「C&R(旧S.G.Jプロダクツ)」は、人間でも食べられる品質の原材料が使われているオーストラリア産のプレミアムドッグフードです。
人工の酸化防止剤や香料・着色料といった添加物が使われていないことはもちろん、体質や食の好みに配慮して原材料の内容と成分バランスを調整した5種類のドライフードを取り揃えています。
今回はそんなC&Rドッグフードの口コミ・評判を115件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
C&Rドッグフードの悪い口コミ・評判
C&Rドッグフードの悪い口コミ・評判は「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、C&Rドッグフードには人間でも食べられる品質の原材料が使われていることや、ラインナップ別のタンパク源の種類が関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(5件)
- うちの犬には合わなかった(4件)
- 食いつきはいまいち(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2021年6月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
C&R(旧S.G.Jプロダクツ)ドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
C&Rドッグフードの100gあたりの値段は約190円と、確かにホームセンターやペットショップでよく見かける市販の国産ドッグフードと比べると高いです。
(※プレミアムドッグ・スモールの2.27kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)
ただ、C&Rドッグフードの1.5〜2倍以上の値段で販売されているプレミアムフードも珍しくありませんし、実際のところはC&Rドッグフードは平均的な価格帯と言えます。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。
うちの犬には合わなかった
次に多かった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューで、具体的には「吐く回数が増えた」、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声を確認できました。
吐き戻しが増えたり軟便気味になる原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。
C&Rドッグフードの全てのラインナップは小麦グルテンフリーのレシピを採用しているものの、犬にとってアレルギーの原因は様々です。
例えば、”オーガニック・ドッグ”と”ビーフ&ミレット”には牛肉が使われていますが、牛肉は肉類の中でも特にアレルギーの原因になりやすいです。
また、穀物全般や牛肉以外の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあるので、食に敏感な愛犬にC&Rドッグフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。
食いつきはいまいち
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューでした。
食いつきが悪い原因として考えられるのは、C&Rドッグフードには香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。
一般的には香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、香料が使われていないフードを食べ慣れていない犬にとっては、C&Rドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
▼総合評価をチェックする
C&Rドッグフードの総合評価
C&Rドッグフードの良い口コミ・評判
C&Rドッグフードの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、C&Rドッグフードにはアレルギーの原因になりやすい小麦が使われていないことや、良質な原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合っている(38件)
- 食いつきがいい(36件)
- 原材料に安心感がある(17件)
- 小粒で食べやすそう(7件)
- お手頃な値段(5件)
という結果になっています。
うちの犬には合っている
C&Rドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューでした。
この理由として考えられるのは、C&Rドッグフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることです。
対照的に、販売価格が安くなればなるほど穀物の割合が増える傾向にあり、激安フードのほとんどには小麦が使われているものの、小麦は穀物の中でも特にアレルギーの原因になりやすいという問題があります。
また、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーや涙やけの原因になることもありますが、C&Rドッグフードにはそれらの人工添加物が使われていないことも関係していると考えられます。
食いつきがいい
次に多かった良い口コミ・評判は、「食いつきがいい」というレビューです。
「あまり食べない」というレビューが3件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが38件という件数を踏まえても、C&Rドッグフードは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。
C&Rドッグフードには香料が使われていないのにもかかわらず、ここまで食いつきのよさを評価するレビューに偏ったのは、良質な原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められている裏付けにもなりますね。
また、C&Rドッグフードにはラム肉ベースのフードと牛肉ベースのフードと燕麦&白身魚ベースのフードがあり、愛犬の食の好みに合わせて選びやすいことも強みです。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「C&Rドッグフードは原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。
C&Rドッグフードには、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。
酸化防止剤に関してはフードの酸化を抑えるために欠かせない添加物と言えますが、最近は人工のものではなく、天然由来の酸化防止剤を添加しているフードが増えてきています。
小粒で食べやすそう
通販サイトとSNSでC&Rドッグフードの口コミ・評判を調査していると、「小粒で食べやすそう」というレビューも見つかりました。
ラインナップによって粒の大きさにバラつきはありますが、一例として”プレミアム・ドッグ スモール”の粒の大きさを取り上げると、直径は8〜9mm程度、厚さは4〜5mm程度の小粒サイズになっています。
ただ、粒の大きさや形の好みは犬それぞれで違いますし、粒の大きさについての口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
お手頃な値段
良い口コミ・評判の中には、「C&Rドッグフードはお手頃な値段で販売されている」という内容のレビューもありました。
悪い口コミ・評判の項目でも触れましたが、市販の激安フードから通販でしか手に入りづらい高級フードまで含めて販売価格を比較した場合、C&Rドッグフードは平均的な価格帯のドッグフードと言えます。
もちろん、値段が高いほど肉原材料の割合が多くなったり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピが採用されていたり、時間と手間をかけて製造されているなどの傾向はあります。
ただ、穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありませんし、【愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい】ということであれば、C&Rドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
