オーシーファームが製造・販売しているワンディッシュドッグフードには、良質な動物性タンパク源である生肉が主原料として使われているだけでなく、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われていません。
また、原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないよう、低温でじっくりと乾燥させて製造されていることも特徴です。
今回はそんなワンディッシュドッグフードの口コミ・評判を104件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ワンディッシュドッグフードの悪い口コミ・評判
ワンディッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「毎食与えるには値段が高い」、「我が家の愛犬はあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ワンディッシュには生肉が主原料として使われていることや手間ひまがかかる低温製法で作られていること、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(8件)
- 食いつきはいまいち(6件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年5月に楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
ワンディッシュの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
参考までに例を挙げると、ワンディッシュの500gサイズの100gあたりの販売価格は約280円と、確かにホームセンターなどでよく見かける市販の国産ドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※通常のワンディッシュの調査時点の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、生肉が主原料として使われていることに加えて小麦グルテンフリーのレシピを採用していたり、手間ひまがかかる低温製法で作られている・・・などのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
食いつきはいまいち
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「あまり食べない」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューです。
食いつきが悪い理由としてまず考えられるのは、ワンディッシュには人工の香料や動物性油脂が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。
一般的には人工の香料や動物性油脂を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、それらが使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、ワンディッシュの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、ワンディッシュには動物性タンパク源の内容が違う2種類のラインナップがありますが、選んだフードの風味が好みに合わなかった可能性も考えられますね。
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ワンディッシュドッグフードの総合評価
ワンディッシュドッグフードの良い口コミ・評判
ワンディッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができる国産ドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ワンディッシュは原材料の香りができる限り損なわれないように低温でじっくりと乾燥させて製造されていることや、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(43件)
- 原材料に安心感がある(22件)
- うちの犬には合っている(11件)
- 成分バランスがいい(5件)
- 粒の大きさが食べやすそう(5件)
- 国産だから安心感がある(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ワンディッシュの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが6件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが43件という件数を踏まえても、ワンディッシュはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。
これだけ食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、ワンディッシュには複数の動物性タンパク源が使われていることに加えて、原材料そのものの香りをできる限り損なわれないように独自の低温製法で作られていることです。
また、ワンディッシュは動物性油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフードということもあり、ドライフードによくありがちなキツい匂いはせず、自然な香りに仕上げられています。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「ワンディッシュは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードもありますが、ワンディッシュにはそれらの添加物が一切使われていません。
人工の酸化防止剤についてはフードの酸化を抑えるために使われるものですし、「基準内なら使われていても問題ない」という考え方も、「使われていること自体が問題」という考え方も間違いとは言い切れません。
ただ、犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
うちの犬には合っている
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由としてまず考えられるのは、ワンディッシュには動物性タンパク源が主原料として使われていることです。
その一方で、安さをウリにしているフードのほとんどは穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ワンディッシュは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも関係していると考えられます。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、ワンディッシュの成分バランスを評価するレビューもありました。
ワンディッシュは生肉が主原料かつ高タンパクなドライフードになっており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、高タンパクな一方で脂質とカロリーはやや控えめに調整されており、室内飼いされていることが多くて運動量が控えめな傾向にある日本の飼い犬向け、と言えるでしょう。
粒の大きさが食べやすそう
通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「粒の大きさが食べやすそう」というレビューも確認できました。
ワンディッシュには小粒と中粒の2サイズがあり、小粒は直径約6mmで長さは約5〜10mm程度、中粒は直径約8mmで長さは約10〜15mm程度になっています。
このことから、あまり体が大きくない愛犬や歳をとった愛犬には小粒を、体が大きい愛犬や噛みごたえのある粒サイズが好みの愛犬には中粒を・・・といったようにフードを選ぶこともできます。
国産だから安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ワンディッシュは国産だから安心感がある」という内容のレビューです。
実際のところは国産だからといって必ずしも品質や安全性が優れているというわけではなく、それよりも安さをウリにしている国産フードがまだまだ多いのが現状です。
