熊本の馬刺し専門店が作った国産ドッグフードの「馬肉自然づくり」。
主原料には人間用にさばいた馬肉の切れ端が使われていることに加えて、人工の酸化防止剤や香料・着色料といった余計な添加物が一切使われていない、ノンオイルコーティングのドライフードになっています。
今回はそんな馬肉自然づくりの口コミ・評判を107件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
馬肉自然づくりドッグフードの悪い口コミ・評判
馬肉自然づくりドッグフードの悪い口コミ・評判は「継続して与えるには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、馬肉自然づくりは良質な原材料が使われているノンオイルコーティングのドライフードということや、香料が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(10件)
- 食いつきはいまいち(3件)
- うちの犬には合わなかった(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年1月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
馬肉自然づくりの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
実際、馬肉自然づくりの100gあたりの値段は約330円と、市販のドライタイプの国産ドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※公式サイトの調査時点の通常価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、馬肉自然づくりはカナダ産熊本市飼育の馬肉を主原料として使いつつ、野菜や穀物などのそのほかの原材料は全て国産となっています。
また、人工の酸化防止剤や香料・着色料といった添加物が使われていないことに加えて、動物性油脂でコーティングされていないノンオイルコーティングのドライフードということも販売価格に影響していると考えられます。
食いつきはいまいち
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」といった食いつきの悪さを指摘するレビューです。
馬肉自然づくりの食いつきが悪かった理由としてまず考えられるのは、香料や動物性油脂が使われていないことです。
一般的にはそれらを使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、ノンオイルコーティングのドッグフードを食べ慣れていない犬にとっては、馬肉自然づくりの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、馬肉自然づくりは風味の種類が限られており、食にこだわりがあるグルメな愛犬の食の好みに合わせづらいこともデメリットと言えますね。
うちの犬には合わなかった
悪い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合わなかったようで下痢気味になった」というレビューもありました。
下痢の理由として考えられるのは、食物アレルギーと餌の急な切り替えです。
馬肉自然づくりには比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、馬肉自然づくりには【馬肉/鶏肉/卵】といった動物性タンパク源が使われていますが、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることがあります。
また、【玄米/黒米/米ぬか/ハト麦】といった穀物や、【きなこ/おから】がアレルギーの原因になることもあるので、食に敏感な愛犬に馬肉自然づくりを与えようと考えている場合には、タンパク源の内容にも注目して購入を検討するといいでしょう。
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馬肉自然づくりドッグフードの総合評価
馬肉自然づくりドッグフードの良い口コミ・評判
馬肉自然づくりドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、馬肉自然づくりには人間用にさばいた馬肉の切れ端が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(65件)
- 原材料に安心感がある(12件)
- うちの犬には合っている(8件)
- 小粒で食べやすそう(7件)
という結果になっています。
食いつきがいい
馬肉自然づくりの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが3件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが65件という件数を踏まえても、馬肉自然づくりはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。
馬肉自然づくりには香料が使われていないことに加えて、動物性油脂でコーティングされていないノンオイルコーティングのドライフードにもかかわらず、ここまで食いつきのよさを評価するレビューに偏ったのは正直驚きました。
理由として考えられるのは、人間でも食べられる品質の馬肉を主原料として使いつつ鶏肉やかつお粉も使い、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「馬肉自然づくりは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、馬肉自然づくりには高品質な原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
それに加えて、「愛犬には国産ドッグフードを与えたい」と考えている方にとっては、国内工場で製造されているドライフードということも安心感に繋がります。
また、人工の酸化防止剤や着色料が使われている国産ドッグフードは珍しくありませんが、馬肉自然づくりにはそれらの人工添加物が一切使われてないことも見逃せません。
うちの犬には合っている
