秋田犬などの大型犬向けに作られており、大容量かつお手頃な値段で販売されている国産ドッグフードのゼットハンターフード。
(※お試しサイズも販売されています)
安いドッグフードと言うと、必ずしも使う必要のない様々な人工添加物が使われている印象があるかもしれませんが、ゼットハンターフードには保存料・着色料・発色剤は使われていません。
この記事では、そんなゼットハンターフードの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ゼットハンターフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 2.0 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 4.5 |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | 5.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,470円/1kg(500g×2パック) 3,800円/10kg 40,800円/120kg(10kg×12袋) |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | ゼット物産株式会社 |
当サイトのゼットハンターフードの総合評価はBランクです。
穀物が主原料として使われていることや、一部品質・内容が不明瞭な原材料表記が見られることは気になりますが、非常に手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。
また、着色料を使って色味が付けられていないことや、高タンパクなドッグフードということも評価できます。
タンパク源の内容・割合にこれといったこだわりはなく、「大型犬の愛犬用として安さ重視でドッグフードを選びたい」ということであれば、ゼットハンターフードは有力候補の一つになるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ゼットハンターフードの悪い口コミ・評判
続いて、ゼットハンターフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
口コミ・評判はAmazon・楽天・X・インスタグラムで調査しましたが、Amazonと楽天ではゼットハンターフードが販売されていないこともあり、確認できたレビューは多くはありませんでした。
そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
なお、口コミ・評判は2025年1月に調査しました。
食いつきはいまいち
今回調査した7件のレビューのうち、「食いつきはいまいち」という内容のレビューを1件確認できました。
この原因としてまず考えられるのは、ゼットハンターフードは風味と粒サイズが限定されており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせづらいことです。
また、原材料一覧を見る限りではゼットハンターフードには人工の香料が使われていません。
このことから、人工の香料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、ゼットハンターフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
ゼットハンターフードの良い口コミ・評判
ゼットハンターフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、複数の動物性タンパク源が使われていることや動物性油脂が使われていること、穀物が主原料かつ大容量サイズのドライフードということが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(4件)
- お手頃な値段(2件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ゼットハンターフードの良い口コミ・評判でまず確認できたのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
この理由として考えられるのは、ミートミール・チキンミール・ポークミール・フィッシュミールといった複数の動物性タンパク源が使われており、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。
それに加えて、動物性油脂が使われていることも関係していると考えられます。
ただ、今回調査したレビュー総数が少ないこともあり、食いつきに関する口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
お手頃な値段
そのほかに見つかったゼットハンターフードの良い口コミ・評判は、「お手頃な値段」という内容のレビューです。
ゼットハンターフードには穀物が主原料として使われており、穀物は肉・魚よりも安く仕入れられるというメリットがあります。
それに加えて、1袋10kgの大容量サイズで販売されていることもあってか、100gあたりの値段は約38円と非常に手に取りやすい価格になっています。
(※500g×2パックのお試しサイズも販売されています)
秋田犬などの大型犬の愛犬を飼っており、月々の餌代をできる限り抑えたいと考えているなら、ゼットハンターフードは魅力的なドライタイプの国産ドッグフードと言えるでしょう。
ゼットハンターフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
良い口コミ | 食いつきがいい |
お手頃な値段 |
口コミ・評判はAmazon・楽天・X・インスタグラムで調査しましたが、Amazonと楽天ではゼットハンターフードが販売されていないこともあり、確認できたレビューは多くはありませんでした。
そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
その一方で、ゼットハンターフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、複数の動物性タンパク源が使われていることや動物性油脂が使われていること、穀物が主原料かつ大容量サイズのドライフードということが関係していると考えられます。
ゼットハンターフードの原材料の評価
原材料一覧 |
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穀類(とうもろこし、コーングルテンフィード、小麦ふすま、米糠、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール)、豆類(脱脂大豆、乾燥おから等)、動物性油脂、ビール酵母、フィッシュミール、N-アセチルグルコサミン、植物発酵抽出エキス、イミダゾールジペプチド、ミネラル類(カルシウム、リン、塩化ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、B2、B12、パントテン酸、コリン) ※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質・内容が不明瞭な原材料は赤色で記載 |
ここからは、ゼットハンターフードの原材料を評価していきます!
穀物が主原料として使われているドッグフード
ゼットハンターフードの特徴としてまず挙げられるのは、穀物が主原料として使われているドライタイプのドッグフードということです。
口コミ・評判の項目でも触れたように、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やせば販売価格を抑えられますが、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容からは遠ざかります。
ただ、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、原材料の内容や価格の何を一番に優先して選ぶかによって見方は変わってきます。
品質・内容が不明瞭な原材料表記あり
ゼットハンターフードの公式サイトの販売ページには、【厳選された良質な原料を使用】とは書かれているものの、肉類の品質などの細かな説明はされていませんでした。
また、“ミートミール”と“動物性油脂”には具体的に何の動物の肉・魚が使われているのかが分からず、動物性油脂に使われている酸化防止剤の種類が補足されていないことも気になるところです。
それと、ゼットハンターフードには穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われています。
愛犬に特にこれといったアレルギーがなければ気にする必要はありませんが、食に敏感な愛犬に与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも気を配っておくといいでしょう。
保存料・着色料・発色剤は不使用
ゼットハンターフードには、保存料・着色料・発色剤が使われていないことは評価できます。
保存料についてはドッグフードの品質の劣化を抑える目的で使われるものの、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料・発色剤を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
そして、犬に必要のない着色料・発色剤が使われていないゼットハンターフードは、犬の立場になって作られているドッグフードという捉え方ができますね。
ゼットハンターフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 9%以上 |
粗繊維 | 4%以下 |
灰分 | 10%以下 |
水分 | 10%以下 |
カルシウム | 1.2%以上 |
リン | 1.0%以上 |
エネルギー | 340kcal/100g |
原材料の次は、ゼットハンターフードの成分を評価していきます!
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ゼットハンターフードのタンパク質は27%以上、脂質は9%以上、水分は10%以下、カロリーは100gあたり340kcalと、高タンパクかつ脂質とカロリーはやや控えめなドライフードになっています。
そして、このような成分バランスの主食用ドライフードは、そこまで運動量が多くない大型犬の成犬やシニア犬向け、と捉えることができます。
ただ、穀物が主原料のドライフードということもあり、「愛犬には肉・魚が贅沢に使われているドッグフードを与えたい」と考えている場合には、ゼットハンターフードは選択肢からは外れます。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1kg(500g×2パック) | 1,470円 | – | – |
10kg | 3,800円 | – | – |
120kg(10kg×12袋) | 40,800円 | – | – |
ゼットハンターフードの販売元のゼット物産株式会社の公式サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、公式サイト以外では取り扱いはありませんでした。
(※販売状況と販売価格は2025年1月に確認しました)
そして、10kgサイズの本商品が3,800円で販売されているほか、12袋セットが40,800円で、1kg(500g×2パック)のお試しサイズが1,470円で販売されていました。
なお、送料は10kg×1袋なら660円、10kg×12袋なら3,960円、500g×2パックは無料となっていますが、沖縄に関しては別途1,140円の離島料が発生します。
(※20kg以上の場合は20kgごとに離島料が追加)
まとめ
ゼットハンターフードは大型犬向けに販売されている大容量サイズのドッグフードで、非常に手に取りやすい価格で販売されています。
また、保存料・着色料・発色剤が使われていないドライフードということも特徴です。
その一方で、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われていることや、品質・内容が不明瞭な原材料表記が見られることは気になりました。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。