ブリスミックスキャットフードを徹底評価!口コミや評判も調査・検証

カナダ産キャットフードのブリスミックスは、K12やEF-2001乳酸菌、グルコサミンやコンドロイチン、アガリクス茸といった様々な成分が配合されていることが印象的です。

それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われておらず、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることも特徴です。

今回はそんなブリスミックスキャットフードの口コミ・評判を119件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ブリスミックスキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき 3.5
コスパ 3.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 1,540円/500g
2,640円/1kg
4,840円/2kg
10,890円/6kg
※チキン
※2024年4月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 カナダ
販売会社 株式会社ケイエムテイ

当サイトのブリスミックスキャットフードの総合評価はAランクです。

タンパク質含有量に物足りなさを感じるラインナップもありますが、どのラインナップにも人間が食べられるレベルの原材料が使われていることや、動物性原材料(鶏肉)が主原料として使われていることは評価できます。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことや、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していること、【K12・EF-2001乳酸菌・グルコサミン・コンドロイチン・アガリクス茸】といった様々な成分が配合されていることも魅力的です。

販売価格については平均的と言えるくらいの範囲に収まっており、「品質と価格のバランスが取れたドライタイプのキャットフード」、という印象を受けました。

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ブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判

ブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかった」、「粒の固さや大きさが食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ブリスミックスキャットフードには人工の香料・調味料が使われていないことや、タンパク源の種類が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(14件)
  • うちの猫には合わなかった(9件)
  • 食べづらそうな粒(4件)
  • 値段が高い(4件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2024年4月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

ブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

割合としては調査したレビューの1割程度ですが、どんな猫でも気に入ってくれる嗜好性の高いキャットフードはまずありません。

例えば、ブリスミックスキャットフードには人工の香料・調味料が使われていないので、それらの人工添加物が使われているキャットフードを食べ慣れている猫にとっては、ブリスミックスキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、ブリスミックスには3種類のキャットフードがありますが、どれも鶏肉が主原料として使われており、食の好みに合わせづらいこともデメリットと言えます。

うちの猫には合わなかった

次に多かったブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューです。

具体的には、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声や、「吐き戻しが増えた」という飼い主の声を確認できました。

これらの理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。

 

ブリスミックスキャットフードはグルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しているものの、体質によっては特定の動物性タンパク源やイモ類・豆類が合わないこともあります。

また、一気食いが消化不良に繋がった可能性も考えられますね。

食べづらそうな粒

そのほかに見つかったブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判は、「小粒すぎて食べづらそう」というレビューや、「粒が固くて食べづらそう」というレビューです。

これについては風味の好みと同じように、猫によって粒の大きさや固さの好みは様々です。

そのため、参考程度に捉えておくのがいいでしょう。

値段が高い

悪い口コミ・評判の中には、「ブリスミックスキャットフードは値段が高い」という内容のレビューもありました。

参考までに一例を挙げると、“チキン”の100gあたりの値段は約242円ということで、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販の国産キャットフードと比較すると値段は高いです。
(※2kgサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、人間が食べられるレベルの原材料が使われていたり、グルテンフリーのレシピを採用していたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていない・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質面にこだわってキャットフードを選んでも継続できないことには意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、現実的に無理なく購入できる価格帯のキャットフードを選ぶことをおすすめしています。

ブリスミックスキャットフードの良い口コミ・評判

ブリスミックスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの猫には合っている」、「配合されている成分が良さそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ブリスミックスキャットフードは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(43件)
  • うちの猫には合っている(28件)
  • 成分が良さそう(17件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ブリスミックスキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが14件、「食いつきがいい」というレビューが43件という件数を踏まえると、ブリスミックスキャットフードの嗜好性は高くもなく低くもない平均レベル、という印象を受けました。

悪い口コミ・評判の項目で触れましたが、ブリスミックスキャットフードには人間でも食べられるレベルの原材料が使われており、良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。

