サバやイワシ、ニシンなどの天然の魚が主原料として使われていることに加えて、小麦不使用のレシピを採用しているドライタイプのドッグフードのグリーンフィッシュ。
また、使われている原材料は全て人間の食材ということや、合成着色料・合成保存料が使われていないことも特徴です。
今回はそんなグリーンフィッシュドッグフードの口コミ・評判を105件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
グリーンフィッシュドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 2.5 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
4,598円/1.5kg ※小粒 ※2025年2月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | イタリア |
販売会社 | 株式会社クオレイタリア |
公式サイト | プレミアム・キャット&ドッグフード|Marpet |
当サイトのグリーンフィッシュドッグフードの総合評価はAランクです。
子犬用としてはタンパク質・脂質・カロリーが控えめな印象を受けたものの、人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることや、着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことは魅力的です。
それに加えて、主原料として動物性原材料(魚類)が使われていることや、小麦不使用のレシピを採用していることも評価できます。
販売価格についてはやや高めといったところで、口コミ・評判を調査してみた限りでは、「食いつきがいい」という内容のレビューが目立ちました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
グリーンフィッシュドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、グリーンフィッシュドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
グリーンフィッシュドッグフードの悪い口コミ・評判については「うちの犬には合わなかったみたい」、「値段が高いのがネック」、「愛犬の食いつきはいまいち」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、グリーンフィッシュドッグフードに使われているタンパク源の種類や餌の切り替え方、人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合わなかった(3件)
- 値段が高い(3件)
- 食いつきはいまいち(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年2月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
うちの犬には合わなかった
グリーンフィッシュドッグフードの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便気味になった」、「吐き戻しが増えた」といった飼い主の声を確認できました。
軟便や吐き戻しの原因として考えられるのは、食物アレルギーや餌の急な切り替えです。
例えば、グリーンフィッシュドッグフードには米粉・コーンが使われていますが、穀物全般が体質に合わないこともありますし、主原料として使われている魚類がアレルギーの原因になることもあります。
そのため、食に敏感な愛犬にグリーンフィッシュドッグフードを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも気を配って購入を検討するといいでしょう。
値段が高い
そのほかに見つかったグリーンフィッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
グリーンフィッシュドッグフードの”小粒”の100gあたりの値段は約307円と、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販の激安ドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※調査時点の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、人用の食品レベルの良質な原材料が使われていたり、主原料としてサバやイワシ、ニシンやツナといった新鮮な天然の魚が使われている・・・などのこだわりがあります。
(※季節によって魚の種類は異なります)
とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。
食いつきはいまいち
調査した口コミ・評判の中には、「食いつきはいまいち」という内容のレビューもありました。
この理由として考えられるのは、グリーンフィッシュドッグフードには人工の香料・調味料が使われていないことで、一般的にはそれらの人工添加物を使って風味が整えられているドッグフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。
そのため、人工の香料・調味料が使われていないドッグフードを食べ慣れていない犬にとっては、グリーンフィッシュドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、食にこだわりのあるグルメな愛犬を飼っている場合、グリーンフィッシュドッグフードは風味の種類が限定されていることもデメリットと言えます。
グリーンフィッシュドッグフードの良い口コミ・評判
グリーンフィッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、小麦不使用かつ動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(42件)
- うちの犬には合っている(40件)
- 原材料に安心感がある(8件)
- ちょうどいい粒サイズ(6件)
という結果になっています。
食いつきがいい
グリーンフィッシュドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが3件、「食いつきがいい」というレビューが42件という件数を踏まえても、グリーンフィッシュドッグフードはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いドッグフード、と捉えてよさそうです。
グリーンフィッシュドッグフードには人工の香料・調味料が使われていないだけでなく、風味の種類が限定されているのにもかかわらず、ここまで評価が偏ったのは正直意外でした。
食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、新鮮な天然の魚やハーブなどの原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、魚メインのドライフードが好みの愛犬を飼っている方を中心に購入されていることです。
うちの犬には合っている
「食いつきがいい」という良い口コミ・評判と同じくらい多かったのが、「うちの犬には合っている」という内容のレビューで、この理由として考えられるのは、グリーンフィッシュドッグフードは魚類が主原料かつ適度にタンパク質が含まれていることです。
対照的に、安さをウリにしているドッグフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グリーンフィッシュドッグフードには小麦が使われておらず、動物性タンパク源が魚類だけに限定されています。
