
トムキャットのオリジナル商品のロッキーマウンテンドッグフードには、「チキン」と「オーシャンフィッシュレシピ」と「サーモンレシピ」の3種類があります。
そして、動物性原材料が主原料、合成保存料・着色料不使用、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用という条件を満たしていることに加えて、非常に手に取りやすい価格で販売されています。
今回はそんなロッキーマウンテンドッグフードの口コミ・評判を72件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ロッキーマウンテンドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 3.5 |
コスパ | 5.0 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 2,580円/3kg 4,860円/6kg(3kg×2袋) 6,480円/9kg(3kg×3袋) 10,450円/18.14kg 20,500円/36.28kg(18.14kg×2袋) ※チキン |
対応年齢 | 全年齢対応 (大型犬の子犬以外) |
原産国 | アメリカ |
販売会社 | 株式会社トムキャット |
公式サイト | ペットフード&ペット用品の「トムキャット」 |
当サイトのロッキーマウンテンドッグフードの総合評価はAランクです。
主原料として動物性原材料を使用、着色料などの犬に必要のないものは不使用、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用、という条件を満たしたドライタイプのドッグフードということは魅力的です。
また、メインのタンパク源や成分バランスの傾向が違う3種類のラインナップがあり、愛犬の食の好みや体質、年齢や活動量に配慮して選べることも評価できます。
そして、非常に手に取りやすい価格で販売されており、コスパのいい良質なドッグフードという印象を受けました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ロッキーマウンテンドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、ロッキーマウンテンドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「うちの犬には合わなかったみたい」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「密閉保存がしにくい袋」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、タンパク源の種類が体質に合わなかった可能性や、単純に食の好みに合わなかったことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合わなかった(14件)
- 食いつきはいまいち(8件)
- 密閉保存がしにくい(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年1月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
うちの犬には合わなかった
ロッキーマウンテンドッグフードの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声です。
軟便・下痢の理由として考えられるのは、食物アレルギーや餌の急な切り替えです。
ロッキーマウンテンドッグフードには、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、「チキン」は動物性タンパク源として鶏・魚・卵が使われている、グルテンフリーのドッグフードになっていますが、いずれかのタンパク源や複数のタンパク源が体質に合わないこともあります。
そのため、食に敏感な愛犬にロッキーマウンテンドッグフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも気を配っておくといいでしょう。
食いつきはいまいち
次に多かったロッキーマウンテンドッグフードの悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。
この理由としてまず考えられるのは、単純に選んだ風味が食の好みに合わなかったことです。
また、ロッキーマウンテンドッグフードには人工の香料・調味料が使われていませんが、一般的にはそれらの人工添加物が使われているドッグフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。
そのため、人工の香料・調味料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、ロッキーマウンテンドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
密閉保存がしにくい
そのほかに見つかったロッキーマウンテンドッグフードの悪い口コミ・評判は、「密閉保存がしにくい」という内容のレビューです。
これも「チキン」を例に挙げると、3kgと18.14kgの2サイズがありますが、ブリーダーパックに相当する18.14kgサイズにはジッパーがついていません。
このことから、保存容器に移し替えたりジップロックに小分けしたり・・・といった工夫が必要になります。
開封後のドッグフードはできるだけ早く使い切りたいというころであれば、グラムあたりの値段は高くなるものの、あえて3kgサイズを選ぶのも一つの手です。
ロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判
ロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、肉・魚や油脂類・天然香料を使って風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(26件)
- うちの犬には合っている(12件)
- 小粒で食べやすそう(6件)
- お手頃な値段(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューです。
そして、「食いつきはいまいち」というレビューが8件、「食いつきがいい」というレビューが26件という件数を踏まえると、ロッキーマウンテンドッグフードの嗜好性は平均よりもやや高めくらい・・・という印象を受けました。
食いつきのよさを評価する声が見られた理由として考えられるのは、チキンミールやフィッシュミール、鶏脂・サーモンオイルといった動物性原材料や天然香料を使って風味が整えられていることです。
