ヘルマンドッグフードの評判はどう?愛犬家のレビューを調査・検証!

人工の保存料や着色料といった添加物が使われていないことに加えて、人用の食品レベルの原材料が使われているドイツ産ドッグフードのヘルマン(HERRMANNS)。

ヘルマンは動物性タンパク源の違う様々なラインナップを取り揃えており、さらにタンパク源が限定されたレシピを採用していることから、食の好みやアレルギーに幅広く対応することができます。

今回はそんなヘルマンドッグフードの口コミ・評判を108件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ヘルマンドッグフードの悪い口コミ・評判

ヘルマンドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高い」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ヘルマンには人用の食品レベルの高品質な原材料が使われていることや、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(4件)
  • 食いつきはいまいち(3件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2022年12月にAmazon、楽天、ツイッターで調査しました)

値段が高い

ヘルマンの悪い口コミ・評判の一つとして確認できたのは、「値段が高い」という内容のレビューです。

参考までに一例を挙げると、”ピュア・サーモン”の値段は1袋(120g)で520円と、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安フードと比べるとかなり高いです。

もちろん値段が高いだけあって、人用の食品レベルの高品質な原材料が使われていたり、人工の保存料・着色料が使われていなかったり、タンパク源の種類がシンプル・・・などのこだわりがあります。

 

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

ただ、ヘルマンは主食用フードではなく、主食や手作り食と混ぜて与えるトッピング用フードですし、たまのご褒美としてドライフードにトッピングして与えるくらいであれば、それほど負担は感じないかもしれません。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

食いつきのよさを評価する声に比べれば遥かに件数は少ないものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまずありえない、というのも事実です。

ヘルマンを食べない理由としてまず考えられるのは、人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

 

このことから、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている場合、ヘルマンの風味にあまり魅力が感じられない可能性はあります。

また、単純に選んだ種類(風味)が愛犬の好みに合わなかった可能性も考えられますね。

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ヘルマンドッグフードの良い口コミ・評判

ヘルマンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「原材料に安心感がある」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきのよさを評価する飼い主の声が特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ヘルマンはほぼ全てのラインナップに動物性原材料が贅沢に使われていることや、タンパク源の種類が違う様々なラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(74件)
  • 原材料に安心感がある(24件)
  • うちの犬には合っている(3件)

という結果になっています。

食いつきがいい

今回調査した口コミ・評判の7割近くを占めていたのが、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

また、「食いつきはいまいち」というレビューが3件だけだったことを踏まえても、ヘルマンはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。

ここまで食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、ほぼ全てのラインナップに動物性原材料が贅沢に使われているウェットフードということです。
(※ビオの野菜&フルーツ・シリーズには動物性原材料が使われていません)

それに加えて、【ビーフ/ベニソン/ゴート/ホース/ポーク/チキン】など、タンパク源の種類が違う様々なラインナップを取り揃えており、食にこだわりがあるグルメな愛犬の好みに合わせやすいことも強みです。

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、ヘルマンには人用の食品レベルの原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、人工の保存料や着色料などの添加物が使われているフードも珍しくない中、ヘルマンにはそれらの添加物が一切使われていないことも安心感に繋がります。

保存料については品質を保つために使われるものですし、「基準内なら使われていても問題ない」という考え方も、「使われていることが問題」という考え方も間違いとは言い切れません。

 

ただ、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

そして、人工の保存料と着色料は必ずしも使う必要がない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは避けられがちな傾向があります。

うちの犬には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ヘルマンはタンパク源の種類がシンプルなウェットフードということです。

例えば、品質よりも価格をウリにしているフードの多くには小麦が使われていますが、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向があります。

 

それに対して、ヘルマンはほとんどのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているので、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

また、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ヘルマンは動物性タンパク源が限定されたフードを取り揃えていることから、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬たちにも幅広く対応しやすいです。

ヘルマンドッグフードの口コミ・評判まとめ

ヘルマンドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高い」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ヘルマンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「原材料に安心感がある」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきのよさを評価する飼い主の声が特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ヘルマンはほぼ全てのラインナップに動物性原材料が贅沢に使われていることや、タンパク源の種類が違う様々なラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 値段が高い
  • 食いつきはいまいち
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある
  • うちの犬には合っている