このことから、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかったグリーンフィッシュドッグフードの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、グリーンフィッシュドッグフードに使われている原材料は、全て人間用の食材ということが安心できる要素と言えるでしょう。
また、合成保存料・合成着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
合成保存料についてはドッグフードの品質の劣化を抑える目的で使われるものの、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありませんからね。
ちょうどいい粒サイズ
調査したグリーンフィッシュドッグフードの口コミ・評判の中には、「ちょうどいい粒サイズ」という内容のレビューもありました。
グリーンフィッシュドッグフードには2種類の粒サイズがあり、“小粒”の粒の直径は0.8mmくらいに、”中粒”は1.5mmくらいになっています。
このことから、小型犬などの口の小さな愛犬には”小粒”を、中型犬・大型犬の愛犬には”中粒”を・・・といった選び方ができます。
グリーンフィッシュドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | うちの犬には合わなかった |
値段が高い | |
食いつきはいまいち | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
原材料に安心感がある | |
ちょうどいい粒サイズ |
グリーンフィッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかったみたい」、「値段が高いのがネック」、「愛犬の食いつきはいまいち」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、グリーンフィッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、小麦不使用かつ動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることが関係していると考えられます。
グリーンフィッシュドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
天然の魚(サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ)、コメ粉(20%)、コーン(全粒)、エンドウ豆、新鮮なコーンオイル、イースト菌、コーングルテン、乾燥ビートパルプ、ビタミン及びミネラル(ビタミンA 18500UI、ビタミンD3 1400UI、ビタミンE(天然トコフェロール)155mg、銅20mg、鉄40mg、マンガン80mg、亜鉛90mg、ヨウ素1.5mg、セレン0.2mg)、ナチュラルハーブ(アーティチョーク抽出物 2000mg、ローズマリー抽出物2000mg、ミルクシスル抽出物1000mg)(栄養添加物/kg) ※季節により魚の種類や比率は異なる |
ここからは、グリーンフィッシュドッグフードの原材料を評価していきます!
新鮮な天然の魚を主原料として使用
グリーンフィッシュドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、新鮮な天然の魚が主原料として使われていることでしょう。
商品名から連想できるように、サバやイワシ、ニシンやタラといった複数の青魚が使われており、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素の動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。
(※季節によって魚の種類は異なります)
さらに、原材料は全て人間用の食材が使われているということで、品質面へのこだわりが感じられるドッグフードです。
小麦不使用のレシピを採用
口コミ・評判の項目でも解説した通り、グリーンフィッシュドッグフードは小麦不使用のレシピを採用していることも見逃せません。
それだけでなく、動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることから、魚以外の複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも与えられます。
また、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーや涙やけの原因になることもありますが、グリーンフィッシュドッグフードには着色料は使われていませんし、天然由来の酸化防止剤が使われていることも評価できます。
グリーンフィッシュドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 24.0% |
粗脂肪 | 10.0% |
粗繊維 | 3.0% |
粗灰分 | 7.4% |
水分 | 8.0% |
カルシウム | 1.20% |
ナトリウム | 0.35% |
リン | 0.95% |
マグネシウム | 0.11% |
オメガ6脂肪酸 | 3.10% |
オメガ3脂肪酸 | 0.22% |
エネルギー | 355.0kcal/100g |
原材料の次は、グリーンフィッシュドッグフードの成分を評価していきます!
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
グリーンフィッシュドッグフードのタンパク質は24.0%、脂質は10.0%、水分は8.0%、カロリーは100gあたり355.0kcalと、適度にタンパク質を含みつつも脂質は控えめに、カロリーは標準的〜やや低めと言えるくらいの範囲です。
そして、このような成分バランスのドッグフードは、室内飼いで運動量が少なめな成犬や、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用としてぴったりです。
その一方で、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用としては、タンパク質・脂質・カロリーに物足りなさを感じました。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1.5kg | – | 4,598円 | 4,840円 |
グリーンフィッシュドッグフードの販売元の公式サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※表は「小粒」のもので、販売状況と販売価格は2025年1月に確認しました)
そして、最安値は楽天という結果になりました!
なお、販売元の公式サイトを確認してみた限りでは、店頭でグリーンフィッシュドッグフードを取り扱っている販売店一覧ページは見当たりませんでした。
まとめ
グリーンフィッシュドッグフードにはサバやイワシ、ニシンなどの天然の魚が主原料として使われており、使われている原材料は全て人間の食材になっています。
それに加えて、着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことや、動物性タンパク源が魚類だけに限定されていること、小麦不使用のレシピを採用していることも特徴です。
また、風味のラインナップは1種類だけに限定されているものの、”小粒”と”中粒”の2種類の粒サイズがあり、愛犬の大きさや好みに合わせて選べることも強みです。
販売価格は安くはありませんが、「品質面・安全性ともにきちんと配慮された魚メインのドライフードを与えたい」と考えているなら、グリーンフィッシュドッグフードをお試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。