C&Rドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
うちの犬には合わなかった | |
食いつきはいまいち | |
良い口コミ | うちの犬には合っている |
食いつきがいい | |
原材料に安心感がある | |
小粒で食べやすそう | |
お手頃な値段 |
C&Rドッグフードの悪い口コミ・評判は「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、C&Rドッグフードの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、C&Rにはアレルギーの原因になりやすい小麦が使われていないことや、良質な原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることが関係していると考えられます。
C&Rドッグフードの種類
商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
プレミアム・ドッグ スモール | 20% | 8% | 386kcal |
プレミアム・ドッグ レギュラー | 20% | 8% | 386kcal |
オーガニック・ドッグ | 18% | 8% | 321kcal |
ビーフ&ミレット | 20% | 8% | 381kcal |
セミベジタリアン・ドッグ | 18% | 6% | 349kcal |
C&Rドッグフードのラインナップは表の通りで、どれに関しても小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
「プレミアム・ドッグ スモール」と「プレミアム・ドッグ レギュラー」はラム肉が主原料のドライフードで、「プレミアム・ドッグ スモール」は小粒、「プレミアム・ドッグ レギュラー」は普通粒という違いはあるものの、原材料の内容と成分バランスに違いはありません。
「オーガニック・ドッグ」と「ビーフ・ミレット」は牛肉が主原料のドライフードで、「オーガニック・ドッグ」はタンパク質とカロリーがかなり控えめに調整されています。
「セミベジタリアン・ドッグ」は燕麦が主原料のドライフードで、魚類以外の動物性タンパク源が使われていません。
▼総合評価をチェックする
C&Rドッグフードの総合評価
C&Rドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
ラム肉/ひきわりミレット(黍)/ひきわり玄米/魚類(ギンヒラス/シロギス/豪州真ダイ)/カノラオイル/ひきわりフラックスシード/米ぬか/アマランサス/モンモリロナイト/ユッカ/ネトル/ブルーベリー/スリッペリーエルム/西洋タンポポ/チコリ/タウリン/ビタミン&キレートミネラル(カロテン/塩化コリン/炭酸カルシウム/ビタミンE/鉄/ビタミンA/亜鉛/ナイアシン/葉酸/チアミン/ビタミンB6/マンガン/ビタミンK群/ヨウ素) |
ここからは、C&Rドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「プレミアム・ドッグ スモール」の原材料一覧です)
小麦グルテンフリーのドライフード
C&Rドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているドライフードということでしょう。
安さをウリにしている激安フードのほとんどには小麦が使われていますが、小麦は穀物の中でも特にアレルギーの原因になりやすいという問題があります。
玄米や大麦などの穀物が使われているものの、C&Rドッグフードに使われている穀物はアレルギーの原因になりにくいものばかりですし、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。
それに加えて、「セミベジタリアン・ドッグ」以外のラインナップには、肉類が主原料として使われていることも評価できます。
動物性タンパク源の内容が異なるラインナップ
C&Rドッグフードは、動物性タンパク源の内容が異なるドッグフードを取り揃えています。
具体的には、「プレミアム・ドッグ(スモール/レギュラー)」にはラム肉と魚類が、「オーガニック・ドッグ」には牛肉とラム肉が、「ビーフ&ミレット」には牛肉と魚類が、「セミベジタリアン」には魚類が使われています。
このことから、牛肉にアレルギーのある愛犬には「オーガニック・ドッグ」以外の種類を、肉類にアレルギーのある愛犬には「セミベジタリアン」といったように、食の好みだけでなくアレルギーに配慮して選ぶことができます。
C&Rドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 20%以上 |
粗脂肪 | 8%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
粗灰分 | 8%以下 |
水分 | 10%以下 |
エネルギー | 386kcal/100g |
原材料の次は、C&Rドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「プレミアム・ドッグ スモール」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
C&Rドッグフードのタンパク質は18〜20%以上、脂質は6〜8%以上、100gあたりのカロリーは321〜386kcalと、カロリーにはかなりの幅があるものの、タンパク質と脂質は全体的に控えめになっています。
低脂質・低カロリーのフードは運動量が少ない成犬や食欲旺盛で給餌量の調整が難しい成犬、歳をとったシニア犬向きの成分バランスと言えますが、どのラインナップもタンパク質がかなり控えめなのが気になるところです。
タンパク質は犬にとって大切な栄養素なので、特別の事情がない限りは年齢や飼育環境にかかわらず、適度にタンパク質が含まれているフードを与えることをおすすめしています。
特に、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬には、高タンパクかつ高脂質・高カロリーなフードを選んであげるといいでしょう。
▼総合評価をチェックする
C&Rドッグフードの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
900g | – | 1,925円 | 2,410円 |
2.27kg | – | 4,301円 | 5,020円 |
4.54kg | – | 7,040円 | 8,364円 |
9.08kg | – | 11,737円 | 15,213円 |
22.7kg | – | 26,730円 | 33,088円 |
C&Rの公式サイトと楽天市場とAmazonでドッグフード「プレミアム・ドッグ スモール」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)
そして、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!
C&Rドッグフードは取扱店が少ないドッグフードなので、お試しするなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用することをおすすめします。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
C&Rドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 2.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 3.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,925円/900g 4,301円/2.27kg 7,040円/4.54kg 11,737円/9.08kg 26,730円/22.7kg ※プレミアムドッグ・スモール ※2023年5月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | オーストラリア |
販売会社 | 株式会社LINNA商会 |
当サイトのC&Rドッグフードの総合評価はBランクです。
人間でも食べられる品質の原材料が使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることは魅力的です。
また、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないことも安心できる要素ですが、どのラインナップもタンパク質がかなり控えめになっていることが評価に影響しています。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。