メインのタンパク源としてウサギ肉が使われている「ラブガド」と、メインのタンパク源として鶏肉とウサギ肉が使われている「プレミアムドッグ」という2シリーズの主食用ドライフードを取り揃えているワンフー(wanfoo)ドッグフード。
そして、ワンフードッグフードは人も食べることができる原材料を使って作られていることや、香料・着色料・保存料といった添加物が使われていないことも大きな特徴です。
今回はそんなワンフードッグフードの口コミ・評判を122件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ワンフー(wanfoo)ドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.0 |
コスパ | 3.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,500円/600g 4,180円/2kg 10,890円/6kg 20,850円/12kg ※ワンフープレミアムドッグ・レギュラー(小粒) ※2023年5月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 環境プラント工業株式会社 ワンフー事業部 |
当サイトのワンフー(wanfoo)ドッグフードの総合評価はBランクです。
一部のドライフードの主原料が米ということや、全体的に非常に高カロリーになっていることは気になるものの、人も食べられる良質な原材料を使って作られていることは魅力的です。
また、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないことや、200g単位で小分け包装されていることも評価できます。
(※大粒の12kgサイズは”2kg×6袋”で販売されています)
販売価格については平均的と言えるくらいの範囲に収まっており、品質と価格のバランスが取れた国産ドッグフードという印象を受けました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ワンフードッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、ワンフードッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「国産ドッグフードの中では値段が高い」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「成分バランスが今ひとつ」といった内容のレビューがあり、値段の高さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ワンフーには人も食べることができる良質な原材料が使われていることや、香料・着色料・保存料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(23件)
- 食いつきはいまいち(7件)
- 成分バランスが今ひとつ(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年4月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
ワンフーの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
参考までに例を挙げると、”プレミアムドッグ・レギュラー”の2kgサイズの100gあたりの値段は約210円と、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販の国産ドライフードと比較するとかなり高いです。
ただ、ワンフーの1.5〜2倍以上の値段で販売されているプレミアムドッグフードも珍しくありませんし、激安ドッグフードだけでなく高級ドッグフードまでを含まえて総合的に比較すれば、ワンフーは平均的な価格帯のドッグフードと捉えることができます。
とは言え、どれだけ品質にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
食いつきはいまいち
次に多かった悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」といった食いつきの悪さを指摘するレビューです。
食いつきが悪い理由として考えられるのは、ワンフーには香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。
一般的には香料を使って風味が整えられているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、愛犬が香料が使われているドッグフードを食べ慣れている場合には、餌の切り替えに苦労するかもしれません。
また、ウサギ肉が使われているドッグフードを食べ慣れていなかった可能性も考えられますね。
成分バランスが今ひとつ
そのほかに確認できた悪い口コミ・評判は「成分バランスが今ひとつ」という内容のレビューでした。
具体的には、ドライフードが高カロリーということを気にする飼い主の声です。
実際、ワンフーのドライフードのカロリーは100gあたり398〜416kcalとかなり高カロリーで、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用フードとしては向いていません。
また、脂質が控えめに調整されていることを踏まえると、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしてのおすすめ度も下がります。
ワンフードッグフードの良い口コミ・評判
ワンフードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小分けされているから保存に便利」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ワンフーは良質な動物性タンパク源の割合がそれなりに多いことや、動物性タンパク源がウサギ肉だけに限定された”ラブガド”というドライフードを製造・販売していることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(27件)
