードの成分を評価していきます!
(※表は「鶏肉タイプ」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
直前の項目で触れたように、愛犬ワンダフルには合成ビタミン・ミネラルが使われていませんが、販売ページには”総合栄養食相当”という説明がされています。
このことを踏まえつつ、主要な成分値に目を通してみると、通常のシリーズのタンパク質は22%以上、脂質は8%以上、水分は8%以下、カロリーは100gあたり290~310kcalと、適度にタンパク質を含みつつも低脂質・低カロリーなドライフードになっています。
このような成分バランス上、食欲旺盛で食べ過ぎてしまう傾向のある成犬用として特におすすめです。
そして、グルテンフリーのシリーズの【お米のドッグフード】に関してはタンパク質が25~26%以上、脂質が8%以上、水分が8%以下、カロリーが100gあたり335~350kcalと、通常のシリーズよりもタンパク質とカロリーが高めです。
と言っても、一般的な主食用ドライフードと比べるとカロリーはやや控えめと言えるくらいの範囲で、室内飼いで運動量が少ない成犬や歳をとって活動量が落ちたシニア犬向け、という捉え方ができます。
その一方で、どちらのシリーズも育ち盛りの子犬や活発な成犬、少食の成犬用としてのおすすめ度は下がります。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
800g | – | 3,476円 | 3,600円 |
1.6kg(800g×2袋) | – | 5,999円 | 6,200円 |
2.4kg(800g×3袋) | – | 8,371円 | 8,750円 |
2.5kg | – | 8,500円 | 8,700円 |
3.2kg(800g×4袋) | – | 11,000円 | 11,300円 |
4.0kg(800g×5袋) | – | 13,690円 | – |
4.8kg(800g×6袋) | – | 15,900円 | – |
4.9kg | – | 16,250円 | 16,450円 |
5.0kg(2.5kg×2袋) | – | 16,250円 | 16,450円 |
9.8kg(4.9kg×2袋) | – | 31,260円 | – |
愛犬ワンダフルの販売元のポチたま屋の公式サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、公式サイトでは基本的に販売はしていないとのことでした。
そして、楽天市場やAmazonにはポチたま屋の公式ショップがあり、それぞれの通販サイトで取り扱いサイズ・セットと販売価格に違いがありました。
(※販売状況と販売価格は2025年2月に確認しました)
と言っても、楽天とAmazonで極端な価格差はないので、ご自身の使い勝手のいいサイトを利用するのがいいでしょう。
ただ、楽天では愛犬ワンダフルを定期購入できるようになっており、通常価格よりも定期価格の方が安くなっているので、継続して購入するなら楽天で定期購入した方がお得です。
まとめ
愛犬ワンダフルは国産のものを中心に、人用の食品レベルの良質な原材料が使われているドライタイプの国産ドッグフードで、原材料そのものの栄養素ができる限り損なわれないように、手間ひまのかかるオリジナル製法で作られています。
また、無添加にこだわっていることも特徴の一つで、香料・着色料などの犬に必要のないものが使われていないだけでなく、合成ビタミン・ミネラルも使われていません。
そして、メインのタンパク源が違う3種類のラインナップがあるほか、グルテンフリーのレシピを採用したシリーズもあり、愛犬の食の好みや体質に配慮して選べます。
決して安いとは言えない価格帯ではあるものの、「愛犬には品質面・安全性ともにきちんと配慮された国産ドッグフードを与えたい」と考えているなら、愛犬ワンダフルは選択肢の一つになるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した248種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。