九州産の鶏肉を主原料として使いつつ、小麦・トウモロコシ・ジャガイモ・豆類不使用のレシピを採用している国産ドッグフードのポンポンデリ。
それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が一切使われていないことも特徴です。
今回はそんなポンポンデリドッグフードの口コミ・評判を66件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ポンポンデリドッグフードの悪い口コミ・評判
ポンポンデリドッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬はあまり食べない」、「値段が高いのがネック」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ポンポンデリには人工の香料が使われていないことや、高品質な原材料で作られている国産ドッグフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(6件)
- 値段が高い(6件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年8月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
悪い口コミ・評判の一つとして確認できたのは「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」という内容のレビューでした。
ポンポンデリの食いつきが悪かった理由として考えられるのは、人工の香料や動物性の油脂が使われていないノンオイルコーティングのドライフードということです。
一般的にはそれらを使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われていたりオイルコーティングされたフードを食べ慣れている犬には、ポンポンデリの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、ポンポンデリは風味の種類が限定されており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせづらいこともデメリットと言えます。
値段が高い
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
実際、ポンポンデリの100gあたりの値段は約500円と、店頭でよく見かける市販の国産フードと比較するとかなりの価格差がありますし、そのほかのプレミアムフードと比較しても高いと感じる値段です。
(※通常価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、動物性原材料がメインかつ高品質な原材料で作られていたり、小麦グルテンフリーのレシピを採用していたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
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ポンポンデリドッグフードの総合評価
ポンポンデリドッグフードの良い口コミ・評判
ポンポンデリドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して食べさせられる国産ドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ポンポンデリは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、人工の酸化防止剤と着色料が使われていない小麦グルテンフリーの国産フードということが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(27件)
- 原材料に安心感がある(12件)
- うちの犬には合っている(8件)
- 国産だから安心感がある(7件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ポンポンデリの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
今回調査した66件のレビューのうち、「あまり食べない」というレビューが6件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが27件という件数を踏まえても、ポンポンデリは多くの犬に受け入れられている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、ポンポンデリには九州産の鶏肉が主原料として使われていることに加えて、鰹節と鶏ガラスープを使って出汁のような優しい香りに仕上げられていることです。
どちらかと言えば鰹節の風味が強めなドライフードなので、魚風味のフードを食べ慣れている愛犬なら気に入ってくれる可能性は高いと思います。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューで、ポンポンデリは人用の食品レベルの原材料で作られていることが安心できる要素と言えるでしょう。
(※ビール酵母は除く)
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも安心感に繋がります。
酸化を抑えるために人工の酸化防止剤を添加しているフードは少なくありませんが、ポンポンデリは1袋を食べきりやすい800gサイズにして対処しています。
着色料についてはフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
さらに、人工の香料に頼らずに原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていますし、品質面と安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。
うちの犬には合っている
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューで、この理由として考えられるのは、ポンポンデリには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることです。
穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ポンポンデリにはそれらのタンパク源が使われていません。
それだけでなく、大豆以外の豆類やトウモロコシ、ジャガイモといったタンパク源も使われておらず、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
それと、脂質が高すぎるフードを食べると下痢や吐き戻しといった消化不良を起こす犬もいますが、ポンポンデリは低脂質なドライフードになっていることも関係していると考えられます。
国産だから安心感がある
良い口コミ・評判の中には、「ポンポンデリは国産だから安心感がある」という内容のレビューもありました。
実際のところ、国産だからといって必ずしも品質面や安全性が優れているというわけではなく、それよりも安さをウリにしているフードはまだまだ多いです。
そんな現状の中、ポンポンデリは九州産の鶏肉をはじめとした高品質な原材料で作られており、犬にとって必要のない添加物が一切使われていません。
さらに、小麦・トウモロコシ・ジャガイモ・豆類不使用のレシピを採用していたり、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフードということで、品質面・安全性ともにこだわりを持って作られている国産ドッグフードと捉えることができますね。
ポンポンデリドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの犬には合っている | |
国産だから安心感がある |
ポンポンデリドッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬はあまり食べない」、「値段が高いのがネック」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ポンポンデリドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して食べさせられる国産ドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ポンポンデリは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、人工の酸化防止剤と着色料が使われていない小麦グルテンフリーの国産フードということが関係していると考えられます。
お試しサンプルと100円モニターについて
ポンポンデリドッグフードのお試しサンプルの無料配布は行われていません。
その代わり、約2日分をお試しできる100円モニターを募集していることがあり、タイミングが合えば送料無料の100円で少量サイズをお試しすることができます。
ただ、100円モニターの募集がいつ行われるのかは分からないので、基本的にはお試しするにしても800gサイズの本商品を1袋は購入する必要があると思っておいた方がいいでしょう。
そもそも、数食分くらいの少量パックだと開封してしばらく経った本商品を最後まで食べてくれるかの判断や、愛犬の体質に合っているかの判断ができません。
このことから当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、まずは1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、愛犬の好みや体質に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。
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ポンポンデリドッグフードの総合評価
ポンポンデリドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
鶏肉、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母、鶏ガラスープ、甜菜繊維、鶏レバー、卵黄粉末、黒米、赤米、米油、ムラサキ芋、玄米麹、ブロッコリー、にんじん、イヌリン(水溶性食物繊維)、フラクトオリゴ糖、コラーゲンペプチド、りんご、昆布、DHA含有精製魚油、セレン酵母、乳酸菌、ミネラル類(卵殻未焼成カルシウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム) |
ここからは、ポンポンデリドッグフードの原材料を評価していきます。
良質な原材料で作られている国産ドッグフード
ポンポンデリの特徴としてまず挙げられるのは、良質な原材料で作られている国産ドッグフードということでしょう。
ビール酵母を除いた全ての原材料は人間でも食べられる高品質な原材料になっており、厳しい基準を満たした九州の工場で製造されています。
また、公式サイトに全ての原材料の産地が公開されていることも安心感に繋がります。
九州産の鶏肉を主原料として使用
ポンポンデリには、九州産の鶏肉が主原料として使われていることも見逃せません。
安さをウリにしたフードの多くには肉類よりも安く仕入れることができる穀物が主原料として使われていますが、穀物の割合が多いフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。
また、小麦が使われているフードも珍しくはありませんが、小麦は穀物の中でも特にアレルギーの原因になりやすいという問題があります。
それに対して、ポンポンデリは小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、穀物が主原料かつ小麦が使われているフードよりもワンランク上の内容のドッグフード・・・と捉えることができますね。
タンパク源の種類がシンプルなドライフード
ポンポンデリは、タンパク源の種類がシンプルなドライフードという点も評価できます。
先ほど触れた小麦グルテンフリーのレシピを採用しているだけでなく、トウモロコシ・ジャガイモ・豆類といったタンパク源が使われていません。
さらに、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉も使われておらず、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
なお、ポンポンデリには【玄米/大麦/黒米/赤米/玄米麹】といった穀物が使われていますが、これらはアレルギーの原因になりにくいタンパク源で、肉類だけでは摂り入れられない栄養を補うために配合されています。
ポンポンデリドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 21.3%以上 |
脂質 | 9.2%以上 |
粗繊維 | 1.9%以下 |
灰分 | 4.8%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
エネルギー | 351kcal/100g |
原材料の次は、ポンポンデリドッグフードの成分を評価していきます。
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ポンポンデリのタンパク質は21.3%以上、脂質は9.2%以上、カロリーは100gあたり351kcalと、タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめなドライフードになっています。
こういった成分バランス上、歳をとって活動量が落ちたシニア犬の主食としてぴったりです。
その逆に、運動量が多い活発な成犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
また、標準的な運動量の成犬用フードとしてはタンパク質含有量に物足りなさを感じる・・・というのが率直な感想です。
なお、ポンポンデリは成犬・シニア犬向けに作られている主食用ドッグフードで、1歳未満の子犬向けには作られていません。
もしも子犬用フードを探しているということであれば、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、高タンパク・高脂質・高カロリーなフードを選んであげることをおすすめします。
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ポンポンデリドッグフードの総合評価
ポンポンデリドッグフードの給餌量
体重 | 1~2歳以上 | 3~6歳以上 | 7歳以上 |
---|---|---|---|
1~3kg | 37~84g | 31~71g | 27~62g |
4~6kg | 105~142g | 89~120g | 77~104g |
7~9kg | 159~192g | 135~163g | 116~141g |
10~12kg | 208~239g | 176~202g | 152~175g |
13~15kg | 254~282g | 215~239g | 185~206g |
ポンポンデリドッグフードの1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで“目安量”でしかなく、実際には愛犬の体質や飼育環境によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給餌量を微調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
公式 | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
販売価格 (800g×1袋) |
3,980円 | 4,830円 | 4,830円 |
送料 | 850円 | 無料 | 無料 |
ポンポンデリは店頭では販売されていない通販限定のドッグフードです。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
そして、公式サイトと楽天市場、Amazonで販売価格を調査してみたところ、送料を含めた総額はどこも同じという結果になりました!
