エンパイアドッグフードの口コミってどう?愛犬家の評価を調査・検証!

ジビエの鹿肉や猪肉をはじめとした、良質な動物性原材料が贅沢に使われているポーランド産ドッグフードのEMPIRE(エンパイア)。

それだけでなく、どのラインナップもグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、かなり高タンパクなドライフードになっています。

今回はそんなエンパイアドッグフードの口コミ・評判を45件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

エンパイアドッグフードの悪い口コミ・評判

まずはじめに、SNSで調査したエンパイアドッグフードの悪い口コミ・評判をピックアップしてみました!

エンパイアドッグフードの悪い口コミ・評判は「大粒だからか食べづらそう」、「主食として与えるには値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、エンパイアは中粒〜大粒くらいのサイズ感のドライフードということや、動物性原材料が贅沢に使われているグレインフリーフードということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 大粒で食べづらそう(4件)
  • 値段が高い(3件)
  • うちの犬には合わなかった(2件)
  • 食いつきはいまいち(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2022年8月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査し、2024年4月にXで追加調査を行いました。

大粒で食べづらそう

エンパイアの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「大粒で食べづらそう」という内容のレビューでした。

エンパイアには小粒のドライフードと中粒のドライフードがありますが、小粒のものでも粒の大きさは10mm程度と、一般的な小粒タイプのドライフードよりもやや大きめになっています。

そのため、固形物を食べ慣れていない子犬や、シニア犬には食べづらそうと感じるかもしれません。

ただ、噛みごたえのあるサイズ感のドライフードが好きな小型犬もいますし、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。

実際、エンパイアの100gあたりの値段は約370円と、ホームセンターやペットショップの店頭でよく見かける市販の激安フードと比較するとかなり高いです。
(※1.8kgサイズの販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いのには理由があり、ジビエの鹿肉や猪肉をはじめとした良質な動物性原材料が贅沢に使われていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているなどのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

うちの犬には合わなかった

悪い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合わなかったようで吐き戻しが増えた」、という内容のレビューもありました。

吐き戻しの理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

エンパイアはグレインフリーのレシピを採用しているだけでなく、アレルギーの原因になりにくい動物性タンパク源が使われていますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、主原料として使われている鹿肉が体質に合わないこともありますし、動物性タンパク源だけでなく、特定のイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。

そのため、食に敏感な愛犬にエンパイアを与えようと考えている場合には、事前にタンパク源の内容にもきちんと目を通した上で購入を検討するといいでしょう。

ちなみに、5種類のドッグフードの全てに【鹿/ラム/猪】がタンパク源として使われており、さらに”スペシャルバランスダイエット 小粒”には【鴨/七面鳥】を加えた5種類の動物性タンパク源が使われています。

食いつきはいまいち

そのほかには、「食いつきはいまいち」という悪い口コミ・評判を確認できました。

エンパイアの食いつきが悪い理由としてまず考えられるのは、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料を使って風味が整えられたフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、エンパイアの風味にあまり魅力が感じられない可能性はあります。

 

また、エンパイアのように鹿肉や猪肉がタンパク源として使われているドッグフードは珍しいので、餌の切り替えを始めた直後は警戒していまいち食が進まなかった・・・という可能性も考えられます。

どちらにせよ、風味の種類が限定されていることには変わりないので、愛犬の体質だけでなく食の好みも踏まえて購入を検討するのがおすすめです。

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エンパイアドッグフードの良い口コミ・評判

次に、SNSで調査したエンパイアドッグフードの良い口コミ・評判をピックアップしてみました!

エンパイアドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「粒の大きさが丁度いいくらい」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、エンパイアには良質な動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(22件)
  • うちの犬には合っている(8件)
  • 粒の大きさが丁度いい(2件)
  • 原材料に安心感がある(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

エンパイアの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

レビュー総数は少なかったものの、「食いつきはいまいち」というレビューがほぼ見つからなかったことを踏まえても、エンパイアは嗜好性にもこだわりを持って作られているプレミアムドッグフード、と捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、ジビエの鹿肉や猪肉をはじめとした良質な動物性原材料が贅沢に使われており、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

なお、もしも「まずはざっくりとした食いつきだけでも判断したい」と考えている場合には、300gの少量サイズで様子見することもできますよ。
(※大粒サイズの「25+」は12kgサイズのみの販売です)

