VISIONS(ヴィジョンズ)のオリジナルドッグフードには「イー・チキン」や「イー・ホース」など、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うラインナップがあります。
そして、どのドッグフードにも人工的な着色料や香料・防腐剤は使われておらず、人間が食べられる品質の原材料が使われていることに加えて、ドライフードは手間ひまのかかる低温加工法で調理されています。
今回はそんなVISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの口コミ・評判を29件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | |
成分 | |
安全性 | |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | |
総合評価 | Cランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 2,480円/500g 4,280円/1kg 12,454円/3kg(1kg×3袋) 20,330円/5kg(1kg×5袋) 38,520円/10kg(1kg×10袋) ※ドライフード「イー・チキン」 ※2025年2月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 ※ウェットフード「トゥルーホース」はモンゴル |
販売会社 | 株式会社ヴィジョンズ |
公式サイト | オーガニックドッグフードはヴィジョンズへ。 |
当サイトのVISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの総合評価はCランクです。
一般食ということも踏まえて成分の項目は3点としていますが、人間が食べられる品質の原材料で作られていることや、香料・着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないドッグフードということは魅力的です。
また、ドライフードは原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、低温加工法で調理されていることも評価できます。
その一方で、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「残念ながら食いつきはいまいち」、「値段が高いのがネック」、「粒が固くて食べづらそう」という内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ヴィジョンズドッグフードには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことや、肉・魚が主原料かつ人間が食べられる品質の原材料が使われていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(10件)
- 値段が高い(3件)
- 粒が固くて食べづらそう(1件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年2月にAmazon、X、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
ヴィジョンズドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
この理由としてまず考えられるのは、ヴィジョンズドッグフードには人工の香料・調味料が使われていないことで、一般的にはそれらの人工添加物を使って風味が整えられているドッグフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。
そのため、原材料そのものの香りで風味が整えられているドッグフードを食べ慣れていない場合、ヴィジョンズドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、ヴィジョンズドッグフードにはタンパク源の内容が違うラインナップがありますが、単純に選んだフードの風味が好みに合わなかった可能性も考えられますね。
値段が高い
そのほかに見つかったヴィジョンズドッグフードの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
参考までに一例を挙げると、ドライフード”イー・チキン”の100gあたりの値段は約428円と、店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販の国産ドッグフードと比べるとかなり高いです。
肉・魚が主原料かつ人間が食べられる品質の原材料が使われていることから、ある程度値段が高くなってしまうのは仕方がないことだとは思います。
ただ、海外産ドッグフードを含めて総合的に比較しても、ヴィジョンズドッグフードの値段は高めという印象を受けました。
粒が固くて食べづらそう
ヴィジョンズドッグフードの悪い口コミ・評判の中には、「粒が固くて食べづらそう」という内容のレビューもありました。
ドライタイプのドッグフードの水分量は10%程度のものが多いですが、ヴィジョンズドッグフードの【イー・シリーズ】に関しては水分量は6.0%以下と少なめで、固めの粒ということが想像できます。
なお、公式通販サイトでは水かぬるま湯でふやかしてから与えることが推奨されています。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの良い口コミ・評判
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「安心して与えられるドッグフード」、「粒の固さがちょうどいい」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ヴィジョンズのドライタイプのドッグフードは手間ひまのかかる低温加工法で調理されていることや、着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(11件)
- 原材料に安心感がある(3件)
- 粒の固さがちょうどいい(1件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ヴィジョンズドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
とは言え、調査時点で確認できたレビュー総数が29件と多くはないこともあり、食いつきの良し悪しに関するレビューはあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
