モグワンは全犬種・全年齢対応のドライタイプの主食用ドッグフードなので、シニア犬(老犬)にも毎日の主食として与えることができます。
もちろん、全年齢対応のドライフードが必ずしもシニア犬に向いているとは限りませんが、モグワンはそれほど運動量が多くない室内飼いの小型犬向けの成分バランスと粒サイズになっており、7歳以上の愛犬にも一度お試ししてみる価値のあるドライフードです。
この記事では、モグワンがシニア犬(老犬)におすすめな7つの理由と給与量を解説しているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
モグワンをシニア犬(老犬)におすすめする7つの理由
それではさっそく、モグワンをシニア犬(老犬)におすすめする7つの理由を順番に見ていきましょう。
メインのタンパク源に良質なチキンとサーモンを使用
まず言えることは、モグワンはメインのタンパク源に良質なチキンとサーモンが使われていることです。
対照的に、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているドッグフードも珍しくありませんが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
それに対して、モグワンは肉・魚の割合が全体の半分以上を占める高タンパクなドライフードになっており、犬本来の食事内容に配慮されたドッグフードと捉えることができます。
低脂質でカロリーは標準的な範囲のドライフード
モグワンは高タンパクな一方で脂質は控えめに、カロリーについては標準的な範囲になっています。
そして、このような成分バランスの主食用フードは、それほど運動量が多くない室内飼いの小型犬の主食としてぴったりで、歳をとって活動量が落ちたシニア犬にもおすすめです。
また、肉・魚とのバランスを考えて野菜とフルーツが配合されており、適度に繊維質が含まれていることも評価できます。
グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
モグワンは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。
穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすく、体質によっては穀物全般が合わないこともあります。
それに対して、グレインフリーのレシピを採用しているモグワンなら、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。
牛肉・大豆が使われていないドッグフード
モグワンには肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。
このことから、複数のタンパク源にアレルギーのあるシニア犬にも合わせやすいです。
ただ、アレルギーの原因は犬によって様々なので、食に敏感なシニア犬用フードとしてモグワンを検討している場合には、タンパク源の種類はしっかりと確認しておきましょう。
シニア犬向けの成分バランスが配合されている
モグワンには、関節に配慮して「グルコサミン」、「メチルスルフォニルメタン(MSM)」、「コンドロイチン」が配合されていることも、シニア犬用フードとしておすすめする理由です。
と言っても、歳をとったシニア犬の足腰や関節に配慮したいと考えているなら、これらの成分だけに注目するのではなく、適正体重を維持できるよう給与量に気を配ったり、飼育環境を見直すことも大切ですよ。
犬に必要のないものが一切使われていない
モグワンには、犬に必要のないものが一切使われていないことも評価できます。
例えば、食いつきをよくするために香料を使って風味が整えられているドッグフードもありますが、モグワンは香料に頼らず原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。
また、着色料を使って色味をつけているドッグフードもありますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
それに対して、モグワンには着色料は使われておらず、人間ではなく犬目線になって作られているドッグフードと捉えることができますね。
シニア犬にも食べやすい粒の大きさと形状
歳をとったシニア犬にとって、モグワンは小粒のドライフードということも強みです。
モグワンの粒の直径は8〜12mm、厚みは3〜4mmと多少のバラつきがありますが、実際にお試ししてみた限りでは直径8〜10mm程度の粒が多かったです。
さらに、中央に穴が空いたドーナツ型になっていることから軽めの力でも噛み砕きやすいですし、ドーナツ型のドライフードは水分を吸収しやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットもあります。
モグワンのシニア犬(老犬)向けの1日あたりの給与量
体重 | 給餌量 |
---|---|
1〜4kg | 25〜70g |
5〜10kg | 83〜139g |
11〜15kg | 149〜188g |
16〜20kg | 198〜233g |
21〜25kg | 242〜276g |
26〜30kg | 284〜316g |
31〜35kg | 324〜355g |
モグワンのシニア犬(老犬)向けの給与量の目安は表の通りです。
ただ、この給与量はあくまで“目安”でしかなく、実際には飼育環境や体質によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給与量を調製するようにしてください。
便の固さに関しては、柔らかめの便をするようなら餌の量が多すぎる可能性が、反対に固めの便をするようなら餌の量が少ない可能性があります。
それと、シニア犬の餌の回数は1日2〜3回が目安になりますが、一度にたくさんの量を食べられなくなった場合や、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。
なお、モグワンのライフステージ別の給与量については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
まとめ
良質な肉・魚の割合が全体の半分以上を占めているモグワンは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフードと捉えることができます。
また、高タンパクな一方で脂質は控えめに、カロリーは標準的な範囲になっており、歳をとって活動量が落ちたシニア犬(老犬)にもおすすめです。
そして、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることや、犬に必要のないものが一切使われていないこと、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも見逃せません。
さらに、小粒でドーナツ型のドライフードということもシニア犬用としておすすめする理由の一つで、「7歳以上の愛犬に品質面・安全性ともにきちんと配慮されたドッグフードを与えたい」と考えているなら、モグワンを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。