
高品質な平飼いチキンを主原料として使いつつ、サツマイモやニンジン、ブロッコリーやリンゴなどの野菜と果物がバランスよく配合されたカナガンのウェットフード(缶詰タイプ)。
また、素材そのものの香りや栄養素が損なわれないように、120℃の温度で1時間以上じっくりと調理されているのも特徴です。
この記事ではそんなカナガンのウェットフード(缶詰タイプ)の口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
カナガンウェット(缶詰)の口コミ・評判|暫定版
カナガンのウェットフード(缶詰タイプ)は比較的新しい商品ということもあってか、口コミ・評判がほとんど見つかりませんでした。
(※口コミ・評判は2021年4月にAmazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)
そんな中で見つかったのが「残念ながらあまり食べない」、「市販の缶詰タイプのドッグフードと比較するとかなり高い」、「食いつきがいいお気に入りのフード」というレビューでした。
順番に見ていきましょう。
食いつきはいまいち
カナガンさんのウェットフードせっかく買ったのに➰全く食べない❗🐾ペッペッ吐き出しとる➰、😂もったいない❗ pic.twitter.com/Tom0NMyLdb
— ゆき (@Y5FDbrQzUbQH1St) February 19, 2021
まず見つかったのが「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」というレビューです。
この原因として考えられるのは、カナガンの缶詰には人工の香料・調味料が使われていないことです。
一般的には人工の香料・調味料が使われているフードの方が食いつきがいい傾向にありますが、カナガンの缶詰は天然由来の原材料そのものの香りで風味が整えられています。
そのため、人工の香料・調味料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、カナガンの缶詰の風味にはあまり魅力が感じられないかもしれません。
ただ、カナガンの缶詰は素材の香りを損なわれないようじっくりと調理されていますし、どちらかと言えば香料・調味料の問題というより食の好みに合わなかった可能性が高いと推測しています。
値段が高い
そうなると、アーテミスもどうかと思えてきた。
オソピュアがグレインフリーだからそちらにするか、アカナに変えるか…缶詰はお外のミックスの子用。
推定16歳で歯も無いため、最近カリカリだとかなり食べが悪い。
しっかしカナガンの缶詰は1個千円弱と高すぎる!!— ちはり (@wsolaw) December 13, 2018
そのほかに見つかった口コミ・評判は、「市販の缶詰と比較するとかなり高い」というレビューです。
カナガンの缶詰は高品質な肉原材料が贅沢に使われていることもあり、100gあたりの値段は約293円と安くはありません。
(※通常購入時の販売価格を参考にしています)
また、カナガンの缶詰はバラ売りされておらず、400g×3セットの税込3,520円で販売されていることも高いと感じる理由の一つかもしれませんね。
ただ、公式サイトでは定期コースが導入されており、注文金額(セット数)に応じて10〜20%オフの値段でカナガンの缶詰を購入することができます。
この定期コースには継続の縛りがないので、カナガンの缶詰をお試しするなら定期コースで1セットだけ注文し、10%オフの値段で購入するのがおすすめです。
食いつきがいい
「あまり食べない」という悪評とは対照的に、「食いつきがいい」というレビューも確認できました。
カナガンの缶詰には人工の香料・調味料は使われていませんが、良質な動物性タンパク源となる平飼いチキンが全体の65%も占めており、天然由来の原材料の香りで嗜好性が高められています。
そのため、鶏肉風味のフードが好みの愛犬なら気に入ってくれる可能性は高いです。
食いつきに関してデメリットを挙げるとすれば、風味の種類がチキンだけしかなく、1種類の風味だけだと食べ飽きてしまうグルメな愛犬に対応しづらいことです。
ただ、月々の餌代のことを考えるとウェットフードだけを毎日与えている方は少ないでしょうし、ドライフードと併用して与える分には風味の種類が限定されていることはさほど問題にならないでしょう。
調査した口コミ・評判を見る限りでも、カナガンのドライフードと併用して与えている方を中心に購入されている印象を受けました。
カナガンウェット(缶詰)の口コミ・評判まとめ
カナガンウェット(缶詰)の口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「市販の缶詰タイプのドッグフードと比較するとかなり高い」、「食いつきがいいお気に入りのフード」といったレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、カナガンウェット(缶詰)には人工の香料・調味料が使われていないことや、高品質な肉原材料が贅沢に使われていることが関係していると考えられます。
- 食いつきはいまいち
- 値段が高い
- 食いつきがいい
カナガンのウェットフード(缶詰)の原材料の評価
原材料一覧 |
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骨抜きチキン生肉(65%)、サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、ニンジン、エンドウ豆、ブロッコリー、ビタミンD3、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー |
ここからは、カナガンのウェットフード(缶詰)の原材料を評価していきます。
高品質な肉原材料が使われているウェットフード
まず大きな特徴として挙げられるのは、カナガンのウェットフードには高品質な肉原材料が贅沢に使われていることです。
主原料として使われている骨抜きチキン生肉の割合は実に全体の6割以上となっており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、栄養バランスを考慮して、【サツマイモ/ニンジン/ブロッコリー/リンゴ】といった野菜と果物が使われていることも見逃せません。
それだけでなく、カナガンの缶詰はグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているので、食に敏感でお腹の弱い愛犬にも対応しやすいです。
人工の香料・調味料・着色料は不使用
カナガンの缶詰には、人工の香料・調味料・着色料が使われていないことも評価できます。
人工の香料・調味料が使われていないと言っても、カナガンの缶詰には良質な肉原材料が贅沢に使われているだけでなく、香りが損なわれないように128℃の温度で1時間以上じっくりと調理されており、決して香りが薄いというわけではありません。
また、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬にとっては着色料を使ってフードに色味をつける意味はないです。