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、エンパイアは良質な動物性原材料が贅沢に使われている高タンパクなドッグフードということです。

対照的に、フードの販売価格が安くなるほど動物性原材料の割合が減っていき、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードも少なくありません。

 

ただ、肉食傾向の雑食である犬は炭水化物の消化吸収が得意ではなく、低タンパク・高炭水化物のフードは下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

そのほかにも、穀物の中でも特に小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、エンパイアにはそれらのタンパク源が使われていないことも見逃せません。

粒の大きさが丁度いい

「大粒で食べづらそう」というレビューの一方で、「粒の大きさが丁度いい」というレビューも見つかりました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、エンパイアはラインナップによって粒サイズが違い、小粒のフードは10mm程度、大粒のフードは15mm程度の平粒になっています。

また、15mm程度のドーナツ型のフードもあることから、愛犬の体格やフードの形状の好みに合わせて選びやすいです。

原材料に安心感がある

そのほかには、「エンパイアは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。

まず、食に敏感な愛犬を飼っている方にとっては、アレルギーの原因になりやすいタンパク源が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

また、フードの酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われているフードは珍しくありませんが、エンパイアには天然由来の酸化防止剤が使われていることも安心感に繋がります。

そのほかにも、フードの見た目をよくするために人工の着色料が使われているフードもありますが、エンパイアには人工のもの天然由来のものにかかわらず、着色料そのものが使われていません。

エンパイアドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 大粒で食べづらそう
値段が高い
うちの犬には合わなかった
食いつきはいまいち
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
粒の大きさが丁度いい
原材料に安心感がある

エンパイアドッグフードの悪い口コミ・評判は「大粒だからか食べづらそう」、「主食として与えるには値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。

その一方で、エンパイアドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「粒の大きさが丁度いいくらい」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、エンパイアには良質な動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

エンパイアドッグフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
動物性タンパク源
パピーグロース 小粒 33.4% 16.5% 368kcal 鹿、ラム、猪
アダルトデイリー 小粒 30.8% 16.5% 359kcal 鹿、ラム、猪
パピーグロース 25+ 33.4% 16.5% 368kcal 鹿、ラム、猪
アダルトデイリー 25+ 30.8% 16.5% 359kcal 鹿、ラム、猪
スペシャルバランスダイエット 小粒 29.5% 12.5% 338kcal 鹿、ラム、鴨、猪、七面鳥

エンパイアドッグフードには5種類のドライフードがありますが、どのラインナップにも【鹿/ラム/猪】といった3種類の動物性タンパク源が使われていることや、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることは変わりません。

また、子犬向けフードと成犬向けフードにはそれぞれで、「小粒」と「25+」といった粒サイズが違う2種類のラインナップがありますが、原材料の内容自体はどれも同じです。

「スペシャルバランスダイエット 小粒」だけは、動物性タンパク源が【鴨/七面鳥】を加えた5種類と多く、通常の成犬向けフードと比べると脂質とカロリーが控えめに調整されています。

それと、子犬向けフードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮してか、成犬向けフードよりもタンパク質とカロリーが高めになっています。

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エンパイアドッグフードの総合評価

エンパイアドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
新鮮な鹿肉、乾燥ラム肉、新鮮なイノシシレバー、スイートポテト、新鮮なイノシシ心臓、乾燥イノシシレバー、鹿脂肪、キクイモ、乾燥イノシシ心臓、グリーンピース、すりおろしリンゴ、パイナップル、カシス、甜菜繊維、アザミ、タンポポ、イラクサ、ビール酵母〘MOS源〙、サーモンオイル・亜麻仁油〘DHA&EPA源〙(ローズマリー抽出物にて酸化防止)、ユッカシジケラ、クコの実、チコリ、クロレラ、コンドロイチン、グルコサミン、タウリン、L-カルニチン、ミネラル類(鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、 E、ナイアシンアミド、B1 、B2 、B6 、B12 、C 、パントテン酸カルシウム、葉酸、ビオチン、塩化コリン)、ローズマリー抽出物(天然の酸化防止剤として)

ここからは、エンパイアドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「パピーグロース 小粒」の原材料一覧です)

良質な動物性原材料を贅沢に使用

エンパイアの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、ジビエの鹿肉や猪肉をはじめとした良質な動物性原材料が贅沢に使われていることです。

