オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

オリジンドッグフードは動物性タンパク源の内容が違うドライフードを取り揃えているほか、年齢や犬種(サイズ)に合わせて成分バランスを調整したドライフードもあります。

その一方で、どのラインナップにも共通して言えることもあり、オリジンのドッグフードを選ぶにあたっては、それぞれのフードの特徴をきちんと把握しておくことが大切です。

この記事では、オリジンドッグフードの種類別の共通点とそれぞれの特徴を解説しているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

オリジンドッグフードの種類別の共通点

それでははじめに、オリジンドッグフードの種類別の共通点から挙げていきます。

オリジンドッグフードはどのラインナップにも複数の動物性タンパク源が贅沢に使われており、動物性原材料の割合が全体の約85%も占めています。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることに加えて、炭水化物量が20%以下の高タンパクなドライフードということも共通しています。

 

そして、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物も使われていません。

粒サイズについては大きめで、どれも平ぺったい丸型の粒になっています。

なお、以下の記事ではオリジンドッグフードの口コミ・評判を整理し、原材料と成分も踏まえて総合的な評価をしているので、あわせて参考にしてみてください。

オリジン「パピー」の特徴

主原料 新鮮鶏肉
動物性タンパク源 鶏、七面鳥、魚、卵
タンパク質(以上) 38%
脂質(以上) 20%
粗繊維(以下) 5%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 400kcal
内容量 340g/2kg/6kg/11.4kg
対象 全犬種・子犬

オリジン「パピー」は全犬種対応の子犬用フードで、「鶏/七面鳥/魚/卵」といった複数の動物性タンパク源が使われています。

そして、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、全ラインナップの中で一番脂質とカロリーが高くなっています。

なお、「パピー」に限った話ではありませんが、オリジンの粒の大きさは直径12mm程度と、体の小さな子犬用のドライフードにしては大きめです。

そのため、場合によっては食べやすい大きさに砕いてから与えたり、ぬるま湯でふやかしてから与える必要があるかもしれません。

オリジン「パピーラージ」の特徴

主原料 新鮮鶏肉
動物性タンパク源 鶏、七面鳥、魚、卵
タンパク質(以上) 38%
脂質(以上) 16%
粗繊維(以下) 6%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 376kcal
内容量 11.4kg
対象 大型犬・子犬

オリジン「パピーラージ」は商品名の通り、大型犬の子犬向けに作られているドッグフードです。

原材料の内容自体は「パピー」とほぼ変わりませんが、大型犬の子犬に配慮して成分バランスが調整されており、「パピー」と比べると脂質とカロリーが控えめになっています。

また、内容量が11.4kgの大容量サイズだけなので、開封してから1ヶ月程度で1袋使い切れそうになければ、そのほかのラインナップから選ぶといいでしょう。

オリジン「オリジナル」の特徴

主原料 新鮮鶏肉
動物性タンパク源 鶏、七面鳥、魚、卵
タンパク質(以上) 38%
脂質(以上) 18%
粗繊維(以下) 5%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 386kcal
内容量 340g/2kg/6kg/11.4kg
対象 全犬種・全年齢

オリジン「オリジナル」は、犬種や年齢を問わず与えられる全犬種・全年齢対応の主食用ドッグフードで、オリジンの定番と言えるラインナップです。

原材料の内容は、先に取り上げている2種類の子犬用フードとほとんど変わりませんが、脂質とカロリーは「パピー」と「パピーラージ」の中間くらいになっています。

ただ、一般的な成犬用の主食用ドライフードと比べると、高タンパク・高脂質・高カロリーなので、育ち盛りの子犬や運動量が多い活発な成犬、少食でたくさんの量が食べられない成犬用フードとしておすすめです。

その一方で、運動量が少ない成犬や、食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしては向いていません。

オリジン「レジオナルレッドドッグ」の特徴

主原料 生牛肉
動物性タンパク源 牛、猪、羊、豚、魚、卵
タンパク質(以上) 38%
脂質(以上) 18%
粗繊維(以下) 5%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 386kcal
内容量 2kg/6kg/11.4kg
対象 全犬種・全年齢

オリジン「レジオナルレッドドッグ」も「オリジナル」と同じく、全年齢・全犬種対応の主食用ドッグフードです。

また、主要な成分バランスも「オリジナル」と変わりませんが、「レジオナルレッドドッグ」は動物性タンパク源の種類が「牛/猪/羊/豚/魚/卵」となっています。

このことから、食の好みに合わせて選べますし、「レジオナルレッドドッグ」には鶏肉と七面鳥肉が使われていないので、体質に合わせて選ぶこともできます。

オリジン「ツンドラドッグ」の特徴

主原料 生ラム肉
動物性タンパク源 羊、鹿、鴨、魚、豚、卵
タンパク質(以上) 40%
脂質(以上) 18%
粗繊維(以下) 5%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 386kcal
内容量 2kg/6kg/11.4kg
対象 全犬種・全年齢

オリジン「ツンドラドッグ」は生ラム肉が主原料のドッグフードで、全ラインナップの中で一番高タンパクになっています。

また、ラム(羊)以外の動物性タンパク源は「鹿/鴨/魚/豚/卵」と、「オリジナル」と「レジオナルレッドドッグ」とは違います。

脂質とカロリーについては、2種類の全犬種・全年齢対応フードと変わらないので、成分バランスに注目してどれかを選ぶというよりは、愛犬の食の好みや体質に配慮して選ぶのがいいでしょう。

なお、アレルギーの原因は犬によって様々ではあるものの、「ツンドラドッグ」に使われている動物性タンパク源はアレルギーの原因になりにくいものなので、食に敏感な愛犬のフード選びで迷った時には「ツンドラドッグ」をおすすめします。

オリジン「シニア」の特徴

主原料 新鮮鶏肉
動物性タンパク源 鶏、七面鳥、魚、卵
タンパク質(以上) 38%
脂質(以上) 15%
粗繊維(以下) 6%
水分(以下) 12%
カロリー(100gあたり) 371kcal
内容量 2kg/6kg/11.4kg
対象 全犬種・シニア犬

オリジン「シニア」は全犬種対応のシニア犬用ドッグフードで、全ラインナップの中では一番脂質とカロリーが控えめです。

と言っても、一般的なシニア犬向けの主食用ドライフードと比べると、高タンパク・高脂質・高カロリーになっているので、活動量が落ちたのに食事量が変わらないシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

その一方で、少食のシニア犬用フードとしては向いています。

なお、原材料の内容自体は、「オリジナル」や2種類の子犬用フードとほぼ変わりません。

まとめ

オリジンドッグフードのラインナップは「パピー」、「パピーラージ」、「オリジナル」、「レジオナルレッドドッグ」、「ツンドラドッグ」、「シニア」の6種類で、どれも動物性原材料が贅沢に使われている高タンパク・低炭水化物なグレインフリーフードです。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも共通していますが、年齢・犬種別にラインナップを分けてみると、主要な成分バランスに違いがあります。

ただ、全体的に高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向にあることは変わらないので、当サイトでは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬の主食として特におすすめしています。

それと、3種類の全年齢対応フードは動物性タンパク源の内容が違うので、愛犬の食の好みや体質に合わせて選ぶこともできますよ。

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