それに対して、人工の香料・調味料・着色料が一切使われていないカナガンの缶詰は、犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができますね。
賞味期限と保存方法
開封後の賞味期限は1日以内が目安になります。
缶詰には酸化防止剤・保存料が添加されていませんし、ウェットフードは水分量が多くて品質が劣化する速度が早いので、開封後はドライフードとは違って日持ちしません。
食べ残したフードをそのまま置いておくのは避けて、使い切れない分はラップをかけて冷蔵庫で保存しておきましょう。
ただ、カナガンの缶詰の内容量は400gと多いので、愛犬の体格や与え方によって1日以内に使い切れないこともあるかと思います。
そんな時には、1日で使い切れない分を冷凍保存しておくのもいいでしょう。
冷凍保存する場合、缶詰を開封したら1日以内に使い切れる量を冷蔵保存しておき、余った分を1食分ずつラップに包んだうえで、ジップロックにひとまとめにして冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍保存したウェットフードの賞味期限は3週間が目安になります。
なお、未開封時の賞味期限は製造日から約3年が目安になっており、缶詰の底に賞味期限が印字されています。
(※BBDというアルファベット以降に【日/月/年】の順で賞味期限が印字されています)
カナガンのウェットフード(缶詰)の成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 10.5% |
脂質 | 6.1% |
粗繊維 | 0.5% |
粗灰分 | 2.3% |
水分 | 75% |
エネルギー | 106kcal/100g |
原材料の次は、カナガンのウェットフード(缶詰)の成分を評価していきます。
子犬・成犬・シニア犬に対応したウェットフード
カナガンの缶詰は、子犬からシニア犬までに与えることができる全年齢対応の主食用ウェットフードです。
そのため、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードが食べられない時の代わりに与えることができます。
ウェットフードは水分が多くて柔らかいので、まだ固形物を食べ慣れていない子犬や噛む力が弱くなったシニア犬にもおすすめです。
缶詰の中身もスプーンで簡単にほぐせますよ。
▼総合評価をチェックする
カナガンのウェットフード(缶詰)の総合評価
カナガンのウェットフード(缶詰)の給餌量
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
1〜5kg | 1/4〜1/2缶 |
5〜12kg | 1/2〜1+1/2缶 |
12〜25kg | 1+1/2〜2+3/4缶 |
25〜45kg | 2+3/4〜3+3/4缶 |
45〜70kg | 3+3/4〜5+3/4缶 |
カナガンのウェットフード(缶詰)の給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで“目安”でしかなく、実際には飼育環境や体質によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしましょう。
また、ドライフードと併用する場合には、それぞれのカロリーを踏まえて給餌量を調整してください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
公式 | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
販売価格 | 3,520円 | – | 4,224円 |
送料 | 704円 | – | 無料 |
カナガンのウェットフード(缶詰)は楽天市場では販売されておらず、公式サイトでは400g×3缶セットが税込3,520円+送料704円、Amazonでは400g×3缶セットが送料無料の税込4,224円で販売されています。
(※販売状況と販売価格は2022年12月に確認しました)
つまり、公式サイトで注文してもAmazonで注文しても総額は変わらないということになりますが、公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースで注文した場合は注文金額に応じて10〜20%オフの価格で購入することができます。
なお、カナガンの缶詰は店頭では販売されておらず、1缶だけのバラ売りもされていません。
公式サイトの定期コースについて
セット数 | 割引率 | 販売価格 (1セットあたり) |
---|---|---|
1〜2セット | 10%オフ | 3,168円 |
3〜6セット | 15%オフ | 2,992円 |
7セット以上 | 20%オフ | 2,816円 |
定期コースのまとめ買い個数に応じた割引率と、割引後の1セットあたりの販売価格は表の通りです。
定期コースと聞くと「継続の縛りがあるんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、カナガンの缶詰の定期コースには特に継続の縛りはなく、初回限りで解約することもできます。
解約や変更の手続きは次回配送時の7日前までに行う必要があることには気をつけなければいけませんが、配送周期は1週間から13週間まで設定できるので、配送周期に余裕を持たせておけば心配はないでしょう。
また、定期コースは4セット以上で送料・代引き手数料無料になったり、2回目の配送時にはフードスクープが貰えるといった特典もあります。
カナガンのウェットフード(缶詰)の総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 5.0 |
成分 | 5.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | 2.0 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
通常購入時の価格 | 3,520円/400g×3缶 |
定期購入時の価格 (1セットあたり) |
1〜2セット:3,168円(10%オフ) 3〜6セット:2,992円(15%オフ) 7セット以上:2,816円(20%オフ) ※まとめ買いセット数に応じて割引率が変動 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | ドイツ |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
当サイトのカナガンのウェットフード(缶詰)の総合評価はAランクです。
人間でも食べられる品質の平飼いチキンが贅沢に使われていることに加えて、香りと栄養素が損なわれないように手間ひまをかけて調理されていることが魅力的なウェットフードです。
また、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことも評価できます。
それだけに決して安いフードとは言えませんが、公式サイトではお得な定期コースが導入されているので、まずは定期コースで1セットだけお試し注文してみて、愛犬の様子を伺いながら継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。