ヘルマンドッグフードの種類

シリーズ名 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ピュアシリーズ ピュア・ビーフ 13% 6% 78% 97kcal
ピュア・ベニソン 14% 13% 71% 160kcal
ピュア・ゴート 11% 8% 76% 111kcal
ピュア・ホース 12% 11% 75% 132kcal
ピュア・ポーク 14% 6% 79% 100kcal
ピュア・チキン 13% 8% 73% 121kcal
ピュア・ダック 12% 12% 72% 143kcal
ピュア・ターキー 13% 12% 71% 143kcal
ピュア・グース 11% 19% 66% 203kcal
ピュア・マトン 13% 9% 76% 119kcal
ピュア・ラビット 11% 7% 75% 117kcal
ピュア・サーモン 14% 6% 79% 98kcal
ピュア・カンガルー 12% 6% 77% 107kcal
ディッシュ・シリーズ ベニソン・ディッシュ 12% 3% 78% 85kcal
ゴート・ディッシュ 7% 4% 78% 88kcal
ホース・ディッシュ 7% 6% 80% 92kcal
ターキー・ディッシュ 7% 6% 80% 87kcal
チキン・ディッシュ 7% 5% 82% 79kcal
ダック・ディッシュ 7% 7% 78% 101kcal
マトン・ディッシュ 6% 2% 87% 47kcal
特別メニュー サーモン・ディッシュ ハートフィット 11% 7.6% 67% 144kcal
マトン・ディッシュ キドニーフィット 7.1% 6.1% 70% 132kcal
ビオの野菜&フルーツ・シリーズ 野菜&フルーツ・ペースト 1% 2% 90% 40kcal
野菜&フルーツ・フレーク 9% 11% 8.6% 331kcal

ヘルマンドッグフードには【ピュアシリーズ】、【ディッシュ・シリーズ】、【特別メニュー】、【ビオの野菜&フルーツ・シリーズ】という4つのシリーズがあります。

このうち、【ピュアシリーズ】と【ビオの野菜&フルーツ・シリーズ】は犬・猫のどちらにも向けたウェットフードという違いはありますが、どれも主食用フードではなく、主食や手作り食と混ぜて与えるトッピング用フードという点は変わりません。

また、どのラインナップにも人用の食品レベルの原材料が使われていることや、人工の保存料・香料・着色料が使われていないこと、グルテンフリーのレシピを採用している点も同じです。

それと、ヘルマンのほとんどのラインナップには動物性原材料がメインに使われていますが、【ビオの野菜&フルーツ・シリーズ】だけは動物性原材料が一切使われていません。

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ヘルマンドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
サーモン (身、皮、骨)

ここからは、ヘルマンドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ピュア・サーモン」の原材料一覧です)

厳選された良質な原材料を使用

ヘルマンの特徴としてまず挙げられるのは、厳選された良質な原材料が使われていることです。

人用の食品レベルの原材料が使われているのに加えて、人工の保存料・香料・着色料といった添加物が一切使われておらず、品質面・安全性ともにこだわりが感じられます。

また、タンパク源が限定された様々なラインナップを取り揃えており、食の好みやアレルギーに幅広く対応できることも強みです。

さらに、動物性原材料が一切使われていない2種類のラインナップもあり、ヘルマンと手作り食と組み合わせることで色々なアレンジができます。

ヘルマンドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 14%
粗脂肪 6%
粗繊維 0.1%
粗灰分 1.0%
水分 79%
エネルギー 98kcal/100g

原材料の次は、ヘルマンドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ピュア・サーモン」の成分表です)

主食用フードではなくトッピング用フード

まず押さえておきたいことは、ヘルマンは主食用フードではなく、主食や手作り食と混ぜて与えるトッピング用フードということです。

トッピング用フードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れられないので、主食用フードだと勘違いしてヘルマンだけを与えすぎないよう気をつけてください。

例えば、主食用ドライフードにトッピングして与える場合、必要カロリーの15〜20%くらいの量が目安になります。

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ヘルマンドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
120g 520円 520円 520円
120g×12袋 5,931円 5,931円 5,931円

ヘルマンの総輸入元の公式通販サイトであるGREEN DOGと楽天市場、Amazonで「ピュア・サーモン」の販売価格を調査してみたところ、公式通販サイトの価格と楽天・Amazonの最安値は変わらず、という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)

地域にもよりますが、ヘルマンを店頭で取り扱っている販売店はそれほど多くはないので、ヘルマンを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販なら持ち運びの手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

ヘルマンドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 1.0
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
520円/120g
5,931円/120g×12袋
※ピュア・サーモン
※2023年7月に公式通販サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 ※主食や手作り食と混ぜて与えるトッピング用フード
原産国 ドイツ
販売会社 株式会社カラーズ

当サイトのヘルマンドッグフードの総合評価はBランクです。

主食用フードではなく、トッピング用フードということを踏まえて成分の項目は3点としていますが、人工の保存料・香料・着色料が使われておらず、人用の食品レベルの原材料で作られているということで、品質面と安全性には文句のつけようがありません。

また、「食いつきがいい」という飼い主の声が非常に多かったことも評価できます。

それだけに、決して安いとは言えない価格帯のドッグフードですが、「品質面・安全性ともにきちんと配慮されたトッピング用フードを探している」ということであれば、ヘルマンを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。