シーザードッグフードの口コミや評判は?愛犬家の評価を調査・検証!

パッケージに掲載されている可愛らしいモデル犬(ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア)が印象的なシーザードッグフード。

シーザーは様々な形状や風味のドッグフードを取り揃えており、特に主食用ウェットフードの種類が多くなっています。

また、ドライフードには肉原材料が主原料として使われており、犬にとって大切な栄養素であるタンパク質が適度に含まれているのも特徴です。

 

今回はそんなシーザードッグフードの口コミ・評判をドライフードを中心に127件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

シーザードッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 2.5
成分 4.5
安全性 4.0
食いつき 4.5
コスパ 4.0
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
568円/700g
1,100円/1.5kg
2,480円/3kg
※成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」
※2022年12月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 ドライフード:成犬・シニア犬
ウェットフード:種類により異なる
原産国 ドライフード:オーストラリア
ウェットフード:タイorオーストラリア
おやつ:日本
販売会社 マースジャパンリミテッド

当サイトのシーザードッグフードの総合評価はBランクです。

ウェットタイプのドッグフードの種類が豊富で、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みにも合わせやすいことや、ドライタイプのドッグフードに動物性原材料が主原料として使われていることは評価できます。

ただ、穀物の中で特にアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦と、BHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われていることも評価に影響しています。

なお、ウェットタイプのドッグフードには主食用とおかず用があるので、主食として与えようと考えている場合には、必ず主食用を選ぶようにしてください。

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シーザードッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、シーザードッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「残念ながらあまり食べない」、「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘する飼い主の声が多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、単純に犬の食の好みに合わなかったことや、ドライフードには食いつきをよくするための人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(9件)
  • 値段が高い(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年5月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

シーザードッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのが「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」という内容のレビューでした。

シーザーのドライタイプのドッグフードには人工の香料が使われていませんが、一般的には人工の香料を使って風味が整えられているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にあります。

そのため、人工の香料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、シーザーのドライタイプのドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性があります。

また、単純に風味が好みに合わなかった可能性も考えられますが、シーザーの成犬用ドライフードには3種類の風味があるため、風味の種類が限定されているドッグフードに比べれば食の好みには合わせやすいです。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「シーザーは市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」というレビューです。

シーザーのドライタイプのドッグフードの100gあたりの値段は約73円と、確かにホームセンターやペットショップでよく見かける国産のドライフードより値段が高いです。
(※成犬用”チキンと4種の農園野菜入り 超小粒”の1.5kgサイズの最安値を参考にしています)

ただ、シーザードッグフードの2〜3倍以上の値段で販売されているプレミアムドッグフードも珍しくありませんし、高品質な原材料が贅沢に使われている海外産ドッグフードを含めて総合的に比較すれば、シーザードッグフードはお手頃な値段と言えます。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。

シーザードッグフードの良い口コミ・評判

シーザードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「ドライフードは小粒だから小型犬には食べやすそう」、「販売会社と原材料の内容に安心感がある」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、シーザードッグフードは様々な形状や風味のラインナップを取り揃えていることや、メジャーなペットフード販売会社の商品ということが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(54件)
  • 小粒で食べやすそう(28件)
  • 安心感があるドッグフード(20件)
  • うちの犬には合っている(10件)
  • お手頃な値段(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

シーザードッグフードの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが9件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが54件という比率を踏まえても、シーザードッグフードは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいドッグフードと捉えてよさそうです。

また、ドライフードには人工の香料が使われていないにもかかわらず、食いつきのよさを評価する飼い主の声がここまで多かったのは、原材料そのものの香りを活かしてしっかりと風味が整えられている裏付けにもなりますね。

それに加えて、シーザードッグフードは主食用ウェットフードとトッピング用ウェットフードの種類が豊富で、状況によって色々な与え方ができることも強みと言えるでしょう。

小粒で食べやすそう

次に多かった良い口コミ・評判は、「シーザーのドライタイプのドッグフードは小粒で食べやすそう」というレビューです。

シーザーのドライタイプのドッグフードは成犬用が4種類、シニア犬用が2種類(11歳から/14歳から)となっており、全てのドライフードが小粒サイズになっています。

パッケージを見た限りでは特に犬種の指定はありませんが、おそらく日本に多く暮らす(超)小型犬をターゲットにしているのでしょう。

また、成犬用の1種類と14歳からは超小粒サイズになっており、シニア犬にも食べやすくなっています。

安心感があるドッグフード

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「シーザーは安心感があるドッグフード」という内容のレビューで、具体的には販売会社を信頼しているという飼い主の声や、原材料の内容を評価する飼い主の声が多かったです。

シーザードッグフードを販売しているマースジャパンはほかにも、【アイムス/グリニーズ/プロマネージ/ナチュラルチョイス/シュプレモ/ワイルドレシピ】といった様々なドッグフードを販売しています。

