トライバルドッグフードを6段階で評価|愛犬家の口コミ・評判も調査!

素材由来の栄養価や香りをできる限り残すために、低温でじっくりと製造するコールドプレス製法で作られているトライバルドッグフード。

主原料として使われているのは人間でも食べられる品質の生肉・魚で、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも特徴です。

今回はそんなトライバルドッグフードの口コミ・評判を調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

トライバルドッグフードの悪い口コミ・評判

まずはじめに、SNSで調査したトライバルドッグフードの悪い口コミ・評判をピックアップしてみました!

トライバルドッグフードは比較的新しい商品ということもあってか、確認できたレビューは25件と少なかったです。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「継続して与えるには値段が高い」といった内容のレビューでした。

なお、悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(4件)
  • 値段が高い(3件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年7月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査し、2024年4月にXで追加調査を行いました。

食いつきはいまいち

悪い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

この原因として考えられるのは、トライバルには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことです。

トライバルは素材そのものの香りができる限り損なわれないよう、低温でじっくりと製造するコールドプレス製法で作られてはいるものの、一般的には人工の香料で風味が整えられているフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。

そのため、人工の香料が使われていないフードを食べ慣れていない犬にとっては、トライバルの香りにあまり魅力を感じられない可能性はあります。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「トライバルは値段が高い」といった内容のレビューでした。

確かにトライバルの100gあたりの値段は約240円と、品質より安さをウリにしている激安フードと比較するとかなり高いです。
(※”フレッシュサーモン”の2.5kgサイズの最安値を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、良質な生肉・魚が主原料として使われていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していたり、コールドプレス製法で作られているといったこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないですし、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

▼総合評価をチェックする
トライバルドッグフードの総合評価

トライバルドッグフードの良い口コミ・評判

次に、SNSで調査したトライバルドッグフードの良い口コミ・評判をピックアップしてみました!

トライバルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、トライバルは素材由来の香りをできる限り損なわれないようコールドプレス製法で作られていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(11件)
  • 原材料に安心感がある(4件)
  • うちの犬には合っている(3件)

という結果になっています。

食いつきがいい

トライバルの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。

ただ、レビュー総数が25件と少なかったことや、「あまり食べない」というレビューも4件確認できたことを踏まえると、食いつきに関する口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。

食いつきに関してメリットを挙げるとすれば、トライバルには【フレッシュチキン/フレッシュサーモン/フレッシュターキー/フレッシュダック(スリムキブル)】といった4種類のドライフードがあり、愛犬の食の好みに合わせて選びやすくなっていることです。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「トライバルは原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。

まず、穀物全般にアレルギーのある愛犬を飼っている方にとっては、グレインフリーのレシピを採用していることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすいですが、トライバルにはそれらの原材料も使われていません。

 

それに加えて、トライバルには人工の酸化防止剤と着色料が使われていないことも安心感に繋がります。

フードの酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われているフードは少なくありませんが、トライバルには天然由来の酸化防止剤が使われています。

そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断していることから、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

うちの犬には合っている

良い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューもありました。

この理由としてまず考えられるのは、先ほど説明したように、トライバルにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることです。

また、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、これも先ほどの項目で説明したように、トライバルにはそれらの添加物は使われていません。

このことから、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。

トライバルドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
値段が高い
良い口コミ 食いつきがいい
原材料に安心感がある
うちの犬には合っている

トライバルドッグフードは比較的新しい商品ということもあってかレビューは少ないものの、「残念ながらあまり食べない」、「継続して与えるには値段が高い」といった内容の悪い口コミ・評判を確認できました。

その一方で、トライバルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、トライバルは素材由来の香りをできる限り損なわれないようコールドプレス製法で作られていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

トライバルドッグフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
フレッシュチキン 20.1% 8.5% 12.0% 371.1kcal
フレッシュサーモン 20.1% 10.5% 12.0% 393.9kcal
フレッシュターキー 20.1% 8.0% 12.0% 362.9kcal
フレッシュダック(スリムキブル) 17.9% 11.5% 12.0% 388.6kcal

トライバルドッグフードのラインナップは「フレッシュチキン」、「フレッシュサーモン」、「フレッシュターキー」、「フレッシュダック(スリムキル部)」の4種類で、どれに関してもグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

それぞれのフードでメインの動物性タンパク源が違うので、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせて選びやすくなっています。

