人用の食品レベルの原材料で作られているだけでなく、香料・着色料といった犬にとって必要のない添加物が一切使われていない国産ドッグフードのデイリースタイル。
それに加えて、鹿肉がメインのタンパク源として使われている3種類の年齢別フードと、牛肉がメインのタンパク源の全年齢対象フードを取り揃えています。
今回はそんなデイリースタイルドッグフードの口コミ・評判を103件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
デイリースタイルドッグフードの悪い口コミ・評判
デイリースタイルドッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「品質はいいと思うけど値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、デイリースタイルには人工の香料が使われていないことや、人用の食品レベルの高品質な原材料で作られている国産ドッグフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(8件)
- 値段が高い(8件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年12月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
デイリースタイルの悪い口コミ・評判の一つとして、「食いつきはいまいち」という内容のレビューを確認できました。
デイリースタイルの食いつきが悪かった理由としてまず考えられるのは、人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。
一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、デイリースタイルの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、デイリースタイルの4種類のラインナップのうち3種類は鹿肉がメインに使われていることから、鹿肉ベースのフードを食べ慣れていなかった可能性や、デイリースタイルを食べ飽きてしまった可能性も考えられますね。
値段が高い
そのほかに確認できた悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
参考までにデイリースタイルの成犬用を例に挙げると、100gあたりの値段は約480円ということで、店頭のペットフードコーナーでよく見かける国産フードと比べると10倍近くの価格差があります。
(※調査時点の通常購入価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、人用の食品レベルの高品質な原材料が使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていなかったり、手間ひまのかかる低温調理がされている、などのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
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デイリースタイルドッグフードの総合評価
デイリースタイルドッグフードの良い口コミ・評判
デイリースタイルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して与えられるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューがあり、そのほとんどが食いつきのよさを評価する飼い主の声でした。
このような内容のレビューが目立った理由は、デイリースタイルには良質な動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、原材料そのものの香りや栄養素が損なわれにくい低温で調理されていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(69件)
- 原材料に安心感がある(7件)
- うちの犬には合っている(7件)
- 粒の大きさがちょうどいい(3件)
- 成分バランスがいい(1件)
という結果になっています。
食いつきがいい
デイリースタイルの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、デイリースタイルは良質な動物性タンパク源を主原料として使いつつ、低温調理されたドッグフードということです。
低温調理は高温調理よりも手間ひまがかかる反面、原材料の香りや栄養素が損なわれにくいというメリットがあります。
それと、【子犬/成犬/シニア犬】といった年齢別フードには鹿肉がメインのタンパク源として使われており、全年齢対象フードには牛肉がメインのタンパク源として使われていることから、風味が限定されたフードと比べれば食の好みに合わせやすいです。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューで、デイリースタイルには人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の酸化防止剤・着色料といった添加物が使われているフードが少なくない中、デイリースタイルにはそれらの添加物が一切使われていないことも安心感に繋がります。
人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために添加されるものの、デイリースタイルは高級ピュアオイルを使って油分の酸化を抑えています。
着色料についてはフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
うちの犬には合っている
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューで、この理由として考えられるのは、デイリースタイルは良質な動物性タンパク源がメインに使われている高タンパクなドッグフードということです。
対照的に、フードの販売価格が安くなるほど動物性原材料の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良や涙やけの原因になりえます。
また、人工の酸化防止剤・着色料が涙やけやアレルギーの原因になることもありますが、先ほどの項目でも触れたように、デイリースタイルにはそれらの添加物が一切使われていません。
粒の大きさがちょうどいい
良い口コミ・評判の中には、「粒の大きさがちょうどいい」という内容のレビューもありました。
デイリースタイルの粒の大きさにはバラつきがあり、大きめのもので20mm程度、小さめのもので10mm程度になっています。
大きめの粒は(超)小型犬には食べづらいかもしれませんが、大きいと感じた時にも手で簡単に砕けます。
ただ、フードの形状や食感の好みは犬によって様々ですし、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。
成分バランスがいい
デイリースタイルの口コミ・評判を調査していると、「成分バランスがいい」という内容のレビューも見つかりました。
これは高タンパク・高カロリーなドライフードということを評価する声で、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてはぴったりです。
その逆に、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
デイリースタイルドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの犬には合っている | |
粒の大きさがちょうどいい | |
成分バランスがいい |
デイリースタイルドッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「品質はいいと思うけど値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、デイリースタイルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して与えられるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューがあり、そのほとんどが食いつきのよさを評価する飼い主の声でした。
このような内容のレビューが目立った理由は、デイリースタイルには良質な動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、原材料そのものの香りや栄養素が損なわれにくい低温で調理されていることが関係していると考えられます。
デイリースタイルドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
子犬・パピー用(1歳未満) | 鹿肉 | 焙煎玄米、小麦、米麹 | 35% | 10% | 6% | ? |
成犬用(1〜7歳未満) | 鹿肉 | 焙煎玄米、小麦、米麹 | 30% | 10% | 6% | 400kcal |