そして、ホームセンターやペットショップのペットフードコーナーでマースジャパンが販売しているドッグフードを見かけることが多く、メジャーなペットフード販売会社ということが安心感に繋がっていると考えられますね。

原材料の内容に関しては、ドライフードに人工の着色料が使われていないことを評価するレビューや、肉原材料が主原料として使われていることを評価するレビューが目立ちました。

うちの犬には合っている

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューも見つかりました。

シーザーのドライタイプのドッグフードには穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦が使われているものの、小麦にアレルギーのない犬にとっては”小麦不使用”という条件は必須ではありません。

また、ドッグフードに色味をつけるために使われる人工の着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、シーザーのドライタイプのドッグフードには着色料が使われていません。

それに加えて、毎日のスッキリに配慮して【えんどう豆・にんじん・かぼちゃ・トマト】といった豆類と野菜を配合しており、繊維質も適度に含まれています。

お手頃な値段

良い口コミ・評判の中では、「シーザードッグフードはお手頃な値段で販売されている」というレビューもありました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れましたが、高品質な原材料が贅沢に使われているプレミアムドッグフードを含めて総合的に比較すれば、シーザードッグフードは手に取りやすい値段で販売されています。

もちろん、値段が高くなればなるほど肉原材料の割合が多くなったり、製造工程にひと手間かけられているといった傾向はあります。

ただ、【愛犬の餌代にそこまでお金はかけられないけど、肉原材料が主原料として使われているドライフードを食べさせたい】ということであれば、シーザードッグフードは有力候補の一つになるでしょう。

シーザードッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
値段が高い
良い口コミ 食いつきがいい
小粒で食べやすそう
安心感があるドッグフード
うちの犬には合っている
お手頃な値段

シーザードッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘する飼い主の声が多い傾向にありました。

その一方で、シーザードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「ドライフードは小粒だから小型犬には食べやすそう」、「販売会社と原材料の内容に安心感がある」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、シーザードッグフードは様々な形状や風味のラインナップを取り揃えていることや、メジャーなペットフード販売会社の商品ということが関係していると考えられます。

シーザードッグフードの種類

シーザードッグフードには【ドライタイプ】、【トレイタイプ】、【パウチタイプ】、【トッピングタイプ】、【スナックタイプ】といった5つのタイプがあり、それぞれで用途が違います。

このうちの【ドライタイプ】と【トレイタイプ】が主食用ドッグフードで、【トレイタイプ】は特にラインナップが豊富になっています。

ちなみに、以前は【カップタイプ】と【ミニ缶タイプ】という缶詰タイプのおかず用ウェットフードがありましたが、現在は販売終了しています。

ドライタイプ

シリーズ 商品名
1歳からの成犬用シーザー チキンと4種の農園野菜入り 超小粒
チキンと4種の農園野菜入り 小粒
ラムと4種の農園野菜入り 小粒
ツナと4種の農園野菜入り 小粒
11歳から用シーザー チキンと4種の農園野菜入り 11歳 小粒
14歳から用シーザー チキンと4種の農園野菜入り 14歳 超小粒

ドライタイプは成犬用が4種類、シニア犬用が2種類というラインナップで、どれに関しても肉類が主原料として使われています。

タンパク質・脂質・カロリーのバランスにはあまり差がないので、単純に愛犬の食の好みに合わせて選べば大丈夫です。

適度にタンパク質を含みつつ、脂質とカロリーはやや控えめに調整されていることを踏まえると、室内飼いで運動量がそれほど多くない成犬・シニア犬向けのフードと言えるでしょう。

トレイタイプ

シリーズ 商品名
2ヶ月からの子犬用シーザー 子いぬ用ビーフ にんじん&たまご入り
1歳からの成犬用シーザー 吟選ビーフ
吟選ビーフ まぐろ入り
吟選ビーフ 野菜入り
吟選ビーフ チーズ・野菜入り
吟醸ビーフ チキン・野菜入り
吟醸ビーフ ささみ入り
絹ささみ味 白身魚・野菜入り
絹ささみ
絹ささみ味 野菜入り
絹ささみ味 チーズ入り
おいしいまぐろ味 ささみ・野菜入り
おいしいまぐろ味 白身魚・野菜入り
彩りサーモン ポテト・にんじん入り
ふっくら白身魚 野菜入り
まろやかラム 野菜入り
11歳から用シーザー 11歳からの吟選ビーフ
11歳からの絹ささみ ささみ
11歳からの味わいチキン チーズ・パンプキン・野菜入り
14歳から用シーザー 14歳からの吟選ビーフ
14歳からの吟選ビーフ 野菜入り
14歳からの吟選ビーフ ささみ入り
14歳からの絹ささみ
14歳からの絹ささみ味 野菜入り
16歳から用シーザー 16歳からの吟選ビーフ 野菜入り
16歳からの絹ささみ味 野菜入り
自然素材レシピシリーズ 平飼いチキン&さつまいも・いんげん
平飼いチキン&にんじん・いんげん
ビーフ&さつまいも・にんじん
ビーフ&チーズ・いんげん
ビーフ・チキン&パプリカ・いんげん
ラム&さつまいも・にんじん
サーモン&さつまいも・にんじん
ターキー&にんじん・いんげん
14歳からの平飼いチキン&さつまいも・いんげん
おうちレシピシリーズ ゴロっとビーフ 赤パプリカ&いんげん入り
とろうまビーフ 緑黄色野菜&パスタ入り
うまみ鶏レバー 緑黄色野菜&パスタ入り
ジューシーチキン 緑黄色野菜&玄米入り
贅沢ターキー 緑黄色野菜&お米入り
コク旨ビーフ チーズ&野菜入り
やわらかチキン チーズ&野菜入り

