人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることに加えて、コーン・小麦・大豆といったアレルギーの原因になりやすい傾向にあるタンパク源や、人工の酸化防止剤・着色料といった添加物が使われていないヴェラスキャットフード。
主原料にはチキンが使われており、高脂質・高カロリーなドライタイプのキャットフードになっています。
この記事では、そんなヴェラスキャットフードの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
ヴェラスキャットフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 2.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | 3.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 2,420円/800g 5,170円/1.81kg 11,000円/5.44kg 19,800円/11.33kg ※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
正規総販売店 | KHM LLC. |
当サイトのヴェラスキャットフードの総合評価はBランクです。
タンパク質含有量に少し物足りなさを感じ、室内飼いで運動量が少ない成猫・シニア猫には脂質とカロリーが高めな印象を受けるものの、人用の食品レベルの良質な原材料が使われているグルテンフリーのキャットフードということは魅力的です。
また、着色料などの猫に必要のないものが使われていないことや、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われていないことも評価できます。
なお、通販サイトとSNSで口コミ・評判をあまり確認できなかったこともあり、食いつきの項目については未評価としています。
この記事では、キャットフードを選ぶにあたって押さえておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した70種類のキャットフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいキャットフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のキャットフードを10種類ピックアップしています。
ヴェラスキャットフードの悪い口コミ・評判
続いて、ヴェラスキャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
ヴェラスキャットフードはそれほど流通量が多くないキャットフードということもあってか、確認できた口コミ・評判は20件と多くはありませんでした。
そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
なお、口コミ・評判は2023年6月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
今回調査した20件の口コミ・評判のうち、「値段が高い」という内容のレビューは3件ありました。
実際、ヴェラスキャットフードの100gあたりの値段は約286円ということで、ホームセンターやペットショップの店頭でよく見かける市販の国産キャットフードと比較するとかなり高いです。
(※1.81kgサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、人用の食品レベルの良質な原材料が使われていたり、肉類が主原料として使われていたり、グルテンフリーのレシピを採用している、などのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってキャットフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のキャットフードの中から選ぶことをおすすめしています。
ヴェラスキャットフードの良い口コミ・評判
ヴェラスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのキャットフード」、「うちの猫には合っている」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ヴェラスキャットフードは良質な動物性原材料や天然香料を使って風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(8件)
- うちの猫には合っている(5件)
- 原材料に安心感がある(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ヴェラスキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
この理由として考えられるのは、ヴェラスキャットフードにはチキンやチキンオイル、メンヘーデンフィッシュなどの良質な動物性原材料を使いつつ、天然香料を使って風味が整えられていることです。
ただ、そもそものレビュー総数が少ないこともあり、食いつきに関しての口コミ・評判はそれほど参考にはならない・・・というのが率直な感想です。
うちの猫には合っている
そのほかに見つかったヴェラスキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、ヴェラスキャットフードは肉類が主原料として使われているグルテンフリーのドライフードということです。
対照的に、販売価格が安くなるにつれて肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いキャットフードは下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。
また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ヴェラスキャットフードなら小麦とトウモロコシにアレルギーのある愛猫にも与えられます。
原材料に安心感がある
調査した口コミ・評判の中には、「ヴェラスキャットフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。
キャットフードの中には酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われているものもありますが、ヴェラスキャットフードには人工のものではなく、天然由来の酸化防止剤が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、見た目を良くするために着色料が使われているキャットフードもある一方で、ヴェラスキャットフードは人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料そのものが使われていません。
そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。
ヴェラスキャットフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの猫には合っている | |
原材料に安心感がある |
ヴェラスキャットフードはそれほど流通量が多くないキャットフードということもあってか、確認できた口コミ・評判は多くはありませんでした。
そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
その一方で、ヴェラスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのキャットフード」、「うちの猫には合っている」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ヴェラスキャットフードは良質な動物性原材料や天然香料を使って風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。
この記事では、キャットフードを選ぶにあたって押さえておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した70種類のキャットフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいキャットフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のキャットフードを10種類ピックアップしています。
ヴェラスキャットフードの原材料の評価
原材料一覧 |
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チキン、玄米、チキンオイル(ミックストコフェノール保存)、ミレット、乾燥卵、全粒オーツ麦、ピープロテイン、メンヘーデンフィッシュ、乾燥ビール酵母、亜麻仁、天然香料、メンヘーデンフィッシュオイル、乾燥テンサイ、トマトポマス、鶏肉、チコリエキス、タウリン、乾燥クランベリー、ユッカ・シジケラエキス、ペディオコッカス菌、塩、ビタミンEサプリメント、炭酸カルシウム、ナイアシン サプリメント、硝酸チアミン、ビオチン、ビタミンAサプリメント、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、リボフラミン サプリメント、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB12サプリメント、葉酸、ビタミンD3サプリメント、エプソムソルト、塩化カリウム、亜鉛タンパク質、鉄タンパク質、マンガンタンパク質、銅タンパク質、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム |
ここからは、ヴェラスキャットフードの原材料を評価していきます!
