愛猫の食の好みやお悩みに配慮して選べるように、「カーニボア」や「センシティブ」などの6つのシリーズがあり、それぞれで原材料の内容や成分バランスが調整されているgo!キャットフード。
そして、どのフードにも人工の酸化防止剤・香料・着色料は使われておらず、動物性タンパク源が主原料かつ、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しています。
今回は、そんなgo!キャットフードの口コミ・評判を111件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました！
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
go!キャットフードの総合評価
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原材料 | |
| 成分 | |
| 安全性 | |
| 食いつき | |
| コスパ | |
| 総合評価 | Bランク （S～Eの6段階評価） |
| 価格/内容量 | 1,815円/500g 18,700円/7.25kg ※カーニボア「チキン」 ※2025年12月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
| 対応年齢 | 全年齢対応 （種類により異なる） |
| 原産国 | カナダ |
| 販売会社 | グローバルペットニュートリション株式会社 |
| 公式サイト | GO!SOLUTIONS|猫たちの悩みを解決するソリューションフード |
当サイトのgo!キャットフードの総合評価はBランクです。
主原料として動物性タンパク源を使用、着色料などの猫に必要のないものは不使用、という条件を満たしていることに加えて、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることは魅力的です。
そして、7種類のドライタイプのキャットフードを取り揃えていることも評価できますが、カーニボア以外のシリーズのタンパク質含有量には、若干の物足りなさを感じました。
また、全体的に高カロリーな傾向があることや、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。
go!キャットフードの悪い口コミ・評判
続いて、go!キャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう！
まず、悪い口コミ・評判については、「食いつきはいまいちだった」、「値段が高いのがネック」、「小粒だから食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、食いつきをよくするための添加物が使われていないことや、良質な動物性原材料が贅沢に使われていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち（19件）
- 値段が高い（8件）
- 小粒で食べづらそう（3件）
- うちの猫には合わなかった（3件）
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年12月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
go!キャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。
この理由として考えられるのは、go!キャットフードには人工の香料・調味料が使われていないことで、一般的にはそれらの添加物を使って風味が整えられているキャットフードの方が、食いつきがいい傾向にあります。
そのため、人工の香料・調味料が使われていないキャットフードを食べ慣れていない猫にとっては、go!キャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、go!キャットフードには複数のラインナップがありますが、単純に選んだフードの風味が好みに合わなかった可能性も考えられますね。
値段が高い
次に多かったgo!キャットフードの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
参考までに一例を挙げると、カーニボアの「チキン」の100gあたりの値段は約363円ということで、店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安キャットフードと比べると、かなり高いです。
（※調査時点の500gサイズの販売価格を参考にしています）
もちろん値段が高いのには理由があり、動物性原材料が贅沢に使われていたり、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用している、などのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってキャットフードを選んでも、継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のキャットフードの中から選ぶことをおすすめしています。
小粒で食べづらそう
そのほかに見つかったgo!キャットフードの悪い口コミ・評判は、「小粒で食べづらそう」という内容のレビューです。
ラインナップによって粒の大きさ・形状は違うものの、go!キャットフードはどれも小粒と言えるサイズ感のドライフードなので、噛みごたえのある大きめの粒が好きな猫にとっては、食べづらそうと感じるかもしれません。
ただ、メインクーンなどの大柄な猫でも、小粒のドライフードを少しずつ食べるのが好きな場合もありますし、粒の大きさに関しての口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
うちの猫には合わなかった
go!キャットフードの悪い口コミ・評判の中には、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューもありました。
具体的には、「軟便気味になった」、「吐き戻してしまった」という飼い主の声です。
軟便・吐き戻しといった消化不良の原因として考えられるのは、食物アレルギーや餌の急な切り替えです。
ここまでに何度か触れたように、go!キャットフードはグルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しているものの、猫によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、カーニボアの「チキン」には【鶏・七面鳥・鴨・魚・卵】が使われていますが、特定の動物性タンパク源が体質に合わないこともあります。
そのため、食に敏感な愛猫にgo!キャットフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも気を配っておくといいでしょう。
go!キャットフードの良い口コミ・評判
