ニャミーキャットフードの口コミは?評判を踏まえて5つの項目で評価!

猫株式会社が製造・販売している国産キャットフードの「Nyummy(ニャミー)」。

ニャミーキャットフードには、牛肉粉や玄米などの良質な国産原材料が使われており、原材料一覧には産地までが明記されています。

今回はそんなニャミーキャットフードの口コミ・評判を34件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ニャミーキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 1.5
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 2,134円/500g
※「室内飼いの成猫用」
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 日本
販売会社 猫株式会社

当サイトのニャミーキャットフードの総合評価はCランクです。

良質な国産原材料で作られていることや、肉類が主原料として使われていること、着色料などの猫に必要のないものが一切使われていない国産キャットフードということは魅力的です。

また、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できますが、公式サイトを見た限りでは「室内飼いの成猫用」の必要最低限の成分値しか掲載されておらず、繊維質が控えめになっていることが気になりました。

そして、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。

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ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判

続いて、ニャミーキャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「注文したけど中々届かない」、「市販の国産キャットフードと比べるとかなり高い」、「愛猫の食いつきはいまいちだった」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、テレビ番組で紹介されたことで注文が一時期に集中したことや、厳選された良質な国産原材料で作られていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 中々届かない(10件)
  • 値段が高い(8件)
  • 食いつきはいまいち(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年3月にツイッター(現X)とインスタグラムで調査し、2023年4月に追加調査を行いました。

中々届かない

ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「注文したけど中々届かない」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、テレビ番組の【激レアさんを連れてきた】と【坂上どうぶつ王国】で紹介されたことをキッカケにして、注文が一時期に集中したことです。

また、原材料の仕入れ状況も影響していたようですが、直近の追加調査(2023年4月)では、発送時期に関する悪い口コミ・評判は特に見られませんでした。

そのため、現在は状況が落ち着いていると捉えてよさそうです。

値段が高い

そのほかに見つかったニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。

参考までに一例を挙げると、”室内飼いの成猫用”の100gあたりの値段は約427円ということで、市販の激安キャットフードと比較すると実に10倍近くの価格差があります。

もちろん値段が高いのには理由があり、厳選された良質な国産原材料で作られていたり、余計な人工添加物が使われていなかったり、小麦グルテンフリーのレシピを採用している・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってキャットフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できそうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。

食いつきはいまいち

SNSでニャミーキャットフードの口コミ・評判を調査していると、「食いつきはいまいち」という内容のレビューも見られました。

この理由として考えられるのは、ニャミーキャットフードには香料が使われていないことで、一般的には香料を使って風味が整えられているキャットフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。

このことから、香料が使われているキャットフードを食べ慣れている猫にとっては、ニャミーキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、食にこだわりのあるグルメな愛猫を飼っている場合、ニャミーキャットフードは風味が”ビーフ&ベニソン味”の1種類だけということもデメリットと言えます。

ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判

ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判は「安心感のあるキャットフード」、「食いつきがいいお気に入りのキャットフード」、「うちの猫には合っているみたい」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、良質な国産原材料で作られていることや余計な人工添加物が使われていないこと、牛肉粉や鰹節などの動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 原材料に安心感がある(10件)
  • 食いつきがいい(3件)
  • うちの猫には合っている(1件)

という結果になっています。

原材料に安心感がある

ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「原材料に安心感がある」という内容のレビューでした。

まず第一に、ニャミーキャットフードには厳選された良質な国産原材料が使われており、原材料一覧には一つ一つの原材料の産地まで明記されていることが安心できる要素と言えるでしょう。

そして、香料に頼らず原材料そのものの香りで風味が整えられていることや、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことも安心感に繋がります。

人工の着色料に関しては、キャットフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、食べ物の見た目では良し悪しを判断していない猫にとっては、着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありませんからね。

食いつきがいい

そのほかに見つかったニャミーキャットフードの良い口コミ・評判は、「食いつきがいい」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、主原料として牛肉粉を使いつつ、鹿肉や鰹節、鶏むね肉やビーフエキスなどの動物性原材料が使われており、それらの香りを活かして風味が整えられていることです。

とは言え、調査したレビュー総数自体が少ないこともあり、食いつきに関する口コミ・評判はそれほど参考にはならない・・・というのが率直な感想です。

うちの猫には合っている

ニャミーキャットフードの口コミ・評判を調査していく中で、「うちの猫には合っている」という内容のレビューも確認できました。

この理由として考えられるのは、ニャミーキャットフードは肉類が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、やや高タンパクなドライタイプのキャットフードということです。

対照的に、安さをウリにしているキャットフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているニャミーキャットフードなら、小麦アレルギーの愛猫にも与えられます。

ニャミーキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 中々届かない
値段が高い
食いつきはいまいち
良い口コミ 原材料に安心感がある
食いつきがいい
うちの猫には合わなかった

ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判は「注文したけど中々届かない」、「市販の国産キャットフードと比べるとかなり高い」、「愛猫の食いつきはいまいちだった」といった内容のレビューを確認できました。

その一方で、ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判は「安心感のあるキャットフード」、「食いつきがいいお気に入りのキャットフード」、「うちの猫には合っているみたい」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、良質な国産原材料で作られていることや余計な人工添加物が使われていないこと、牛肉粉や鰹節などの動物性原材料の香りを活かして風味が整えられていることが関係していると考えられます。

ニャミーキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
牛肉粉(埼玉県)、玄米(山形県)、鹿肉(山梨県北社市)、ビーフエキス(東京都荒川区)、鰹節(鹿児島県)、鶏むね肉(三重・和歌山)、丸麦(佐賀県)、食用牛骨カルシウム(東京都荒川区)、卵殻カルシウム(和歌山県)、こんぶ(北海道)、塩(香川県)、きな粉(国産)、液卵(国産)、VMミックス(コリン含有酵母、塩化カリウム、タウリン、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸亜鉛、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンA、グルコン酸銅、ビタミンD、ビタミンB1、炭酸マンガン、パテトン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、葉酸、玄米)
※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、ニャミーキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「室内飼いの成猫用」の原材料一覧です)

動物性タンパク源が主原料の国産キャットフード

ニャミーキャットフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、動物性タンパク源(牛肉粉)が主原料として使われていることです。

キャットフードの販売価格が安くなるにつれて、動物性タンパク源の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物が過剰に使われているキャットフードは肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されている、とは言いづらいです。

また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、良い口コミ・評判の項目でも説明した通り、ニャミーキャットフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

ただ、牛肉は肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にあるので、食に敏感な愛猫にニャミーキャットフードを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも気を配っておくといいでしょう。

品質・内容が不明瞭な原材料は不使用

ニャミーキャットフードには厳選された良質な国産原材料が使われており、原材料一覧には一つ一つの原材料の名称が明記されています。

それだけでなく、原材料の産地までが公開されており、原材料の品質面への強いこだわりを感じられます。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことも評価できます。

猫に必要のないものが一切使われていないニャミーキャットフードは、人間ではなく猫目線で作られているキャットフードという捉え方ができますね。

ニャミーキャットフードの成分の評価

成分表
タンパク質 36.0%以上
脂質 14.0%以上
粗繊維 1.0%以下
灰分 8.0%以下
水分 7.0%以下
エネルギー
(100gあたり)
395kcal

原材料の次は、ニャミーキャットフードの成分を評価していきます!
(※表は「室内飼いの成猫用」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ニャミーキャットフードの「室内飼いの成猫用」のタンパク質は36.0%以上、脂質は14.0%以上、水分は7.0%以下と、やや高タンパクで脂質は標準的な範囲のドライフードです。

そして、カロリーは100gあたり395kcalと高カロリーになっており、少食の成猫や運動量が多い活発な成猫の主食としておすすめです。

その逆に、食欲旺盛で食べ過ぎてしまう傾向のある成猫用としては向いていません。

 

ニャミーキャットフードの成分表を見て気になったのは、必要最低限の成分値しか記載されておらず、カルシウム・リン・マグネシウムのバランスが分からないことです。

また、繊維質に関しては控えめ過ぎる印象を受けました。

それと、公式サイトを見た限りでは「室内飼いの成猫用」以外の成分表が見当たらなかったので、そのほかのラインナップの成分の評価はしていません。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
500g 2,134円

ニャミーキャットフードは楽天市場とAmazonでは販売されておらず、公式サイトを通して購入できます。
(※販売状況と販売価格は2025年1月に確認しました)

そして、「室内飼いの成猫用」は1袋(500g)2,134円で販売されており、通常の送料は900円となっています。
(※九州は400円、北海道と沖縄は500円の追加料金が発生)

なお、ニャミーキャットフードには定期購入コースもありますが、契約期間が1年間と長く、公式サイトには途中解約できるかどうかの説明が書かれていませんでした。

そのため、定期購入コースの申し込みは慎重に検討したいところです。

まとめ

ニャミーキャットフードはドライタイプの国産キャットフードで、厳選された良質な国産原材料が使われています。

そして、主原料として動物性タンパク源を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用、小麦グルテンフリーのレシピを採用、という愛猫家が気になる要素を満たしています。

ただ、カルシウム・リン・マグネシウムの含有量が掲載されていないことや、繊維質が控えめなことは気になりました。

また、決して安いとは言えない価格帯のキャットフードなので、現実的に無理なく購入できそうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。

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