キアオラキャットフードを6段階で評価!愛猫家の口コミも調査・検証

メインのタンパク源として、ニュージーランド産の良質な動物性原材料が使われているキアオラキャットフード。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、アレルギーに配慮して動物性タンパク源が2種類に限定されていることも特徴です。

今回はそんなキアオラキャットフードの口コミ・評判を129件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかった」、「値段が高いから気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラキャットフードには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことや、タンパク源の種類が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(13件)
  • うちの猫には合わなかった(11件)
  • 値段が高い(8件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2024年5月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由として考えられるのは、キアオラキャットフードには人工の香料・着色料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

一般的には、それらの添加物を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料・着色料が使われていないフードを食べ慣れていない猫にとっては、キアオラキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

それと、キアオラキャットフードにはメインのタンパク源が違う3種類のラインナップがありますが、単純に選んだフードが食の好みに合わなかった可能性も考えられますね。

うちの猫には合わなかった

そのほかに見つかったキアオラキャットフードの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューで、具体的には「吐き戻しが増えた」、「軟便気味になった」という飼い主の声を確認できました。

吐き戻しや軟便の理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。

キアオラキャットフードはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているものの、猫によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、”グラスフェッドビーフ&レバー”には牛肉と魚肉が使われていますが、それらのタンパク源が体質に合わないこともありますし、特定のイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。

また、キアオラキャットフードはどのラインナップも脂質が高めになっていますが、高脂質のフードが合わずに消化不良に繋がることもありますよ。

値段が高い

悪い口コミ・評判の中には、「キアオラキャットフードは値段が高い」という内容のレビューもありました。

キアオラキャットフードは良質な動物性原材料が主原料に使われているグレインフリーフードというだけあって、100gあたりの値段は約367円と安くはありません。
(※”グラスフェッドビーフ&レバー”の900gサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)

どれだけ品質にこだわってフードを選んだところで継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということも踏まえてお試しすることをおすすめします。

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キアオラキャットフードの総合評価

キアオラキャットフードの良い口コミ・評判

キアオラキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っている」、「小粒だから食べやすそうみたい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラキャットフードは良質な動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、グレインフリーかつ動物性タンパク源が2種類に限定されていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(65件)
  • うちの猫には合っている(12件)
  • 小粒で食べやすそう(10件)
  • 原材料に安心感がある(10件)

という結果になっています。

食いつきがいい

キアオラキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューです。

「食いつきはいまいち」というレビューが13件、「食いつきがいい」というレビューが65件という結果を踏まえても、キアオラキャットフードはたくさんの猫たちに受け入れられているフードと捉えてよさそうです。

この理由として考えられるのは、キアオラキャットフードは良質な動物性原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

また、”ラム&レバー”と”グラスフェッドビーフ&レバー”、”カンガルー”といったメインのタンパク源が違う3種類のラインナップがあり、食の好みに合わせて選べることも関係していると考えられます。

うちの猫には合っている

次に多かったキアオラキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、キアオラキャットフードは動物性原材料が主原料かつグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。

対照的に、フードの販売価格が安くなるほど動物性原材料の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、キアオラキャットフードなら小麦やトウモロコシはもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

それに加えて、動物性タンパク源が2種類に限定されており、3種類のラインナップそれぞれでメインのタンパク源が違うので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすいです。

小粒で食べやすそう

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「キアオラキャットフードは小粒で食べやすそう」という内容のレビューです。

粒の大きさは均一ではなく若干のバラつきがあるものの、同じ内容のレビューが一定数見られたということは、粒のサイズ感の判断材料の一つにはなります。

ただ、風味の好みと同じく、フードの形状の好みも猫それぞれで違うので、粒の大きさについての口コミ・評判は参考程度に捉えておくのがよさそうです。

原材料に安心感がある

通販サイトとSNSで調査した口コミ・評判の中には、「キアオラキャットフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。

一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、キアオラキャットフードにはそれらの添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

もちろん、それらの添加物が使われているフードは定められた基準を超えないように使われているものの、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することもできます。

着色料についてはフードの見た目を良くするために使われますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

キアオラキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの猫には合わなかった
値段が高い
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
小粒で食べやすそう
原材料に安心感がある

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかった」、「値段が高いから気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、キアオラキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っている」、「小粒だから食べやすそうみたい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラキャットフードは良質な動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、グレインフリーかつ動物性タンパク源が2種類に限定されていることが関係していると考えられます。

キアオラキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
動物性タンパク源
ラム&レバー 30.0% 18.0% 9.0% 約380kcal 羊、魚
グラスフェッドビーフ&レバー 30.0% 18.0% 9.0% 約375kcal 牛、魚
カンガルー 30.0% 18.0% 9.0% 約382kcal カンガルー、魚

キアオラキャットフードのラインナップは「ラム&レバー」、「グラスフェッドビーフ&レバー」、「カンガルー」の3種類で、どれも全年齢対応の主食用ドライフードになっています。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、動物性タンパク源が2種類だけに限定されていることも変わりませんが、それぞれのフードでメインのタンパク源が違います。

主要な成分値にはほとんど差がないので、愛猫の食の好みとアレルギーに配慮して選ぶといいでしょう。

キアオラキャットフードのお試しサンプルはある?