動物性原材料の占める割合は実に全体の8割近くと非常に多く、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

また、アレルギーの原因になりにくい動物性タンパク源が使われていることも見逃せません。

さらに、グレインフリー(穀物不使用)かつ大豆不使用のレシピを採用しており、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。

犬にとって必要のないものは不使用

エンパイアには、犬にとって必要のないものが一切使われていないことも評価できます。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が添加されているフードも少なくない中、エンパイアにはローズマリー抽出物という天然由来の酸化防止剤が添加されています。

また、食いつきをよくするために人工の香料が使われているフードもありますが、エンパイアは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。

もちろん、着色料などの見た目をよくするために使われる添加物も使われていませんし、人間目線ではなく犬目線で作られているドッグフードと捉えることができますね。

エンパイアドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 33.4%以上
粗脂質 16.5%以上
粗灰分 7.6%以下
粗繊維質 4%以下
水分 10%以下
カルシウム 1.43%
リン 1%
オメガ6脂肪酸 3%以上
オメガ3脂肪酸 1%以上
エネルギー 368kcal/100g

原材料の次は、エンパイアドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「パピーグロース 小粒」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

エンパイアのタンパク質は29.5〜33.4%以上、脂質は12.5〜16.5%以上、カロリーは100gあたり338〜368kcalと、どれもかなり高タンパクなドライフードです。

また、子犬向けフードは成犬向けフードより高タンパク・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬にしっかりと配慮されている印象を受けました。

通常の成犬向けフードについては、高脂質かつカロリーは標準的な範囲に収まっており、適度に運動をする成犬の主食として向いています。

その一方で、脂質とカロリーが控えめなフードもあり、運動量が少ない成犬や食べすぎてしまう傾向のある成犬、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてもおすすめできます。

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エンパイアドッグフードの総合評価

エンパイアドッグフードの給餌量

体重 6-12週間 3~4ヶ月 5~7ヶ月 8~12ヶ月
1.5~2.5kg 40~60g 40~65g 40~65g 40~60g
2.5~5kg 50~90g 55~105g 55~120g 50~110g
5~10kg 80~140g 95~170g 110~190g 100~180g
10~15kg 130~180g 160~200g 180~275g 170~270g
15~25kg 170~250g 190~275g 265~350g 260~350g
25~30kg 230~290g 250~350g 320~410g 330~420g
30~40kg 280~350g 340~410g 410~520g 410~540g
40~50kg 340~390g 400~530g 510~610g 520~640g
50~60kg 380~420g 520~580g 590~660g 630~740g

エンパイアドッグフード「パピーグロース 小粒」の子犬向けの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量が掲載されていますが、いずれに関してもあくまで“目安量”でしかないことには注意してください。

実際には飼育環境や体質などで適量が変わってくるので、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
300g 1,650円 1,650円 1,650円
800g(400g×2) 3,520円 3,520円 3,520円
1.8kg(450g×4) 6,600円 6,600円 6,600円
12kg 30,800円 30,800円 30,800円

エンパイアドッグフードの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、どのサイズも最安値は変わらずという結果になりました!
(※2種類の「25+」は12kgサイズのみの販売で、販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

そのため、情報の入力や支払い方法など、ご自身が利用しやすい通販サイトで購入するといいでしょう。

なお、調査してみた限りでは取扱店一覧がまとめられたページはなく、店頭での取扱情報は確認できませんでした。

エンパイアドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 1.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,650円/300g
3.520円/800g
6,600円/1.8kg
30,800円/12kg
※「25+」は12kgサイズのみの販売
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ポーランド
販売会社 リードバディ株式会社

当サイトのエンパイアドッグフードの総合評価はAランクです。

ジビエの鹿肉や猪肉をはじめとした良質な動物性原材料が贅沢に使われていることや、穀物・牛肉・大豆といったタンパク源が使われていないこと、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことは魅力的です。

それに加えて、年齢や飼育環境に配慮して成分バランスを調整したフードを取り揃えていることも評価できます。

それだけに決して安いとは言えない価格帯のプレミアムフードですが、「食に敏感な愛犬に動物性タンパク源が贅沢に使われたドライフードを与えたい」と考えている場合には、エンパイアをお試ししてみる価値はあるでしょう。

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