主原料のチキンをはじめ良質な原材料を使用
ヴェラスキャットフードの特徴としてまず挙げられるのは、主原料のチキンをはじめ人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることでしょう。
また、原材料一覧を見る限りでは内容が不明瞭な原材料は一切使われておらず、人工の酸化防止剤・着色料といった必ずしも使う必要のない添加物が使われていないことも評価できます。
さらに、グルテンフリーのレシピを採用していることに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われていないことも見逃せません。
このことから、食に敏感な愛猫にも対応しやすくなっています。
ヴェラスキャットフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 32.0%以上 |
脂質 | 20.0%以上 |
繊維質 | 3.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
灰分 | 9.50% |
カルシウム | 2.0%未満 |
リン | 1.5%未満 |
マグネシウム | 0.10%以上 |
タウリン | 0.15%以上 |
エネルギー | 418.5kcal/100g |
原材料の次は、ヴェラスキャットフードの成分を評価していきます!
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ヴェラスキャットフードのタンパク質は32.0%以上、脂質は20.0%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり418kcalと、タンパク質はやや控えめな一方で、脂質とカロリーがかなり高めなドライフードになっています。
そして、高脂質・高カロリーという成分バランスに注目すれば、運動量が多い活発な成猫や少食の成猫向け、と捉えることができます。
その一方で、運動量が少ない成猫や、食欲旺盛で食べすぎてしまう成猫用フードとしては向いていません。
また、タンパク質含有量については少し物足りなさを感じました。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
800g | 2,420円 | – | – |
1.81kg | 5,170円 | 7,150円 | – |
5.44kg | 11,000円 | – | 11,300円 |
11.33kg | 19,800円 | – | 20,102円 |
ヴェラスキャットフードの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、全てのサイズが販売されているのは公式通販サイトだけで、どのサイズも公式通販サイトが最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
ヴェラスキャットフードは取扱店が少ないアメリカ産キャットフードなので、ヴェラスキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販ならわざわざ重い袋を持ち運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も珍しくありませんからね。
まとめ
ヴェラスキャットフードは主原料としてチキンが使われているドライタイプのキャットフードで、人用の食品レベルの良質な原材料が使われているだけでなく、人工の酸化防止剤・着色料が使われていません。
また、グルテンフリーのレシピを採用しているほか、牛肉・大豆といったタンパク源が使われていないことも特徴で、食に敏感な愛猫にも対応しやすくなっています。
販売価格については平均的な範囲に収まっているので、「愛猫には品質面・安全性ともにきちんと配慮されたグルテンフリーのキャットフードを与えたい」と考えているなら、ヴェラスキャットフードは候補の一つになるでしょう。
なお、ヴェラスキャットフードはかなり高脂質・高カロリーになっているので、運動量が多い活発な成猫や少食の成猫用としておすすめです。
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