キアオラキャットフードの販売元のブランドサイトを確認して見た限りでは、お試しサンプルの無料配布は行われていませんでした。

ただ、楽天市場では有料のお試しサンプルが販売されていることがあります。

と言っても、数食分くらいの少量サンプルだと、開封した本商品を最後まで飽きずに食べてくれるかや、体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

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キアオラキャットフードの総合評価

キアオラキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
ビーフ生肉、ビーフレバー生肉、ドライフィッシュ、えんどう豆、タピオカスターチ、全粒亜麻仁、鶏脂、天然フレーバー、乾燥ビーフ、ビネガー、キャノーラ油、ミネラル類(塩化カリウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(塩化コリン、ナイアシン(ビタミンB3)、ビタミンEサプリメント、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、リボフラビンサプリメント、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ビタミンB12サプリメント、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンK1サプリメント、ビタミンD3サプリメント)、、タウリン、酸化防止剤(天然ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)

ここからは、キアオラキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「グラスフェッドビーフ&レバー」の原材料一覧です)

グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用

キアオラキャットフードの原材料の特徴の一つとして挙げられるのは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。

また、どのラインナップにも品質・内容が不明瞭な原材料は一切使われていませんし、良質な動物性タンパク源が主原料として使われています。

このことから、キアオラキャットフードは肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたドライタイプのキャットフード、と捉えることができますね。

それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物も使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

動物性タンパク源が2種類だけに限定されている

口コミ・評判の項目や種類別の項目でも触れたように、キアオラキャットフードは動物性タンパク源が2種類だけに限定されていることも特徴です。

どのラインナップにもドライフィッシュ(魚)が使われていることは変わりませんが、メインのタンパク源についてはそれぞれで違い、食の好みやアレルギーに配慮して選べます。

もちろん、愛猫にこれといったアレルギーがなければ、タンパク源の種類に神経質になりすぎる必要はありません。

キアオラキャットフードの成分の評価

成分表
たんぱく質 30.0%以上
脂質 18.0%以上
粗繊維 4.0%以下
灰分 10.0%以下
水分 9.0%以下
エネルギー 約375kcal/100g

原材料の次は、キアオラキャットフードの成分を評価していきます!
(※表は「グラスフェッドビーフ&レバー」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

キアオラキャットフードのタンパク質は30%以上と、一般的な全年齢対応の主食用ドライフードと比較すると、タンパク質はやや控えめになっています。

その一方で、脂質は18%以上とやや高めに、カロリーについては100gあたり約375〜382kcalと標準的な範囲になっており、適度に運動をする成猫向けの成分バランスと捉えることができます。

ただ、育ち盛りの子猫用フードとしてはタンパク質含有量に物足りなさを感じ、歳をとったシニア猫用フードとしては脂質とカロリーが高めな印象を受けました。

また、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。

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キアオラキャットフードの総合評価

キアオラキャットフードの給餌量

体重 子猫 成猫
生後6週〜4ヶ月 生後4〜6ヶ月 生後7〜12ヶ月 運動量少なめ 運動量多め
0.5kg 33g 17g
1kg 67g 35g 27g 13g 16g
2kg 69g 53g 27g 32g
3kg 104g 80g 40g 48g
4kg 107g 53g 64g
5kg 133g 67g 80g
6kg 160g 80g 96g
7kg 93g 112g
8kg 107g 128g

キアオラキャットフード「グラスフェッドビーフ&レバー」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量の目安が掲載されていますが、どれに関してもあくまで“目安”でしかありません。

実際には体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
300g 1,386円 1,386円 1,386円
900g 3,300円 3,300円 3,300円
2.7kg 8,470円 8,470円 8,470円

キアオラキャットフードの販売元のブランドサイト「BACK TO BASICS」と楽天市場、Amazonで「グラスフェッドビーフ&レバー」の販売状況を調査してみたところ、ブランドサイトには販売価格は掲載されていましたが、直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2024年5月に確認しました)

そして、ブランドサイトに掲載されている販売価格と楽天、Amazonの最安値は変わらず、という結果になりました!

キアオラキャットフードは取扱店が少ないプレミアムフードなので、キアオラキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販ならわざわざ重い袋を運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料無料になる販売店も多いですからね。

キアオラキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 3.5
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 2.0
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 1,386円/300g
3,300円/900g
8,470円/2.7kg
※グラスフェッドビーフ&レバー
※2024年5月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 ニュージーランド
販売会社 レッドハート株式会社

当サイトのキアオラキャットフードの総合評価はBランクです。

タンパク質含有量にやや物足りなさを感じ、シニア猫には脂質とカロリーがやや高めな印象を受けるものの、どのラインナップにも良質な動物性原材料が主原料として使われており、グレインフリーのレシピを採用していることが魅力的です。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことや、動物性タンパク源が2種類に限定されていることも評価できます。

「食に敏感な愛猫に品質面・安全性ともにきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、キアオラキャットフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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