go!キャットフードの良い口コミ・評判は、「食いつきがよくて満足」、「安心して愛猫に与えられる」、「小粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、動物性タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることや、猫に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい（40件）
- 原材料に安心感がある（14件）
- 小粒で食べやすそう（12件）
- うちの猫には合っている（12件）
という結果になっています。
食いつきがいい
go!キャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが19件、「食いつきがいい」というレビューが40件という件数を踏まえると、go!キャットフードの嗜好性は高くもなく低くもない平均的なライン、という印象を受けました。
食いつきに関しての強みを挙げるとすれば、フードによって使われている動物性タンパク源の種類が違うことで、悪い口コミ・評判の項目でも取り上げましたが、カーニボアの「チキン」には、【鶏・七面鳥・鴨・魚・卵】が使われています。
その一方で、「サーモン」については【魚類】だけに限定されており、魚風味の愛猫には「サーモン」を・・・といった選び方ができます。
原材料に安心感がある
次に多かったgo!キャットフードの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず第一に、go!キャットフードには副産物が使われておらず、良質な動物性原材料が使われていることが、安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の香料に頼らず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
着色料はキャットフードの見た目を良くする目的で使われますが、そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありませんからね。
小粒で食べやすそう
「小粒で食べにくそう」というレビューとは対照的に、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューも確認できました。
悪い口コミ・評判の項目でも説明した通り、go!キャットフードは小粒のドライフードになっており、固形物を食べ慣れていない子猫や、歳をとったシニア猫にも食べやすいサイズ感と捉えることができます。
とは言え、愛猫の好みを完璧に把握していな限りは、実際に食べさせてみないことには何とも言えない・・・くらいに思っておいた方が無難です。
うちの猫には合っている
そのほかに確認できたgo!キャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、どのフードにも動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることです。
その一方で、安さをウリにしているキャットフードの多くには、動物性タンパク源よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなりません。
そして、穀物の割合が多い高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすく、穀物全般が体質に合わないこともありますが、go!キャットフードなら小麦アレルギーの愛猫にも、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応できます。
さらに、動物性タンパク源が限定されたフードもあり、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛猫にも合わせやすくなっています。
go!キャットフードの口コミ・評判まとめ
| 項目 | 口コミ内容 |
|---|---|
| 悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
| 値段が高い | |
| 小粒で食べづらそう | |
| うちの猫には合わなかった | |
| 良い口コミ | 食いつきがいい |
| 原材料に安心感がある | |
| 小粒で食べやすそう | |
| うちの猫には合っている |
go!キャットフードの悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいちだった」、「値段が高いのがネック」、「小粒だから食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、go!キャットフードの良い口コミ・評判は、「食いつきがよくて満足」、「安心して愛猫に与えられる」、「小粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、動物性タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることや、猫に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。
go!キャットフードの種類
| シリーズ名 | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 （以上） |
脂質 （以上） |
水分 （以下） |
エネルギー （100gあたり） |
対象 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カーニボア | チキン | チキンミール | 不使用 | 46.0% | 18.0% | 10.0% | 429.8kcal | 全年齢 |
| サーモン | サーモン生魚（骨抜き） | 不使用 | 42.0% | 16.0% | 10.0% | 423.9kcal | 全年齢 | |
| センシティブ | ダック | ダック生肉（骨抜き） | 不使用 | 31% | 15% | 10% | 422.2kcal | 全年齢 |
| 皮膚+被毛ケア | サーモン | サーモン生魚（骨抜き） | 不使用 | 30% | 14% | 10% | 412.2kcal | 全年齢 |
| 体重管理+関節ケア | チキン | チキン生肉（骨抜き） | 不使用 | 30% | 10% | 10% | 369.2kcal | 成猫以上 |
| 消化+腸の健康ケア | サーモン | サーモンミール | オートミール、全粒オーツ麦、ライ麦、ミレット、キヌア、ソルガム | 30% | 14% | 10% | 408.3kcal | 全年齢 |
| 毛玉+下部尿路ケア | チキン | チキン生肉（骨抜き） | 白米、オートミール、ススキ粉 | 30% | 14% | 10% | 392.2kcal | 成猫以上 |
go!キャットフードには【カーニボア】、【センシティブ】、【皮膚+被毛ケア】、【体重管理+関節ケア】、【消化+腸の健康ケア】、【毛玉+下部尿路ケア】という6つのシリーズがあります。