- うちの犬には合っている(27件)
- 保存に便利な小分け包装(16件)
- 原材料に安心感がある(15件)
- 成分バランスがいい(3件)
- 国産だから安心感がある(2件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ワンフーの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが7件、「食いつきがいい」というレビューが27件という件数を踏まえても、ワンフーは比較的多くの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声が多かった理由としてまず考えられるのは、ワンフーは良質な動物性タンパク源の割合がそれなりに多く、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。
また、タンパク源の内容が違う”プレミアムドッグ”と”ラブガド”という2シリーズのドライフードがあることや、おかず用・トッピング用・おやつ用フードまで取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせて選びやすいことも理由の一つとして考えられます。
うちの犬には合っている
「食いつきがいい」というレビューと同じくらい多かったのが、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、ワンフーの主食用フードは動物性原材料の割合が比較的多く、高タンパクなものが多いことです。
その一方で、販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬もいますが、ワンフーは動物性タンパク源の種類がシンプルかつ比較的アレルギーの原因になりにくいものが使われており、愛犬の体質に合わせてフードを選びやすいことも強みです。
そのほかにも、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、ワンフーにはそれらの添加物が使われていません。
保存に便利な小分け包装
次に多かった良い口コミ・評判は、「ワンフーのドライフードは小分けされているから保存に便利」という内容のレビューでした。
小粒と大粒で販売サイズに若干の違いはありますが、小粒を例に挙げると600gサイズは200g×3袋、2kgサイズは200g×10袋・・・といったように200g単位で小分けされています。
このような配慮がされていることから、開封して品質や風味が落ちきる前に使い切ることができますし、保存方法についてもそれほど神経質にならずに済みます。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、ワンフーは人も食べることができる原材料を使って作られていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われているドッグフードも少なくない中、ワンフーにはそれらの添加物が使われていないことも安心感に繋がります。
成分バランスがいい
「成分バランスが今ひとつ」というレビューとは対照的に、「成分バランスがいい」というレビューもありました。
どちらもドライフードが高カロリーという意見ではありますが、悪い口コミ・評判と良い口コミ・評判の両方で見られた理由は、愛犬の食事量と運動量が関係していると考えられます。
先ほども説明した通り、高カロリーなドッグフードは食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬にとっては向いていませんが、食が細くてたくさんの量が食べられない愛犬用フードとしてはぴったりです。
また、運動量が非常に多い活発な愛犬用フードとしても向いています。
国産だから安心感がある
良い口コミ・評判の中には、「ワンフーは国産だから安心感がある」という内容のレビューもありました。
実際のところ、国産だからといって必ずしも品質面と安全性が優れているというわけではなく、それよりも安さをウリにしている国産ドッグフードがまだまだ多いです。
そんな状況の中、ワンフーは人も食べられる原材料を使って作られており、人工の酸化防止剤や香料・着色料といった添加物も使われていません。
穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦が使われていることや、どのドライフードもかなり高カロリーということは気になるものの、ワンフーは品質面と安全性にはきちんと配慮された国産ドッグフードと言っていいでしょう。
ワンフードッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
食いつきはいまいち | |
成分バランスが悪い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
保存に便利な小分け包装 | |
原材料に安心感がある | |
成分バランスがいい | |
国産だから安心感がある |
ワンフードッグフードの悪い口コミ・評判は「国産ドッグフードの中では値段が高い」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「成分バランスが今ひとつ」といった内容のレビューがあり、値段の高さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。
その一方で、ワンフードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「小分けされているから保存に便利」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ワンフーは良質な動物性タンパク源の割合がそれなりに多いことや、動物性タンパク源がウサギ肉だけに限定された”ラブガド”というドライフードを製造・販売していることが関係していると考えられます。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ワンフー(wanfoo)ドッグフードの種類