トレイタイプはラインナップが非常に多く、6つのタイプの中で唯一子犬用フードがあるタイプでもあります。

トレイタイプは主食として与えることができる基準を満たしたウェットフードなので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。

また、着色料や香料が使われていることを気にする飼い主に配慮して、それらの人工添加物が使われていない「自然素材レシピ」というシリーズもあります。

パウチタイプ

シリーズ 商品名
自然素材レシピシリーズ(4個パック) 平飼い鶏の蒸しささみ&さつまいも・いんげん
平飼い鶏の蒸しささみ&農園野菜
平飼い鶏の蒸しささみ&にんじん チーズ入り
蒸しささみ・厳選ビーフ&パプリカ・いんげん
蒸しささみ・厳選ラム&さつまいも・にんじん
自然素材レシピシリーズ(シングルパック) 平飼い鶏の蒸しささみ&さつまいも・いんげん
平飼い鶏の蒸しささみ&農園野菜
平飼い鶏の蒸しささみ&にんじん チーズ入り
蒸しささみ・厳選ビーフ&パプリカ・いんげん
1歳からの成犬用シーザー(4個パック) ごろっと蒸しささみ
ごろっと蒸しささみ 彩り野菜入り
ごろっと蒸しささみ チーズ・彩り野菜入り
ごろっと蒸しささみ さつまいも入り
ごろっと蒸しささみ 鶏レバー入り
やわらかささみ&白身魚入り 彩り野菜入り
ジューシー厳選ビーフ入り 彩り野菜入り
ジューシー厳選ビーフ入り チーズ・彩り野菜入り
1歳からの成犬用シーザー(シングルパック) ごろっと蒸しささみ
ごろっと蒸しささみ 彩り野菜入り
ごろっと蒸しささみ チーズ・彩り野菜入り
ジューシー厳選ビーフ 彩り野菜入り
ジューシー厳選ビーフ チーズ・彩り野菜入り
やわらかささみ&白身魚入り 彩り野菜入り
14歳から用シーザー(4個パック) ごろっと蒸しささみ 彩り野菜入り
14歳から用シーザー(シングルパック) ごろっと蒸しささみ 彩り野菜入り

パウチタイプは大きく分けるとささみベースのものとビーフベースのものがあり、どれもおかず用ウェットフードとなっています。

おかず用ウェットフードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れることができないので、ドライフードにトッピングして与えたり、ご褒美やおやつとして与えるようにしましょう。

トッピングタイプ

シリーズ 商品名
1歳からの成犬用シーザー(2種の味のセレクションシリーズ) あじわいチキン味×チキン&野菜味
チキン&野菜味×ビーフ&チーズ味
うまみ鶏レバー味×あじわいチキン味

トッピングタイプもおかず用ウェットフードで、ドライフードに絡めやすいクリーム状になっています。

なお、”2種の味のセレクションシリーズ”は2種類の風味が16本入りのシリーズです。

スナックタイプ

形状 商品名
ベーコン形状 旨みたっぷりささみベーコン
旨みぎゅっとビーフベーコン
なみなみ形状 チェダー香るコクと香りの贅沢チーズ
ひとくちサイズ ささみ・キャベツ・安納芋入り コロコロキューブ
りんご・バナナ・いちご入り コロコロキューブ
やわらか厳選コロコロビーフ

シーザードッグフードは主食用フードとおかず用フードだけでなく、おやつ用のスナックタイプまで取り揃えています。

ただ、原材料一覧に目を通してみると、小麦粉が主原料として使われていたり香料・着色料が使われていたりなど、気になる部分は多いです。

シーザードッグフードの原材料の評価

原材料一覧
チキンミール、小麦、さとうもろこし、鶏脂、チキンエキス、とうもろこし、家禽類、シュガービートパルプ、えんどう豆、にんじん、かぼちゃ、トマト、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、メチオニン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT
※内容が不明瞭な原材料、気がかりな人工添加物は赤色で記載