(※”チキン”の原材料を例に挙げています)
また、”チキン”と”オーシャンフィッシュ”、”サーモンレシピ”といったタンパク源の内容が違う3種類のラインナップがあり、食の好みに合わせて選べることも関係していると考えられます。
うちの犬には合っている
次に多かったロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。
この理由としてまず考えられるのは、ロッキーマウンテンドッグフードは肉・魚が主原料として使われており、タンパク質もしっかりと含まれていることです。
対照的に、安さをウリにしているドッグフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ロッキーマウンテンドッグフードなら小麦アレルギーの愛犬にも与えられますし、「チキン」以外の2種類は穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。
小粒で食べやすそう
そのほかに見つかったロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判は、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューでした。
悪い口コミ・評判の項目で、ロッキーマウンテンドッグフードには18.14kgの大容量サイズがあると説明しましたが、粒の直径は約10mm程度と、大型犬以外の犬種にも食べやすいサイズ感になっています。
そのため、小型犬の愛犬たちを多頭飼いしている場合にも向いています。
とは言え、小型犬でも噛みごたえのある大きめの粒が好きなこともありますし、大袋のドッグフードを買うなら事前に愛犬の好みをどの程度把握しているかが大切です。
お手頃な値段
通販サイトとSNSでロッキーマウンテンドッグフードの口コミ・評判を調査していると、「お手頃な値段」という内容のレビューも見られました。
参考までに一例を挙げると、”チキン”の3kgサイズの100gあたりの値段は約86円、18.14kgサイズの100gあたりの値段は約58円と、原材料の内容の割に非常に手に取りやすい値段で販売されています。
(※調査時点の最安値を参考にしています)の
開封後に1ヶ月程度で使い切れることが前提ですが、「愛犬の月々の餌代はできるだけ抑えたいけど、品質面・安全性にも配慮してコスパのいいドッグフードを選びたい」と考えているなら、ロッキーマウンテンドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
ロッキーマウンテンドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | うちの犬には合わなかった |
食いつきはいまいち | |
密閉保存がしにくい | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
小粒で食べやすそう | |
お手頃な値段 |
ロッキーマウンテンドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかったみたい」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「密閉保存がしにくい袋」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、ロッキーマウンテンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、肉・魚や油脂類・天然香料を使って風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
ロッキーマウンテンドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
チキン | チキンミール | グレインソルガム、玄米、ミレット | 24% | 18% | 10% | 361.2kcal |
オーシャンフィッシュレシピ | オーシャンフィッシュミール | 不使用 | 26% | 15% | 10% | 371.0kcal |
サーモンレシピ | サーモン | 不使用 | 34% | 20% | 10% | 382.9kcal |
ロッキーマウンテンドッグフードの種類は「チキン」、「オーシャンフィッシュレシピ」、「サーモンレシピ」の3種類です。
そして、「チキン」はグルテンフリーのレシピを、「オーシャンフィッシュレシピ」と「サーモンレシピ」はグレインフリーのレシピを採用しています。
また、それぞれで動物性タンパク源の内容も違い、「チキン」には【鶏/魚/卵】が、「オーシャンフィッシュレシピ」には【魚】が、【サーモンレシピ】には【魚/貝】が使われています。
さらに、主要な成分バランスの傾向にも違いがあり、愛犬の食の好みや体質、年齢や活動量に配慮してフードを選べます。
ロッキーマウンテンドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキンミール(副産物は含みません)、グレインソルガム、鶏脂(ミックストコフェロールで保存)、玄米、ミレット、乾燥ビートパルプ、フィッシュミール、亜麻仁、乾燥卵、サーモンオイル、天然香料、塩化カリウム、ドライケルプ、培養酵母、プロピオン酸カルシウム、塩化コリン、DLメチオニン、タウリン、亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、塩化ナトリウム、ビタミンEサプリメント、ユッカシジゲラエキス、ナイアシン、イヌリン、乾燥ニンジン、乾燥ブルーベリー、乾燥クランベリー、銅アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩、ビタミンAサプリメント、リボフラビンサプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、乾燥セージ、ビタミンB12サプリメント、葉酸、エチレンジアミンジヒドロヨウ化物、ビタミンD3サプリメント、セレン酸ナトリウム、ローズマリーエキス、茶エキス、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス発酵物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵物、乾燥ビフィズス菌ビフィジウム発酵物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵物 |
ここからは、ロッキーマウンテンドッグフードの原材料を評価していきます!