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、馬肉自然づくりは動物性原材料が主原料として使われている高タンパクなドライフードということと、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることです。
それとは対照的に、フードの販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にあり、小麦が使われているドッグフードは珍しくありません。
ただ、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードが体質に合わない犬もいます。
また、小麦は穀物の中でも特にアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、馬肉自然づくりは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも関係していると考えられます。
小粒で食べやすそう
良い口コミ・評判の中には、「馬肉自然づくりは小粒で食べやすそう」という内容のレビューもありました。
馬肉自然づくりの粒は平べったい形状で、粒の直径は8mm程度になっています。
サイズとしては小粒と言える範囲のドライフードなので、あまり体が大きくない成犬やシニア犬にも食べやすいと思います。
馬肉自然づくりドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
食いつきはいまいち | |
うちの犬には合わなかった | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの犬には合っている | |
小粒で食べやすそう |
馬肉自然づくりドッグフードの悪い口コミ・評判は「継続して与えるには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、馬肉自然づくりドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、馬肉自然づくりには人間用にさばいた馬肉の切れ端が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。
馬肉自然づくりドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー(100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
馬肉自然づくり | 馬肉 | 玄米、大麦、黒米、米ぬか、ハト麦 | 27.0% | 11.1% | 399kcal |
馬肉自然づくりプレミアム | 馬肉 | 大麦、玄米、黒米、ハト麦 | 24.8% | 7.8% | 345kcal |
馬肉自然づくりドッグフードは1種類だけでなく、「馬肉自然づくりプレミアム」というドライフードもあります。
どちらも馬肉を主原料として使いつつ、小麦グルテンフリーのレシピを採用したノンオイルコーティングのドライフードという点は変わりません。
ただ、馬肉自然づくりは馬肉のほかに鶏肉・卵・大豆などをタンパク源として含むのに対して、馬肉自然づくりプレミアムは鹿・猪・豚レバーを配合と、それぞれでタンパク源の内容が違います。
そのため、特定のタンパク源にアレルギーがある愛犬には、タンパク源の内容を踏まえてどちらかを選んであげるといいでしょう。
また、成分バランスにも違いがあり、プレミアムは通常のものよりもタンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されています。
このことから、運動量が多い活発な愛犬や食が細い愛犬には通常のものを、運動量が控えめな愛犬や食欲旺盛な愛犬にはプレミアムを・・・といった選び方もできますよ。
馬肉自然づくりのお試しサンプルについて
馬肉自然づくりのお試しサンプルの無料配布は行われていません。
その代わり、100円モニターや500円モニターの募集が行われていることがあり、タイミングが合えば100gの少量パックをワンコインでお試しすることができます。
そのほかにも、公式サイトでは馬肉自然づくり(100g)とおやつの馬肉ヘルシージャーキー(40g)、トッピング用の馬肉ワンダフルシリーズ(80g)がセットになった初回限定トライアルセットが送料無料の1,000円で販売されています。
ただ、数食分くらいのお試しサンプルやセットだと、開封してしばらく経ったドライフードを最後まで食べてくれるかの判断や、愛犬の体質に合っているの判断まではできません。
このことから当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、まずは1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、愛犬の好みや体質に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。
馬肉自然づくりドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、馬肉自然づくりドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は通常の馬肉自然づくりの原材料一覧です)
馬肉が主原料の国産ドッグフード
馬肉自然づくりの原材料の特徴として挙げられるのは、やはり馬肉が主原料として使われていることでしょう。
馬肉はカナダ産熊本市飼育のもので、人間用にさばいた切れ端が使われています。
そのほかの原材料については全て国産となっており、野菜や穀物は消化吸収しやすいように細かく砕き、もっちりふんわりとした炊飯状態にしてから乾燥させています。
それに加えて小麦グルテンフリーのレシピを採用しているので、小麦にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えることができます。
ノンオイルコーティングのドライフード
馬肉自然づくりは、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないノンオイルコーティングのドライフードということも大きな特徴です。
ドッグフードの中には、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が使われているものもありますが、馬肉自然づくりには保存料や酸化防止剤が添加されていません。