ただ、公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用するとお得にポンポンデリを購入できるようになっています。
公式サイトの定期コースについて
初回 | 2回目以降 | |
---|---|---|
販売価格 | 2,970円 (800g×1袋) |
6,960円 (800g×2袋) |
送料 | 無料 | 850円 |
公式サイトのポンポンデリの通常価格は3,980円となっていますが、定期コースを利用すると初回は約40%オフの2,970円かつ送料無料で購入できます。
2回目以降は850円の送料が発生するものの、約13%オフの1袋あたり3,480円で価格で購入できるようになっています。
(※2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件です)
なお、定期コースと聞くと継続回数の縛りを連想するかもしれませんが、ポンポンデリの定期コースには特に回数の縛りはなく、愛犬に合わないと感じた時には初回限りで解約することもできます。
また、解約にあたって解約金や違約金などの手数料もかかりません。
ただし、定期コースの解約手続きは次回配送予定日の10日前までに行う必要があることには気をつけてください。
ちなみに、2回目の配送は初回の2週間後、2回目以降は4週間周期で配送されます。
解約手続きに関しては電話かメール、もしくは専用の問い合わせフォームから行えます。
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ポンポンデリドッグフードの総合評価
ポンポンデリとそのほかのドッグフードを比較!
ポンポンデリとそのほかのドッグフードを比較してみました!
ポンポンデリとこのこのごはんの違い
ポンポンデリとこのこのごはんは、どちらも小型犬向けに成分バランスや粒サイズが調整されている、ドライタイプの国産ドッグフードです。
ただ、ポンポンデリは1歳以上の成犬用が1種類なのに対して、このこのごはんには全年齢用とシニア犬用(成犬も可)が1種類ずつというラインナップになっています。
また、タンパク源の種類にも違いがあるほか、販売価格に大きめの開きがあり、グラムあたりの値段はポンポンデリの方が高いです。
以下の記事では、ポンポンデリとこのこのごはんの違いを5つの項目で比較しているので、あわせて参考にしてみてください。
ポンポンデリとモグワンの違い
ポンポンデリもモグワンも通販限定のプレミアムドッグフードですが、ポンポンデリは国産ドッグフードなのに対して、モグワンはイギリス産ドッグフードです。
また、肉・魚が主原料、香料・着色料不使用、小麦不使用という条件を満たしていることは共通していますが、モグワンはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
そして、モグワンは全犬種・全年齢対応のドライフードで、ポンポンデリよりも高タンパクになっています。
ポンポンデリとモグワンの違いについては、以下の記事で掘り下げて解説しています。
ポンポンデリドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 1.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 通常購入:3,980円/800g×1袋 定期初回:2,970円/800g×1袋 定期購入:6,960円/800g×2袋 ※定期初回は約40%オフ、2回目以降は約13%オフ ※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社わんこのおもい |
当サイトのポンポンデリドッグフードの総合評価はBランクです。
九州産の鶏肉が主原料として使われていることに加えて、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われており、さらに人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないノンオイルコーティングのドライフードということは魅力的です。
それだけに、手に取りやすい価格帯の国産ドッグフードとは言いづらいですが、割引価格で購入できる定期コースが導入されており、初回は送料無料かつ割引率が高くなっていることは良心的と言えます。
定期コースには特に継続回数の縛りもないので、まずは定期コースで1袋お試し注文してみて、愛犬に合っているかどうかを確認しながら継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。