(※表は「チキン」の原材料一覧です)
主原料として動物性原材料が使われている
ロッキーマウンテンドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、主原料として動物性原材料が使われていることです。
そして、どのラインナップにもタンパク質がしっかりと含まれており、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフード・・・という捉え方ができます。
また、「チキン」の原材料一覧を見てみると、【主原料のチキンミールには副産物が含まれていない】という補足も書かれているほか、鶏脂に使われている酸化防止剤の種類も”ミックストコフェロール”と補足されています。
そのほかの原材料を見る限りでも内容が不明瞭なものは見当たりませんし、品質面へのこだわりを感じられます。
グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用
種類別の項目でも触れたように、ロッキーマウンテンドッグフードの「チキン」はグルテンフリーのレシピを、そのほかの2種類はグレインフリーのレシピを採用していることも特徴です。
このことから、小麦アレルギーの愛犬はもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。
さらに、「オーシャンフィッシュレシピ」は動物性タンパク源が魚類だけに限定されているので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬たちにも幅広く対応しやすいです。
合成保存料・着色料は不使用
ロッキーマウンテンドッグフードには、合成保存料・着色料が使われていないことも評価できます。
合成保存料についてはドッグフードの品質の劣化を抑える目的で添加されるものの、食べ物の見た目では良し悪しを判断していない犬にとっては、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありませんからね。
そして、犬に必要のないものが使われていないロッキーマウンテンドッグフードは、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができます。
ロッキーマウンテンドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗蛋白 | 24%以上 |
粗脂肪 | 18%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
水分 | 10%以下 |
カルシウム | 1.2%以上 |
リン | 1%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.8%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 3%以上 |
エネルギー | 361.2kcal/100g |
原材料の次は、ロッキーマウンテンドッグフードの成分を評価していきます!
(※表は「チキン」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ロッキーマウンテンドッグフードのタンパク質は24〜34%以上、脂質は15〜20%以上、水分は10%以下、カロリーは100gあたり361.2〜382.9kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。
例えば、一番高タンパク・高脂質・高カロリーな「サーモンレシピ」は、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用としてぴったりです。
また、適度に運動をする成犬には、中間くらいの成分バランスの「オーシャンフィッシュ」が向いています。
その一方で、運動量が少ない成犬や歳をとって活動量が落ちたシニア犬用としては、全体的に脂質が高めな印象を受けました。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
3kg | 2,580円 | 3,480円 | 4,080円 |
6kg(3kg×2袋) | 4,860円 | 6,550円 | 7,680円 |
9kg(3kg×3袋) | 6,480円 | 7,980円 | 8,800円 |
18.14kg | 10,450円 | 12,300円 | 13,600円 |
36.28kg(18.14kg×2袋) | 20,500円 | 23,400円 | 26,000円 |
ロッキーマウンテンドッグフードの販売元のトムキャットの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで「チキン」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズ・セットも公式通販サイトが最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2025年1月に確認しました)
また、公式通販サイトを利用する場合、30kgまでなら750円の送料が発生しますが、送料を加味しても公式通販サイトが一番安いです。
(※沖縄、一部離島への発送は別途追加料金が発生)
このことから、特にこだわりがなければ公式通販サイトを通して購入することをおすすめします。
まとめ
ロッキーマウンテンドッグフードはトムキャットのオリジナル商品で、「チキン」と「オーシャンフィッシュレシピ」と「サーモンレシピ」の3種類のドライフードがあります。
そして、どのラインナップにも主原料として動物性原材料が使われていることに加えて、着色料などの犬に必要のないものは使われていません。
また、「チキン」はグルテンフリーのレシピを、そのほかの2種類はグレインフリーのレシピを採用しているほか、それぞれのフードで動物性タンパク源の内容も違い、食に敏感な愛犬たちにも幅広く対応しやすくなっています。
さらに、これらの条件を満たしたドッグフードの中では非常に手に取りやすい価格で販売されており、「コスパのいい大袋のドッグフードを探している」ということであれば、ロッキーマウンテンドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。