食いつきについてメリットを挙げるとすれば、ドライフードは原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、手間ひまのかかる低温加工法で調理されていることです。
それに加えて、”イー・チキン”や”イー・ホース”、”イー・ディア”など、メインのタンパク源が違うラインナップを取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせて選べることも強みです。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかったヴィジョンズドッグフードの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず第一に、ヴィジョンズドッグフードには、人間でも食べられる原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、香料に頼らず原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、見た目をよくするための着色料が使われていることも安心感に繋がります。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありませんからね。
粒の固さがちょうどいい
「粒が固くて食べづらそう」というレビューとは対照的に、「粒の固さがちょうどいい」という内容のレビューも見られました。
悪い口コミ・評判の項目で、【イー・シリーズ】は水分量が少なめと説明しましたが、風味と同じく粒の固さの好みも犬それぞれで違います。
そのため、口コミ・評判は参考程度と捉えておき、実際に与えてみないことには何とも言えない・・・くらいに思っておいた方が無難です。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
粒が固くて食べづらそう | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
粒の固さがちょうどいい |
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながら食いつきはいまいち」、「値段が高いのがネック」、「粒が固くて食べづらそう」という内容のレビューを確認できました。
その一方で、VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「安心して与えられるドッグフード」、「粒の固さがちょうどいい」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ヴィジョンズのドライタイプのドッグフードは手間ひまのかかる低温加工法で調理されていることや、着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの種類
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードはドライフードだけでなく、缶詰タイプとパウチタイプのウェットフードも取り揃えています。
ドライフード
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
イー・チキン | 国産鶏肉 | 国産米(米粉、米)、国産小麦 | 22.0% | 6.0% | 6.0% | 360kcal |
イー・ホース | 馬肉 | 国産米(米粉、米)、国産小麦 | 20.0% | 8.0% | 6.0% | 375kcal |
イー・ディア | 蝦夷鹿肉 | 国産米(米粉、米)、国産小麦 | 24.0% | 5.0% | 6.0% | 360kcal |
ディー・ラム&フィシュ | 生肉(ラム、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ) | 大麦全粒粉、玄米、グレインソルガム、コーングルテン、米麹 | 30.0% | 10.0% | 8.0% | 390kcal |
ディー・ビーフ&フィッシュ | 生肉(仔牛肉、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ) | 大麦全粒粉、玄米、グレインソルガム、コーングルテン、米麹 | 28.0% | 10.0% | 10.0% | 380kcal |
ディー・チキン&フィッシュ | 生肉(鶏肉(ささみ)、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ) | 大麦全粒粉、玄米、グレインソルガム、コーングルテン、米麹 | 28.0% | 9.0% | 10.0% | 370kcal |
ポワソン | 魚肉(あじ、たら、かつお) | 玄米、大麦、玄米麹 | 21.0% | 8.2% | 10.0% | 350kcal |
ドライフードのラインナップは表の通りで、【イー・シリーズ】と【ディー・シリーズ】が3種類ずつあり、そのほかにどちらにも属さない「ポワソン」というドライフードがあります。
そして、どのドライフードも動物性タンパク源が主原料ということや、香料・着色料などの犬に必要のないものが使われていないことは変わりませんが、タンパク源の内容や成分バランスの傾向に違いがあります。
分かりやすい違いを挙げると、【イー・シリーズ】には小麦と大豆が使われているのに対して、【ディー・シリーズ】と「ポワソン」には小麦と大豆が使われていません。
また、「ポワソン」は動物性タンパク源が魚類だけに限定されており、食の好みだけでなくアレルギーに配慮して選ぶこともできます。
ウェットフード
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
鶏たま缶 | 鶏ささみ | 不使用 | 13% | 0.5% | 86.0% | 72.1kcal |
カツオ缶 | かつお | 不使用 | 17% | 0.5% | 82% | 85.7kcal |
マグロ缶 | まぐろ | 不使用 | 17% | 0.5% | 82% | 85.7kcal |
サバ缶 | さば | 不使用 | 14.5% | 9.0% | 75.0% | 150kcal |
トゥルーホース(パウチ) | 馬肉 | 不使用 | 16.95% | 2.80% | 76.0% | 93kcal |
トゥルーディアー(パウチ) | エゾ鹿肉 | 不使用 | 29.6% | 10.5% | 57.9% | 256.8kcal |
ウェットフードのラインナップは表の通りで、缶詰タイプが4種類、パウチタイプが2種類となっています。
どれも主食用ではなくおかず用ウェットフードなので、ウェットフードだけを与えすぎないよう気をつけてください。
例えば、主食用ドライフードにトッピングして与える場合には、必要カロリーの15〜20%くらいの量が目安になります。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