そんな状況の中、ワンディッシュには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われておらず、主原料には良質な動物性タンパク源である生肉が使われています。
さらに、小麦グルテンフリーのレシピを採用、ノンオイルコーティングのドライフードといったこだわりもあり、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。
ワンディッシュドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
食いつきはいまいち | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの犬には合っている | |
成分バランスがいい | |
粒の大きさが食べやすそう | |
国産だから安心感がある |
ワンディッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「毎食与えるには値段が高い」、「我が家の愛犬はあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ワンディッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができる国産ドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ワンディッシュは原材料の香りができる限り損なわれないように低温でじっくりと乾燥させて製造されていることや、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。
ワンディッシュドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|
Wan! Dish | 豚肉 | 30% | 10% | 348kcal |
Wan! Dish【鹿肉×魚】 | 鹿肉 | 30% | 10% | 348kcal |
ワンディッシュドッグフードには2種類のラインナップがあり、それぞれで動物性タンパク源の内容が違います。
通常のものにはメインのタンパク源として豚・牛・鶏・魚が使われているのに対して、【鹿×魚】には豚と牛が使われていないので、愛犬のアレルギーに配慮してどちらかを選ぶことができます。
なお、公開されている成分表を見た限りでは、どちらのフードも成分値には違いがありません。
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ワンディッシュドッグフードの総合評価
ワンディッシュドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
生肉(豚肉、牛肉、鶏肉、魚肉、豚レバー)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、グレインソルガム)、豚脂、コプラフレーク(パームヤシ由来)、魚粉、サツマイモ、煎りゴマ、ひまわり油、脱脂米ぬか、ホエイ蛋白、アスコフィラム・ノドサム(海草)、脱脂粉乳、ガラクトオリゴ糖、乳酸菌群 ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、ワンディッシュドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は通常のフードの原材料一覧です)
生肉が主原料の国産ドッグフード
ワンディッシュの特徴としてまず挙げられるのは、生肉が主原料として使われている国産ドッグフードということでしょう。
通常のワンディッシュには「豚肉・牛肉・鶏肉・魚肉・豚レバー」が、【鹿×魚】にはその名の通り「鹿・魚」が使われており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、2種類のフードで動物性タンパク源の内容が違うことから、アレルギーや食の好みに配慮して愛犬に合ったフードを選べることも強みです。
それに加えて、どちらのラインナップも小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも見逃せません。
ただ、ワンディッシュには豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、体質によってはワンディッシュが合わない可能性はあります。
人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用
口コミ・評判の項目でも触れましたが、ワンディッシュには人工の酸化防止剤や着色料はもちろん、食いつきをよくするために使われる人工の香料も使われていません。
それだけでなく、動物性油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフードということも特徴です。
また、ドライフードの多くは生産性を重視して高温調理されていますが、ワンディッシュは良質な原材料の香りや栄養素をできる限り損なわれないように、じっくりと時間をかけて低温調理されていることも評価できます。
ワンディッシュドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 30%以上 |
粗脂肪 | 10%以上 |
粗繊維 | 2%以下 |
粗灰分 | 7%以下 |
水分 | 10%以下 |
エネルギー | 348kcal/100g |
原材料の次は、ワンディッシュドッグフードの成分を評価していきます。
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ワンディッシュのタンパク質は30%以上、脂質は10%以上、カロリーは100gあたり348kcalと、高タンパクかつ脂質とカロリーはやや控えめに調整されています。
こういった成分バランス上、室内飼いで運動量がそれほど多くない成犬や、歳をとって運動量が落ちたシニア犬の主食としてぴったりです。
その一方で、運動量が多くて活発な成犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
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ワンディッシュドッグフードの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
100g | 550円 | 550円 | – |
500g | 1,375円 | 1,375円 | – |
ワンディッシュを製造・販売しているオーシーファームの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで通常のワンディッシュの販売状況を調査してみたところ、Amazonではワンディッシュは販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
そして、公式通販サイトと楽天の最安値は変わらずという結果になりました。
そのため、情報の入力や支払い方法など、使いやすい方のサイトで購入するといいでしょう。
ワンディッシュドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 1.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
550円/100g 1,265円/500g ※2023年6月に公式サイト・楽天で確認 |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 有限会社オーシーファーム |
当サイトのワンディッシュドッグフードの総合評価はBランクです。
生肉が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用していることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないノンオイルコーティングのドライフードということは魅力的です。
また、独自の低温製法で作られていることや、室内飼いされていることが多くて運動量が控えめな傾向にある日本の飼い犬の成分バランス、ということも評価できます。
決して安いとは言えない価格ではあるものの、「愛犬には安全性にきちんと配慮されている国産ドッグフードを与えたい」と考えているなら、ワンディッシュを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。