シニア/高齢犬用(7歳以上) | 鹿肉 | 焙煎玄米、小麦、米麹 | 30% | 10% | 6% | 400kcal |
ビーフ 全年齢対象 | 牛肉 | 焙煎玄米、小麦 | 30% | 10% | 11% | 400kcal |
デイリースタイルのドッグフードのラインナップは「子犬・パピー用」、「成犬用」、「シニア/高齢犬用」、「ビーフ 全年齢対象」の4種類で、年齢別の3種類のフードには鹿肉が、全年齢対応フードには牛肉が主原料として使われています。
ただ、どのフードにもタンパク源として牛肉・魚肉・玄米・小麦・大豆が使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことは変わりません。
主要な成分バランスについても、子犬用が一番高タンパクという点を除けば成犬用もシニア犬用も変わらなそうですし、全年齢対象も高タンパク・低脂質・高カロリーという傾向は同じです。
(※公式サイトと楽天、Amazonには子犬用のカロリーは掲載されていませんでした)
販売価格に関しては全年齢対象の方が安くなっているので、愛犬に好き嫌いがなく月々の餌代をできるだけ抑えたいということであれば、全年齢対象を選ぶといいでしょう。
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デイリースタイルドッグフードの総合評価
デイリースタイルドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
鹿肉(生)、牛肉(国産)、焙煎玄米、小麦、動物性油脂、ココナッツ油、大豆、白身魚、クマザサ(天然)、酵母、米麹、海藻、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロール、ナトリウム、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、L-メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、E、D、パントテン酸Ca、ナイアシン、葉酸) ※アレルギーの原因になりやすい原材料、内容が不明瞭な原材料は赤色で記載 |
ここからは、デイリースタイルドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「成犬用」の原材料一覧です)
良質な原材料で作られている国産ドッグフード
デイリースタイルの特徴としてまず挙げられるのは、人用の食品レベルの良質な原材料で作られている国産ドッグフードということでしょう。
また、3種類の年齢別フードには鹿肉が、全年齢対象フードには牛肉が主原料として使われており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
さらに、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物も使われておらず、品質面と安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。
気になる点を挙げるとすれば、”動物性油脂”に何の動物の油が使われているのかが分からないことくらいです。
タンパク源として牛肉・小麦・大豆を使用
デイリースタイルにはタンパク源として、牛肉・小麦・大豆が使われています。
その一方で、肉類の中では牛肉が、穀物の中では小麦が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向があります。
そのため、体質によってはデイリースタイルが合わずに、下痢や吐き戻しといった消化不良を起こす可能性はあります。
もちろん、これといったアレルギーのない愛犬であれば、これらのタンパク源が使われているフードを避ける必要はありません。
デイリースタイルドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 30%以上 |
粗脂肪 | 10%以上 |
粗繊維 | 1%以下 |
粗灰分 | 9%以下 |
水分 | 6%以下 |
エネルギー | 400kcal/100g |
原材料の次は、デイリースタイルドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「成犬用」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
デイリースタイルの成犬用のタンパク質は30%以上、脂質は10%以上、カロリーは100gあたり400kcalと、高タンパク・高カロリーかつ脂質は控えめなドライフードになっています。
また、シニア犬用も主要な成分バランスは変わらず、子犬用については脂質は変わらないものの、成犬用以上に高タンパクに調整されています。
(※公式サイトと楽天、Amazonでは子犬用のカロリーは確認できませんでした)
そして、鹿肉ベースのフードとは水分量が違えど、牛肉ベース(全年齢対象)のフードも主要な成分バランスの傾向は変わりません。
こういった成分バランス上、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてぴったりです。
その逆に、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
それと、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとして脂質が控えめな印象を、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてはカロリーが高すぎる印象を受けました。
そのほかには。販売ページを見る限りでは総合栄養食という記載がなく、主食用フードとしての基準を満たしているのかどうかが気になりました。
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デイリースタイルドッグフードの総合評価
デイリースタイルドッグフードの給餌量
デイリースタイルドッグフードの成犬用の給餌量は、体重1kgに対して15gが目安になります。
シニア犬用は体重1kgに対して10gが、子犬用は体重1kgに対して15〜40gが目安になりますが、どれに関してもあくまで“目安量”でしかなく、実際には体質や飼育環境によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
100g | 220円 | 220円 | 980円 |
1kg | 4,752円 | 4,752円 | 6,980円 |
デイリースタイルの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで「成犬用」の販売状況を調査してみたところ、公式通販サイトの価格と楽天の最安値は変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)
また、公式サイトと楽天では定期コースが導入されており、定期コースを利用すると都度買いするよりお得にデイリースタイルを購入できるようになっています。
デイリースタイルの定期コースについて
内容量 | 販売価格 | 割引率 |
---|---|---|
1kg | 4,180円 | 12%オフ |
デイリースタイルの1kgの通常価格は4,752円ですが、定期コースを利用すると12%オフの4,180円で購入できます。
ちなみに、定期コースと言っても継続回数の縛りはありません。
ただ、定期コースを解約したい場合、公式サイトは次回配送日の1週間前までに、楽天は10日前までに手続きを進める必要があることには気をつけてくださいね。
デイリースタイルドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 3.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 1.0 |
総合評価 | Cランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (成犬用) |
お試し:220円/100g 通常購入:4,752円/1kg 定期購入:4,180円/1kg ※お試しサイズ(100g)は初回限定 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社エテルノ |
当サイトのデイリースタイルドッグフードの総合評価はCランクです。
人用の食品レベルの原材料で作られていることに加えて、動物性タンパク源(鹿肉/牛肉)が主原料として使われていること、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことは魅力的です。
また、「食いつきがいい」という声が非常に多かったことも見逃せませんが、アレルギーの原因になりやすいタンパク源が使われていることや、どのラインナップも低脂質・高カロリーということ、決して安いとは言えない販売価格も評価に影響しています。
どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。