ワンフー(wanfoo)ドッグフードには「ワンフープレミアムドッグ」、「ワンフー・ラブガド」、「ワンフー・グルメ」といった3つのシリーズがあり、前者の2シリーズが主食用ドライフードになっています。
ワンフープレミアムドッグ
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
レギュラー | 肉(鶏肉、ウサギ肉、鶏レバー、鶏皮) | 27.8% | 10.2% | 10.0% | 405kcal |
パピー&アスリート | 肉(鶏肉、ウサギ肉、鶏レバー、鶏皮) | 32.1% | 11.7% | 10.0% | 411kcal |
シニア | 肉(鶏肉、ウサギ肉、鶏レバー、鶏皮) | 27.9% | 10.0% | 10.0% | 404kcal |
ライト | 米 | 24.0% | 9.4% | 10.0% | 398kcal |
ワンフープレミアムドッグのラインナップは「レギュラー」、「パピー&アスリート」、「シニア」、「ライト」の4種類で、「ライト」には主原料として米が、それ以外のラインナップには肉類(鶏、ウサギ)が主原料として使われています。
また、肉類が主原料として使われているフードは高タンパク・低脂質・高カロリーになっており、食が細くてたくさんの量が食べられない愛犬や、運動量が多い活発な愛犬向けと捉えることができます。
米が主原料の「ライト」については、そのほかのラインナップと比較するとタンパク質含有量が控えめですが、高カロリーという点は変わりません。
ワンフー・ラブガド
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
レギュラー | ウサギ肉 | 28.1% | 9.3% | 10.0% | 400kcal |
パピー&アスリート | ウサギ肉 | 32.4% | 11.8% | 10.0% | 416kcal |
シニア | ウサギ肉 | 28.3% | 9.3% | 10.0% | 401kcal |
ライト | 米 | 24.8% | 8.9% | 10.0% | 399kcal |
ワンフー・ラブガドのラインナップはワンフープレミアムドッグと同じで、成分バランスの傾向も変わりません。
ただ、ワンフープレミアムドッグはメインの動物性タンパク源として鶏肉とウサギ肉が使われていたのに対して、ワンフー・ラブガドには鶏肉が使われていないという違いがあります。
【米/コーン/小麦】といった穀物が使われている点はどちらのシリーズも変わらないので、食に敏感な愛犬に与えようと考えている場合には、予めタンパク源の種類をしっかりと確認しておきましょう。
ワンフー・グルメ
タイプ | 商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
ウェット (おかず用) |
ミンチタイプ | ウサギ肉 | 12.3% | 10.3% | 76.6% | 142kcal |
ひとくちタイプ | ウサギ肉 | 12.8% | 12.0% | 74.4% | 159kcal | |
ミンチ 骨たっぷりタイプ | ウサギ肉 | 15.9% | 6.1% | 73.9% | 120kcal | |
ウサギ肉&サツマイモ | ウサギ肉 | 9.0% | 3.2% | 75.0% | 116kcal | |
フレーク (トッピング用) |
ふわり粉末 | ウサギ肉 | 89.9% | 16.8% | 10.1% | 433kcal |
ふりかけ | ウサギ肉 | 79.4% | 16.8% | 6.9% | 403kcal | |
ジャーキー (おやつ用) |
うすぎりタイプ | ウサギ肉 | 80.0% | 3.7% | 17.0% | 301kcal |
まるごとタイプ | ウサギ肉 | 76.3% | 15.1% | 11.9% | 377kcal | |
まるごとミニタイプ | ウサギ肉 | 76.3% | 15.1% | 11.9% | 377kcal | |
ソフトタイプジャーキー | ウサギ肉 | 51.1% | 1.8% | 48.7% | 200kcal |
ワンフー・グルメにはウェット(おかず用)、フレーク(トッピング用)、ジャーキー(おやつ用)といった3つのタイプがあります。
どれについても必要な栄養をバランス良く摂り入れることができないタイプのフードなので、愛犬が欲しがるからといって、それらばかりを与えすぎないよう気をつけてくださいね。
ワンフー(wanfoo)ドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
肉(鶏肉、ウサギ肉、鶏レバー、鶏皮)・米・米ぬか・コーンフラワー・コーンタンパク・小麦ブラン(ふすま)・さつまいも・りんご・アルファルファ・ビール酵母・リン酸カルシウム・炭酸カルシウム・北沙参・菊花・昆布・塩化コリン・ミネラル類(鉄、銅、ヨウ化カリウム、亜鉛、マンガン、セレン)・アミノ酸(メチオニン)・イノシトール・ビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、B12)・鶏油・かつおぶし・食塩 ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、ワンフー(wanfoo)ドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ワンフープレミアムドッグ・レギュラー」の原材料一覧です)
良質な原材料で作られている国産ドッグフード
ワンフーの特徴としてまず挙げられるのは、人も食べられる良質な原材料で作られている国産ドッグフードということでしょう。
それに加えて、香料に頼らずに原材料そのものの香りで風味が整えられていることや、色味をつけるための着色料が使われていないことも評価できます。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