ここからは、シーザードッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」の原材料一覧です)

肉原材料が主原料として使われている

シーザーのドライタイプのドッグフードの大きな特徴として挙げられるのは、肉原材料が主原料として使われていることでしょう。

販売価格が安くなればなるほど、肉原材料より安く仕入れることができる穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物の割合が多いドッグフードは肉食傾向の雑食である犬の食事内容に配慮されているとは言いづらいです。

シーザードッグフードには穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦が使われているものの、これといったアレルギーがなければ気にせず与えることができます。

人工の酸化防止剤を使用

シーザーのドライタイプのドッグフードには、BHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われています。

酸化防止剤は酸化を抑えるために使われる添加物ではあるものの、最近は天然由来の酸化防止剤を使うドッグフードが増えてきています。

もちろん、シーザードッグフードを含めて人工の酸化防止剤が使われているドッグフードは、定められた基準を超えないように使われています。

 

ただ、安全性最優先でドッグフードを選びたいと考えている愛犬家からは、人工の酸化防止剤が使われているドッグフードは避けられがちな傾向があるのも事実です。

とは言え、「基準内なら人工の酸化防止剤が使われていても問題ない」という考えも、「人工の酸化防止剤が使われていることが問題」という考えも間違いとは言えないので、最終的には飼い主それぞれの判断に委ねられます。

シーザードッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 25.0%以上
脂質 12.0%以上
粗繊維 4.0%以上
灰分 10.0%以下
水分 10.0%以下
エネルギー 355kcal/100g

ここからは、シーザードッグフードの成分を評価していきます。
(※表は成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」のタンパク質は25.0%以上、脂質は12.0%以上、100gあたりのカロリーは355kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーはやや控えめになっています。

こういった成分バランス上、室内飼いで運動量がそれほど多くない成犬の主食にぴったりです。

なお、シーザーの成犬用ドライフードのラインナップは全4種類となっていますが、成分表を見る限りではこのうち3種類の成分バランスは変わりません。
(※「ラムと4種の農園野菜入り 小粒」だけは100gあたりのカロリーが345kcalとなっています)

 

また、シニア犬用フード「チキンと4種の農園野菜入り 11歳 小粒」のタンパク質・脂質・カロリーのバランスも、3種類の成犬用フードと変わっていません。

ただ、「チキンと4種の農園野菜入り 14歳 超小粒」に関してはタンパク質が25.0%以上、脂質が10.0%以上、100gあたりのカロリーが340kcalと、そのほかのドライフードよりも脂質とカロリーが控えめに調整されています。

適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーが控えめという成分バランスを踏まえると、シーザーのドライタイプのドッグフードは歳をとって運動量が落ちたシニア犬用としても向いています。

シーザードッグフードの給与量

体重 1日あたりの給与量
3kg 65g
5kg 90g
7kg 120g
10kg 155g
15kg 205g
20kg 255g

シーザードッグフードの成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」の給与量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給与量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給与量もあくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

シーザードッグフードの賞味期限と保存方法

シーザーのドライタイプのドッグフードの未開封時の賞味期限はパッケージ裏面の下の方に、【西暦・月・日】という順番で印字されています。

開封後は賞味期限にかかわらず、なるべく早めに使い切るようにしてください。

なお、当サイトでは開封後のドライフードは1ヶ月程度で使い切ることをおすすめしています。

保存方法については高温多湿や直射日光・照明の当たる場所を避け、開封後はできる限り空気に触れさせないことが大切です。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
700g 568円 691円
1.5kg 1,100円 1,580円
3kg 2,480円 2,980円

シーザードッグフードの公式サイトと楽天市場とAmazonで成犬用ドライフード「チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年10月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天市場が最安値という結果になりました!

シーザードッグフードを店頭で取り扱っている販売店はそれなりに多いですが、店頭では定価で販売されていることが多いですし、通販サイトはまとめ買いで送料無料となる販売店も多いので、継続して購入するなら通販サイトでまとめ買いすることをおすすめします。

通販なら重い大袋をわざわざ持ち運ぶ手間もありませんしね。

まとめ

シーザードッグフードは様々な形状や風味のラインナップを取り揃えており、特にウェットタイプのドッグフードのラインナップが多く、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みにも合わせやすいです。

また、ドライタイプのドッグフードには動物性原材料が主原料として使われており、適度にタンパク質が含まれていることも評価できます。

その一方で、”BHA・BHT”といった人工の酸化防止剤が使われていることや、”家禽類”には具体的に何の肉が使われているのかが分からないことは気になるところです。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。

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