そして、【カーニボア】には2種類のドライフードが、それ以外のシリーズは1種類ずつドライフードがあります。
また、シリーズ名からも連想できるように、【体重管理+関節ケア】なら低脂質・低カロリーに調整されているほか、関節に配慮してコンドロイチンが配合されている・・・といった特徴があります。
なお、【カーニボア】については、動物性原材料の割合が原材料全体の7割以上を占めていることもあってか、非常に高タンパクなドライフードになっています。
go!キャットフードの原材料の評価
ここからは、go!キャットフードの原材料を評価していきます！
（※表はカーニボア「チキン」の原材料一覧です）
主原料として動物性タンパク源が使われている
go!キャットフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、主原料として動物性タンパク源が使われていることです。
対照的に、販売価格が安くなるにつれて動物性タンパク源の割合が減り、それよりも安く仕入れられる穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物の割合が増えれば増えるほど、肉食動物の猫本来の食事内容からは遠ざかります。
また、口コミ・評判の項目でも触れたように、穀物の割合が多い高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。
なお、”チキンミール”や”ダックミール”、”ターキーミール”といった表記を見て、人用の食肉としては出回らない“副産物”を連想する方もいるかもしれませんが、go!キャットフードには副産物は使われていません。
“ミール”という表記も、”粉末状に砕いた”という本来の意味で使われているだけなので、原材料の品質面について神経質になる必要はないでしょう。
それに加えて、着色料などの猫に必要のないものは一切使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。
グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用
go!キャットフードは、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることも特徴です。
これも口コミ・評判の項目で説明したことですが、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、go!キャットフードなら小麦アレルギーの愛猫にも安心して与えられます。
また、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、どのラインナップにもそれらのタンパク源が使われていません。
さらに、動物性タンパク源が限定されたキャットフードもあることから、食に敏感で複数のタンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすいです。
go!キャットフードの成分の評価
| 成分表 | |
|---|---|
| タンパク質 | 46.0%以上 |
| 脂質 | 18.0%以上 |
| 粗繊維 | 1.5%以下 |
| 灰分 | 9.0%以下 |
| 水分 | 10.0%以下 |
| リン | 1.1%以上 |
| マグネシウム | 0.09%以上 |
| タウリン | 0.21%以上 |
| オメガ6脂肪酸 | 2.9%以上 |
| オメガ3脂肪酸 | 0.3%以上 |
| エネルギー | 429.8kcal/100g |
原材料の次は、go!キャットフードの成分を評価していきます！
（※表はカーニボア「チキン」の成分表です）
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
go!キャットフードのタンパク質は30～46%以上、脂質は10～18%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり369.2～429.8kcalと、フードによって主要な成分バランスに開きがあります。
ただ、体重管理+関節ケア「チキン」を除けば、高カロリーなドライタイプのキャットフードになっており、運動量が多い活発な成猫や少食の成猫向け、という捉え方ができます。
また、カーニボアの2種類のフードについては、高カロリーかつ高タンパク・高脂質という成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用としておすすめです。
その一方で、カーニボア以外のシリーズのタンパク質含有量には、若干の物足りなさを感じました。
最安値は？公式・楽天・Amazonで価格を調査
| 内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
|---|---|---|---|
| 30g | – | 165円 | – |
| 500g | 1,815円 | 1,815円 | 1,815円 |
| 7.25kg | 18,700円 | 18,700円 | 18,700円 |
go!キャットフードの公式サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、30gサイズは楽天以外では販売されていませんでした。
（※表の価格はカーニボア「チキン」のもので、販売状況と販売価格は2025年12月に確認しました）
そして、500g・7.25kgの2サイズについては、公式サイトの販売価格と楽天・Amazonの最安値は変わらず、という結果になりました！
go!キャットフードを店頭で取り扱っている販売店は少ないので、go!キャットフードを購入するなら、販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
go!キャットフードのお試しサンプルはある？
公式サイトと楽天・Amazonで調査してみた限りでは、go!キャットフードのお試しサンプルの無料配布は行われていませんでしたが、直前の項目でも説明した通り、楽天では30gの少量サイズが165円で販売されています。
ただ、数食分くらいの少量だけだと、物珍しさで食べているだけの可能性がありますし、愛猫の体質に合っているかの判断もきちんとできません。
このことから、当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかを時間をかけて確認することをおすすめしています。
まとめ
go!キャットフードには6つのシリーズがあり、どのフードも動物性タンパク源が主原料、着色料などの猫に必要のないものは不使用、という条件を満たしています。
それに加えて、原材料の内容や成分バランスの傾向が違う6つのシリーズがあり、愛猫の食の好みやお悩みに配慮して選べることも強みです。
その一方で、カーニボアシリーズ以外のタンパク質含有量には、若干の物足りなさを感じました。
また、決して安いとは言えない価格のキャットフードなので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。