それなのに着色料を使って色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。
また、ワンフーには人工の酸化防止剤が使われておらず、酸素と光を遮断して酸化を防ぐアルミ個包装されていることも見逃せません。
ほとんどのドライフードの主原料が動物性原材料
ワンフーは、「ライト」以外のドライフードの主原料が動物性原材料ということも評価できます。
コストを抑えるために穀物の割合を増やしているドッグフードは少なくありませんが、口コミ・評判の項目でも触れたように、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
それに対して、「ライト」以外のドライフードは動物性原材料が主原料かつ高タンパクになっており、穀物の割合が多い低タンパクなドッグフードよりも、犬本来の食事内容に近いドッグフードと捉えることができます。
ただ、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦が使われているので、体質によってはワンフーが合わない可能性はあります。
ワンフー(wanfoo)ドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 27.8%以上 |
粗脂肪 | 10.2%以上 |
粗繊維 | 1.7%以下 |
粗灰分 | 4.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
エネルギー | 405kcal/100g |
原材料の次は、ワンフー(wanfoo)ドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ワンフープレミアムドッグ・レギュラー」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ワンフーのドライフードのタンパク質は24.0〜32.4%以上と、ラインナップによってそれなりの開きがありますが、全体的には高タンパクなフードが多いです。
そして、脂質は8.9〜11.8%以上と控えめですが、カロリーは100gあたり398〜416kcalとかなり高カロリーになっています。
こういった成分バランス上、少食の成犬や運動量が非常に多い活発な成犬用フードとしておすすめです。
その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬や運動量が少ない成犬、歳をとって運動量が落ちたシニア犬用フードとしては向いていません。
また、子犬用フードの「パピー&アスリート」に関しては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしては、脂質がやや控えめな印象を受けました。
ワンフー(wanfoo)ドッグフードの給与量
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
1kg | 32g |
3kg | 71g |
5kg | 105g |
7kg | 134g |
10kg | 175g |
15kg | 238g |
20kg | 295g |
25kg | 348g |
30kg | 399g |
35kg | 448g |
40kg | 495g |
50kg以上 | 585g |
ワンフー(wanfoo)ドッグフード「ワンフープレミアムドッグ・レギュラー」の給餌量の目安は表の通りです。
そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量についてもあくまで”目安”でしかなく、実際には体質や飼育環境によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
600g(200g×3袋) | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 |
2kg(200g×10袋) | 4,180円 | 4,180円 | 4,180円 |
6kg(200g×30袋) | 10,890円 | 10,890円 | 10,890円 |
12kg(200g×60袋) | 20,850円 | 20,850円 | 20,850円 |
ワンフーの公式サイトと楽天市場、Amazonで「ワンフープレミアムドッグ・レギュラー(小粒)」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズについても最安値は変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)
ワンフーを店頭で取り扱っている販売店は多くはないので、ワンフーを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販ならわざわざ家まで袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
なお、公式サイトでは定期購入コースが導入されており、ドライフードはどのサイズも送料無料で注文することができるようになっています。
まとめ
ワンフーは日本国内の工場で作られている国産ドッグフードで、人も食べることができる原材料を使って作られているだけでなく、香料・着色料・保存料が使われていません。
そして、メインの動物性タンパク源として鶏肉とウサギ肉が使われている「プレミアムドッグ」、メインの動物性タンパク源としてウサギ肉が使われている「ラブガド」という2シリーズのドライフードを取り揃えています。
そのほかに、おかず用・トッピング用フードとおやつもありますが、一部のドライフードに穀物(米)が主原料として使われていることは気になりました。
とは言え、販売価格は平均的と言えるくらいの範囲ですし、「愛犬には品質面・安全性にしっかりと配慮された国産ドッグフードを与えたい」と考えているなら、ワンフーをお試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。