また、フードによって主要な成分値にも開きがありますが、全体的に低タンパク・低脂質な傾向がある一方で、低カロリーなラインナップはありません。

トライバルドッグフードのお試しサンプルについて

公式サイトと楽天市場、Amazonでトライバルドッグフードのお試しサンプルの販売状況を調査してみましたが、お試しサンプルは販売されていませんでした。

そのため、トライバルをお試しするにしても本商品を最低1袋は購入しなければいけません。

ただ、どちらにせよお試しサンプルくらいの少量サイズだと食いつきや体質に合っているかをしっかりと確認することができないので、当サイトでははじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズを購入することをおすすめしています。

▼総合評価をチェックする
トライバルドッグフードの総合評価

トライバルドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
フレッシュサーモン35%、スイートポテト35%、加水分解タラ10%、全卵8%、ビートファイバー3.05%、ビール酵母2.5%、リグノスルホン酸塩1.725%、サンフラワーオイル1.55%、ビタミン類1.232%、サーモンオイル0.5%、イヌリン0.5%、ミネラル類0.25%、ハーブブレンド0.25%(パセリ、ローズマリー、イラクサ、カモミール、セージ、タイム、コリアンダーの葉、タンポポの葉、カンゾウ)、トコフェロール抽出物(酸化防止剤)0.25%、グルコサミン0.098%、緑イ貝0.05%、コンドロイチン硫酸0.045%

ここからは、トライバルドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「フレッシュサーモン」の原材料一覧です)

生肉or魚が主原料のグレインフリーフード

トライバルの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、良質な生肉or魚(動物性原材料)が主原料として使われていることでしょう。

安さをウリにしたほとんどのドッグフードには穀物が主原料として使われていますが、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

また、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすく、穀物全般にアレルギーのある犬もいます。

 

それに対して、トライバルはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、犬本来の食事内容に近いドライフードと言えるでしょう。

それと、原材料一つ一つの割合まで明記されていることも安心感に繋がります。

コールドプレス製法で作られているドライフード

オランダ産プレミアムフードのトライバルは、「コールドプレス製法」で作られていることも特徴です。

一般的なドライフードは200度近い高温で作られる「エクストルーダー製法」を採用していますが、”素材の栄養価や香りが損なわれやすい”というデメリットがあります。

その一方で、100度以下の低温で作られるコールドプレス製法は手間とコストがかかるというデメリットがあるものの、“素材の栄養価や香りが損なわれにくい”というメリットがあります。

 

トライバルには人工の香料は使われていませんが、コールドプレス製法で作られていることにより、原材料そのものの香りを活かして嗜好性が高められているというわけですね。

それに加えて、トライバルはBHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤を使わず、トコフェロール抽出物という天然由来の酸化防止剤を使っていることも評価できます。

トライバルドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 20.1%以上
粗脂肪 10.5%以上
粗繊維 4.3%以下
粗灰分 6.2%以下
水分 12.0%以下
エネルギー 393.9kcal/100g

原材料の次は、トライバルドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「フレッシュサーモン」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

トライバルのタンパク質は17.9〜20.1%以上、脂質は8.0〜11.5%以上、100gあたりのカロリーは362.9〜393.9kcalと、種類によって成分バランスに開きがあります。

ただ、動物性原材料が主原料として使われている割にはタンパク質と脂質が控えめで、どれについてもタンパク質含有量には物足りなさを感じました。

脂質が控えめという点では運動量が少ない成犬・シニア犬向けと捉えることができますが、低カロリーと言えるほどのフードはないので、給餌量には気をつけなければいけません。

また、「愛犬には肉・魚が主原料かつ高タンパクなフードを与えたい」と考えている場合、タンパク質含有量が控えめなトライバルは選択肢からは外れます。

▼総合評価をチェックする
トライバルドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,375円 1,224円 1,375円
2.5kg 6,600円 5,874円 6,600円
12kg 27,500円 24,475円 27,500円

トライバルドッグフードの総輸入元であるスリーイレブンの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで「フレッシュサーモン」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)

現状ではトライバルは流通量が多くはないプレミアムフードなので、トライバルを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用することをおすすめします。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

トライバルドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 1.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,224円/400g
5,874円/2.5kg
24,475円/12kg
※フレッシュサーモン
※2023年7月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 成犬・シニア犬用
原産国 オランダ
販売会社 株式会社スリーイレブン

当サイトのトライバルドッグフードの総合評価はBランクです。

人間でも食べられる品質の動物性原材料が主原料として使われているグレインフリーフードということに加えて、素材そのものの栄養価や香りができる限り損なわれないコールドプレス製法で作られているのが魅力です。

ただ、タンパク質含有量に物足りなさを感じたことや、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。

どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

あわせて読みたい