国産鶏肉、国産米(米粉、米)、国産小麦、国産さつまいも、国産大豆生おから、枕崎かつお節、国産にんじん、国産かぼちゃ、すり胡麻、卵殻カルシウム、国産鶏砂肝、 国産鰯粉、菜種油、米油、ビール酵母、天然塩、プロバイオティクス ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「イー・チキン」の原材料一覧です)
良質な動物性原材料が主原料のドッグフード
ヴィジョンズドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、良質な動物性原材料が主原料のドッグフードということでしょう。
そして、ドライフードは原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、手間ひまのかかる低温加工法で調理されていることも特徴です。
また、原材料一覧を見ても何が使われているのかが分からない曖昧な表記はなく、一つ一つの原材料の名称がきちんと書かれており、品質面へのこだわりを感じられます。
香料・着色料などの犬に必要のないものは不使用
口コミ・評判の項目でも触れた通り、ヴィジョンズドッグフードには香料・着色料が使われていないことも評価できます。
そして、犬に必要のないものが一切使われていないヴィジョンズドッグフードは、人間ではなく犬目線で作られているドッグフードと捉えることができます。
また、ドッグフードの酸化や品質の劣化を抑える目的で添加される、人工の酸化防止剤・合成保存料が使われていないことも特徴として挙げられます。
そのためか、ドライフードの【イー・シリーズ】の未開封時の賞味期限は製造日から3ヶ月、【ディー・シリーズ】と「ポワソン」の未開封時の賞味期限は製造日から6ヶ月と短めです。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 22.0%以上 |
粗脂肪 | 6.0%以上 |
粗繊維 | 2.0%以下 |
粗灰分 | 4.0%以下 |
水分 | 6.0%以下 |
エネルギー | 360kcal/100g |
原材料の次は、VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「イー・チキン」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ヴィジョンズドッグフードは総合栄養食ではなく、一般食のドッグフードになっています。
2つのドッグフードの違いを簡単に説明すると、前者のドッグフードは必要な栄養をバランスよく摂り入れられる主食用フードで、後者のドッグフードは主食用フードとしての栄養基準を満たしていないドッグフードのことです。
このことを踏まえてドライフードの成分値に目を通してみると、タンパク質は20.0〜30.0%以上、脂質は5.0〜10.0%以上、水分は6.0〜10.0%以下、カロリーは100gあたり350〜390kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。
ただ、全体的に低脂質ということは共通しているほか、【ディー・シリーズ】のフードは高タンパク・高カロリーな傾向があり、「ポワソン」はタンパク質・カロリーがやや控えめになっています。
そして、このような成分バランス上、【ディー・シリーズ】は少食の成犬やシニア犬向け、「ポワソン」は運動量が少なめの成犬や活動量が落ちたシニア犬向け、という捉え方ができます。
また、【イー・シリーズ】については、適度にタンパク質を含みつつカロリーは標準的な範囲くらいに収まっていることから、適度に運動をする成犬向けと言えますが、「イー・ホース」のタンパク質含有量には物足りなさを感じました。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
500g | 2,480円 | – | 2,480円 |
1kg | 4,280円 | – | 4,280円 |
3kg(1kg×3袋) | 12,454円 | – | 12,454円 |
5kg(1kg×5袋) | 20,330円 | – | 20,330円 |
10kg(1kg×10袋) | 38,520円 | – | 38,520円 |
公式サ通販イトと楽天市場、Amazonでヴィジョンズドッグフードの販売状況を調査してみたところ、楽天ではヴィジョンズドッグフードは販売されていませんでした。
(※表はドライフード「イー・チキン」のもので、販売状況と販売価格は2025年2月に確認しました)
そして、公式通販サイトとAmazonの販売価格は変わらず、という結果になりました!
なお、ヴィジョンズドッグフードの公式通販サイトを利用する場合、5,000円以上で送料無料、代引き手数料無料、いつでも全品ポイント5倍といった特典があります。
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードのお試しサンプルはある?
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードのお試しサンプルの無料配布は行われていませんが、ドライフードの4種お試しセットが送料無料の888円で販売されています。
(※お試しセットは一人一回限りです)
セット内容については「イー・チキン」、「イー・ホース」、「ディー・ラム」、「ポワソン」がそれぞれ約50gずつということで、ざっくりとした食いつきくらいは確認できるでしょう。
と言っても、数食分くらいの少量だけだと、開封してしばらく経った本商品を最後まで食べてくれるかの判断や、体質に合っているかどうかの判断がきちんとできません。
このことから、当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛犬に合っているかを時間をかけて確認することをおすすめしています。
まとめ
VISIONS(ヴィジョンズ)ドッグフードには、人間が食べられる品質の良質な原材料が使われていることに加えて、香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われていません。
また、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うラインナップを取り揃えており、どのフードにも動物性タンパク源が主原料として使われています。
そして、ドライフードは原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、低温加工法で調理されていることも特徴です。
それだけに、決して安いとは言えない価格帯のドッグフードなので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。