モグワンとポンポンデリ｜2つのドッグフードの違いを比較・検証！

モグワンとポンポンデリはどちらも通販限定のプレミアムドッグフードで、厳選された良質な動物性タンパク源が主原料として使われていたり、小麦不使用のレシピを採用していたり、香料・着色料が使われていないといった共通点があります。

そして、「モグワンとポンポンデリの違いがよく分からない」という飼い主の意見も見られます。

そこでこの記事では、モグワンとポンポンデリを5つの項目で比較し、2つのドッグフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

モグワンとポンポンデリの原材料の比較

まずはじめに、モグワンとポンポンデリの主原料や動物性タンパク源の種類、穀物の種類や香料・着色料が使われているかを比較してみました。

冒頭でも説明した通り、動物性タンパク源が主原料として使われていることや、小麦が使われていないこと、香料・着色料が使われていないことは共通しています。

ただ、モグワンにはチキン（鶏肉）とサーモン（魚）が主原料として使われているのに対して、ポンポンデリには鶏肉が主原料として使われているほか、モグワンはグレインフリー（穀物不使用）のレシピを採用しています。

また、モグワンには卵が使われておらず、タンパク源の種類がポンポンデリよりもシンプルという点では、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にはモグワンの方が合わせやすい・・・という捉え方ができます。

とは言え、アレルギーの原因は犬によって様々ですし、愛犬にこれといったアレルギーがなければタンパク源の種類に神経質になりすぎる必要はありません。

モグワンとポンポンデリの成分の比較

原材料の次は、モグワンとポンポンデリの主要な成分値（タンパク質・脂質・カロリー）を比較してみました！

まず押さえておきたいのは、モグワンは全年齢対応の主食用ドライフードとなっているのに対して、ポンポンデリは1歳以上の成犬用フードということです。

そして、モグワンはポンポンデリと比べて高タンパクで、カロリーについてもやや高めです。

このような成分バランスの違いを考慮して、モグワンは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬用フードとして、ポンポンデリは歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしておすすめしています。

モグワンとポンポンデリの粒の大きさの比較

続いて、モグワンとポンポンデリの粒の大きさを比較してみました。

モグワンは直径が8〜12mm程度のドーナツ型に、ポンポンデリは直径が約10mmの丸型になっており、どちらも口の小さな小型犬にも食べやすいサイズ感のドライフードと捉えることができます。

また、モグワンのように真ん中に穴が空いたドーナツ型の粒は、軽めの力でも噛み砕きやすいというメリットがあるほか、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットもあります。

それと、粒の形の違いが食いつきの良し悪しに影響する可能性もありますが、粒の大きさ・形にこれといったこだわりがなければ、原材料の内容や成分、販売価格などのその他の要素に注目して購入を検討するといいでしょう。

モグワンとポンポンデリの値段の比較

モグワンとポンポンデリの値段も比較してみました！

モグワンとポンポンデリは内容量に違いがあり、モグワンの内容量は1袋あたり1.8kgになっている一方で、ポンポンデリは1袋あたり800gと、モグワンの半分以下の内容量になっています。

そして、モグワンは1袋5,038円で、ポンポンデリは1袋3,980円で販売されており、より分かりやすいように100gあたりの値段で比較すると、モグワンは約280円、ポンポンデリは約498円と、販売価格はモグワンの方が安いです。

また、モグワンもポンポンデリも公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、モグワンはまとめ買い袋数（合計金額）に応じて10%or15%or20%の割引が適用されます。

それに対して、ポンポンデリは初回は約40%オフ、2回目以降は13%オフと、初回の割引率が優遇されていますが、初回購入時という条件で比較してもモグワンの方がコスパがいいです。

モグワンとポンポンデリの原産国の違い

モグワンとポンポンデリは、どちらも日本の企業が販売している通販限定のプレミアムドッグフードですが、モグワンはイギリスの工場で製造されているのに対して、ポンポンデリは日本国内の工場で製造されている国産ドッグフードです。

当サイトでは原産国の違いはそれほど重要視しておらず、あくまで原材料の内容や成分バランス、販売価格に注目してドッグフードを選ぶことをおすすめしています。

ただ、それでも「愛犬には海外産ではなく国産ドッグフードを与えたい」というこだわりがあるなら、必然的に選択肢はポンポンデリに絞られます。

こんな場合はモグワンがおすすめ

愛犬の月々の餌代をできるだけ抑えたいと考えている場合には、ポンポンデリよりもグラムあたりの値段が安いモグワンがおすすめです。

また、ポンポンデリは1歳以上の成犬用フードということから、子犬用フードでモグワンとポンポンデリのどちらかを迷っているなら、全年齢対応フードのモグワンを選んであげましょう。

そして、ポンポンデリと比べて高タンパクでカロリーもやや高めなモグワンは、運動量が多い活発な成犬用フードとしても向いています。

それと、愛犬が穀物全般にアレルギーある場合には、グレインフリーのレシピを採用しているモグワンに選択肢が絞られます。

こんな場合はポンポンデリがおすすめ

モグワンと比べてタンパク質とカロリーが控えめなポンポンデリは、「歳をとって活動量が落ちたシニア犬にタンパク質が控えめなフードを与えたい」、と考えている場合におすすめです。

また、モグワンはイギリスの工場で製造されているのに対して、ポンポンデリは日本国内の工場で製造されていることから、「愛犬には国産ドッグフードを与えたい」と考えている場合には、ポンポンデリに選択肢が絞られます。

それと、開封後のドライフードをできるだけ早く使い切りたいと考えている場合には、1袋あたりの内容量が800gと少なめなポンポンデリを選ぶのもいいでしょう。

まとめ

モグワンとポンポンデリはどちらも通販限定のプレミアムドッグフードで、主原料として良質な動物性タンパク源を使用、小麦不使用のレシピを採用、香料・着色料不使用などの共通点があります。

その一方で、モグワンはポンポンデリよりもタンパク源の種類がシンプルなグレインフリー（穀物不使用）フードという違いがあるほか、モグワンはポンポンデリよりも高タンパクなドライフードです。

また、モグワンは全年齢対応のドライフードになっているのに対して、ポンポンデリは1歳以上の成犬用ドライフードという違いがあります。

そして、モグワンとポンポンデリは販売価格と内容量にも違いがあるので、コスパ面も考慮してどちらかを選ぶといいでしょう。