また、着色料を使って色味がつけられているドッグフードもあるものの、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はないです。
そして、食いつきをよくするために香料が使われていたり、動物性油脂でコーティングされているドライフードも少なくありませんが、馬肉自然づくりにはそれらの添加物も使われていません。
不要な添加物が一切使われていない馬肉自然づくりは、品質面・安全性ともにきちんと配慮された国産ドッグフードと捉えることができますね。
馬肉自然づくりドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 27.0%以上 |
粗脂肪分 | 11.1%以上 |
粗繊維 | 5.2%以下 |
粗灰分 | 2.2%以下 |
水分 | 7.0%以下 |
エネルギー | 399kcal/100g |
原材料の次は、馬肉自然づくりドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は通常の馬肉自然づくりの成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
通常の馬肉自然づくりのタンパク質は27.0%以上、脂質は11.1%以上、100gあたりのカロリーは399kcalと、一般的な主食用ドライフードと比べると高タンパク・高カロリーかつ脂質は控えめです。
このような成分バランスのフードは、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬・シニア犬用フードとして特におすすめです。
その一方で、通常の馬肉自然づくりよりもタンパク質とカロリーが控えめな馬肉自然づくりプレミアムは、運動量が控えめな成犬や歳をとって活動量が落ちたシニア犬向け、と捉えることができます。
馬肉自然づくりの成分に関して気になる点を挙げるとすれば、”無添加”にこだわっていることから合成ビタミンやミネラルが添加されておらず、一部のミネラル類が総合栄養食(主食用フード)の基準を満たしていないことです。
とは言え、数値の差は0.1%以下まで縮められていますし、愛犬には人工の酸化防止剤や着色料だけでなく、合成ビタミンやミネラルも使われていない無添加の国産ドッグフードを与えたいと考えているなら、馬肉自然づくりは有力候補になるでしょう。
なお、馬肉自然づくりは生後8ヶ月以上の犬を対象としたドッグフードで、生後8ヶ月未満の子犬の主食としては推奨されていません。
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馬肉自然づくりドッグフードの総合評価
馬肉自然づくりドッグフードの給餌量
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
1~3kg | 24~55g |
4~6kg | 69~94g |
7~9kg | 105~127g |
10~12kg | 138~158g |
13~15kg | 168~187g |
16~18kg | 196~214g |
18~20kg | 214~232g |
馬肉自然づくりドッグフードの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この量はあくまで“目安”でしかなく、実際には体質や飼育環境によって適量は変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1kg×1袋 | 3,480円 | 4,280円 | 4,280円 |
1kg×3袋 | 9,918円 | 10,980円 | 10,980円 |
馬肉自然づくりを販売している健康いぬ生活の公式サイトと楽天市場、Amazonで通常の馬肉自然づくりの販売状況を調査してみたところ、1kgサイズの単品も3袋セットも公式サイトが最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)
なお、楽天とAmazonは送料無料で注文できるのに対して、公式サイトの場合は送料無料ラインが8,000円となっており、単品購入時には別途690円の送料が発生しますが、送料を加味しても公式サイトの方が安いです。
(※沖縄と離島は通常送料に加えて660円の送料が発生します)
また、公式サイトでは定期コースが導入されており、割引価格で馬肉自然づくりを購入できるようになっています。
公式サイトの定期コースについて
馬肉自然づくりの単品価格は3,480円となっていますが、定期コースを利用すると14%オフの2,970円で購入することができます。
また、定期コースといっても特に継続の縛りはなく、次回発送予定日の7日前までにメールまたは電話で連絡すれば解約手続きを進めることができます。
ただ、割引価格で定期コースを利用かつ2回目を購入せずに解約する場合は、1,010円のキャンセル料が発生する点には気をつけてください。
(※2回目購入以降の解約時にはキャンセル料はかかりません)
馬肉自然づくりドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 1.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 通常購入:3,480円/1kg 定期購入:2,970円/1kg(14%オフ) ※通常の馬肉自然づくり |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社利他フーズ 健康いぬ生活事業部 |
当サイトの馬肉自然づくりドッグフードの総合評価はBランクです。
良質な馬肉を主原料として使いつつ、人工の酸化防止剤や香料・着色料といった余計な添加物が一切使われていない、ノンオイルコーティングのドライフードということは魅力的です。
それだけに決して安いとは言えない販売価格ですが、割引価格で購入できる定期コースが導入されていることは良心的と言えます。
都度買いするにしても定期購入するにしても総額は公式サイトが一番安いので、「どうしても楽天、あるいはAmazonで購入したい」というこだわりがない限りは、公式サイトで購入するのがおすすめです。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。