そして、どのラインナップにもメインのタンパク源として鶏肉が使われているので、鶏肉風味のドライフードを食べ慣れている愛猫なら気に入ってくれる可能性は上がると思います。

うちの猫には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「ブリスミックスキャットフードはうちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、ブリスミックスキャットフードは動物性タンパク源が主原料として使われていることです。

対照的に、安さをウリにしているキャットフードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

また、穀物の中でも特に小麦とうもろこしはアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ブリスミックスキャットフードはグルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しているので、それらのタンパク源にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

成分が良さそう

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ブリスミックスキャットフードは成分が良さそう」という内容のレビューです。

ブリスミックスキャットフードにはお口のキレイに配慮して”K12″が配合されているほか、お腹の調子に配慮して”EF-2001乳酸菌”が配合されていたり、関節に配慮して”グルコサミン・コンドロイチン”も配合されています。

それだけでなく、”アガリクス茸”も配合されており、これらの成分が配合されていることに注目して購入している飼い主の声も印象的でした。

ブリスミックスキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの猫には合わなかった
食べづらそうな粒
値段が高い
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
成分が良さそう

ブリスミックスキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかった」、「粒の固さや大きさが食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ブリスミックスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの猫には合っている」、「配合されている成分が良さそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ブリスミックスキャットフードは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

ブリスミックスキャットフードの種類

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
チキン フレッシュチキン 玄米、白米 30.0% 12.0% 10.0% 352.9kcal
グレインフリー フレッシュチキン 不使用 43.0% 20.0% 10.0% 381.0kcal
pHコントロール グレインフリーチキン ドライチキン 不使用 28.0% 10.0% 10.0% 330.0kcal

ブリスミックスキャットフードのラインナップは「チキン」、「グレインフリー」、「pHコントロール グレインフリーチキン」の3種類です。

「チキン」は全年齢対応のドライフードで、グルテンフリーのレシピを採用しているほか、一般的な全年齢対応の主食用ドライフードと比較すると、脂質とカロリーが控えめに調整されています。

「グレインフリー」も全年齢対応のドライフードで、商品名の通りグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、高タンパク・高脂質かつカロリーも高めになっています。

「pHコントロール グレインフリーチキン」については、1歳以上の成猫向けのドライフードで、2種類のドライフードと比べるとマグネシウム含有量が控えめで、マグネシウム含有量にあわせてカルシウムとリンの含有量もきちんと調整されています。

ブリスミックスキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
フレッシュチキン・ドライチキン・玄米・えんどう豆・白米・えんどう豆粉・鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)・チキンスープ(天然風味料)・フラックスシード・塩化コリン・塩化カリウム・タウリン・グルコサミン塩酸塩・ケール・チアシード・パンプキン・ブルーベリー・キヌア・ドライケルプ・ココナッツ・ほうれん草・人参・パパイア・ラクトバチルスアシドフィルス菌・ビフィドバクテリウムアニマリス・キレート亜鉛・エンテロコッカスフェカリス EF2001・アガリクス・ストレプトコッカス サリバリウス(口腔内善玉菌)・ビタミンE・ナイアシン・キレートマンガン・キレート銅・硫酸亜鉛・硫酸マンガン・コンドロイチン硫酸・硫酸銅・チアミン硝酸塩(ビタミンB1)・ビタミンA・ビオチン・ヨウ化カリウム・パントテン酸カルシウム・リボフラビン(ビタミンB2)・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・酸化マンガン・亜セレン酸ナトリウム・ビタミンD・葉酸

ここからは、ブリスミックスキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「チキン」の原材料一覧です)

グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用

ブリスミックスキャットフードの原材料の特徴の一つは、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることです。

口コミ・評判の項目でも触れた通り、穀物の中でも小麦ととうもろこしはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ブリスミックスキャットフードならそれらのタンパク源にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

また、グレインフリーのラインナップなら穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応できます。

それに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉や、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。

主原料には動物性タンパク源(鶏肉)を使用

ブリスミックスキャットフードには動物性タンパク源(鶏肉)が主原料として使われており、肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたキャットフードと捉えることができます。

あえて気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは掲載されていないことです。

ただ、「チキン」の第三原材料〜第六原材料までに穀物・豆類が掲載されていることや、グルテンフリーのキャットフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることを踏まえると、動物性原材料の割合は飛び抜けて多くはないだろうと推測できます。

人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用

酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われているキャットフードは少なくありませんが、ブリスミックスキャットフードは人工のものではなく、天然由来のもので代用しています。

また、香料に頼らず原材料そのものの香りで風味が整えられていることや、色味をつけるための着色料が使われていないことも評価できます。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありません。

ブリスミックスキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 30.0%以上
粗脂肪 12.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 6.1%以下
水分 10.0%以下
オメガ6脂肪酸 3.3%以上
オメガ3脂肪酸 0.5%以上
カルシウム 1.4%
リン 1.1%
マグネシウム 0.1%
ナトリウム 0.33%
エネルギー 352.9kcal/100g

原材料の次は、ブリスミックスキャットフードの成分を評価していきます!
(※表は「チキン」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ブリスミックスキャットフードのタンパク質は28.0〜43.0%以上、脂質は10.0〜20.0%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり330.0〜381.0kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスにかなりの開きがあります。

「チキン」については、一般的な全年齢対応のドライフードと比べると脂質とカロリーが控えめで、室内飼いされていることが多い日本の飼い猫向け・・・と捉えることができます。

対照的に、「グレインフリー」は高タンパク・高脂質かつカロリーも高めになっており、育ち盛りの子猫や運動量が多い活発な成猫の主食としておすすめです。

「pHコントロール グレインフリーチキン」については、「チキン」よりもタンパク質・脂質・カロリーが控えめになっており、食べすぎてしまう傾向のある成猫向けと言えますが、タンパク質含有量には物足りなさを感じました。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
500g 1,540円 1,540円 1,540円
1kg 2,640円 2,640円 2,640円
2kg 4,840円 4,840円 4,840円
6kg 10,890円 10,890円 10,890円

ブリスミックスキャットフードの販売元のケイエムテイの公式サイトと楽天市場、Amazonで「チキン」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトには販売価格は掲載されていましたが、直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2024年4月に確認しました)

そして、公式サイトに掲載されている販売価格と楽天、Amazonの最安値は変わらずという結果になりました!

ブリスミックスキャットフードは店頭ではあまり販売されていないプレミアムキャットフードなので、ブリスミックスキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ただ、通販ではなく店頭で購入したいというこだわりがあるなら、公式サイトで取扱店を調べることもできますよ。
ブリスミックス 取扱店舗Map|株式会社ケイエムテイ

ブリスミックス(猫用)のお試しサンプルはある?

ブリスミックスキャットフードの販売元のケイエムテイの公式サイトを確認してみた限りでは、お試しサンプルの無料配布は行われていませんでした。

ただ、楽天市場では有料のお試しサンプルが販売されていることがあり、お試しサンプルを活用すればざっくりとした食いつきくらいは判断できるでしょう。

と言っても、数食分くらいの少量サンプルだと、開封した本商品を最後まで食べてくれるかの判断や、愛猫の体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入し、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

まとめ

ブリスミックスキャットフードはK12やEF-2001乳酸菌、グルコサミンやコンドロイチン、アガリクス茸が配合されているドライタイプのキャットフードで、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていません。

また、グルテンフリーのドライフードが1種類、グレインフリーのドライフードが2種類あり、どれも良質な鶏肉が主原料として使われています。

一部タンパク質含有量に物足りなさを感じるラインナップがあるものの、品質面・安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。

販売価格については平均的な価格帯と言えますし、「愛猫には品質と価格のバランスが取れたキャットフードを与えたい」と考えているなら、ブリスミックスキャットフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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