国産プレミアムドッグフードのOBREMO(オブレモ)には、「鶏肉フード」と「馬肉フード」、「まぐろ&たらフード」と「いわし&たらフード」の4種類があり、それぞれでメインのタンパク源が違います。
その一方で、どのラインナップにも共通して言えることもあり、オブレモを購入するにあたっては種類別の特徴をしっかりと把握したうえで、愛犬に合ったフードを選ぶことが大切です。
この記事では、OBREMO(オブレモ)ドッグフードの種類別の共通点とそれぞれの特徴、選び方のポイントを解説しているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
OBREMO(オブレモ)ドッグフードの種類別の共通点
まずはじめに、OBREMO(オブレモ)ドッグフードの種類別の共通点から確認していきましょう。
オブレモの4種類のラインナップには、どれも良質な肉・魚が主原料として使われており、小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった必ずしも使う必要のない添加物が使われていないことや、動物性の油脂が吹きかけられていない“ノンオイルコーティング”のドライフードということも共通しています。
そして、小型犬向けに成分バランスや粒サイズが調整されていることや、定期コースを利用すると35%オフの価格で購入できることも同じです。
(※4種類のラインナップそれぞれで販売価格には違いがあります)
OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」の特徴
主原料 | 鶏肉 |
---|---|
動物性タンパク源 | 鶏、魚、卵 |
穀物 | 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ (小麦グルテンフリー) |
大豆 | 使用 |
タンパク質 | 21.9%以上 |
脂質 | 11.8%以上 |
粗繊維 | 1.2%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カロリー | 360kcal/100g |
通常購入時の価格 | 4,830円/800g×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
3,140円(35%オフ) ※2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対象 | 小型犬・全年齢用 |
OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」は、子犬からシニア犬にまで対応の全年齢用ドライフードです。
商品名の通り、主原料として使われているのは”鶏肉”で、そのほかには魚類や卵といった動物性タンパク源が使われています。
そして、育ち盛りの子犬にも対応している全年齢用ドライフードということもあってか、4種類のラインナップの中では一番高タンパク・高脂質になっています。
また、4種類のドッグフードの中で唯一、”大豆”が使われているという違いもあります。
OBREMO(オブレモ)の「馬肉フード」の特徴
主原料 | 馬肉 |
---|---|
動物性タンパク源 | 馬、魚、卵 |
穀物 | 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ (小麦グルテンフリー) |
大豆 | 不使用 |
タンパク質 | 19.8%以上 |
脂質 | 10.8%以上 |
粗繊維 | 0.9%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カロリー | 366kcal/100g |
通常購入時の価格 | 5,552円/800g×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
3,609円(35%オフ) ※2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対象 | 小型犬・成犬用 |
OBREMO(オブレモ)の「馬肉フード」は、主原料として”馬肉”が使われているドライフードで、1歳以上の成犬向けに作られています。
そして、「馬肉フード」には”鶏肉”が使われていないことから、鶏肉アレルギーの愛犬にも与えられます。
また、4種類のラインナップの中では一番高カロリーになっていますが、そこまでの差はなく標準的な範囲に収まっているので、あまり気にする必要はないでしょう。
なお、「馬肉フード」に限った話ではありませんが、大麦や玄米、黒米や赤米などの複数の穀物は、肉・魚だけでは摂り入れられない栄養を摂り入れられるように、あえて使われています。
OBREMO(オブレモ)の「まぐろ&たらフード」の特徴
主原料 | 魚類(まぐろ、たら) |
---|---|
動物性タンパク源 | 魚、卵 |
穀物 | 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ (小麦グルテンフリー) |
大豆 | 不使用 |
タンパク質 | 17.2%以上 |
脂質 | 9.6%以上 |
粗繊維 | 1.2%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カロリー | 358kcal/100g |
通常購入時の価格 | 5,026円/800g×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
3,267円(35%オフ) ※2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対象 | 小型犬・成犬用 |
OBREMO(オブレモ)の「まぐろ&たらフード」も「馬肉フード」と同じように、1歳以上の成犬向けのドライフードになっています。
「まぐろ&たらフード」は主原料として使われている”魚類(まぐろ、たら)”と、卵を除いた動物性タンパク源が使われていないので、食の好みに合わせて選ぶだけでなく、それら以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬用フードとして選べます。
また、4種類のラインナップの中では最も低タンパクになっており、あえてタンパク質含有量が控えめなドッグフードを与えたい・・・という意図がある場合に選ぶのもいいでしょう。
なお、オブレモの1歳以上の成犬向けフードについては、どれも【「幼犬」に与えても問題ない】という内容の説明が公式サイトに書かれています。
ただ、育ち盛りの子犬はたくさんの栄養が必要なことから、成分バランスに特別なこだわりがない限りは、一番高タンパクな「鶏肉フード」をおすすめします。
OBREMO(オブレモ)の「いわし&たらフード」の特徴
主原料 | 魚類(いわし、たら) |
---|---|
動物性タンパク源 | 魚、卵、貝 |
穀物 | 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ (小麦グルテンフリー) |
大豆 | 不使用 |
タンパク質 | 19.1%以上 |
脂質 | 9.1%以上 |
粗繊維 | 1.1%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カロリー | 356kcal/100g |
通常購入時の価格 | 5,277円/800g×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
3,430円(35%オフ) ※2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対象 | 小型犬・成犬用 |
OBREMO(オブレモ)の「いわし&たらフード」は「まぐろ&たらフード」と同じく、”魚類”が主原料として使われている1歳以上の成犬向けドライフードではあるものの、商品名の通り魚の種類に違いがあります。
そして、グルコサミンやコンドロイチンを豊富に含む、”緑イ貝”が使われていることも特徴です。
主要な成分バランスについては、「まぐろ&たらフード」よりも高タンパクにはなっていますが、気にするほどの大きな差ではありません。
なお、オブレモの定期コースの2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件となっていますが、1袋あたりの内容量が800gと少なめなので、毎日の主食として与える分には特に気にはならないでしょう。
OBREMO(オブレモ)の種類別のコスパの比較
種類 | 100gあたりの価格 | 1日あたりの餌代 (5kgの成犬を想定) |
---|---|---|
鶏肉フード | 約604〜393円 | 約731〜475円 |
馬肉フード | 約694〜451円 | 約826〜537円 |
まぐろ&たらフード | 約628〜408円 | 約760〜494円 |
いわし&たらフード | 約660〜429円 | 約805〜523円 |
ドッグフードを選ぶにあたっては原材料の内容や成分バランスだけでなく、コスパも気になるところだと思うので、4種類のラインナップの100gあたりの価格と、1日あたりの餌代をまとめてみました!
(※1日あたりの餌代は給餌量の目安をもとに算出しています)
表を見て分かる通り、グラムあたりの価格、1日あたりの餌代ともに【鶏肉フード<まぐろ&たらフード<いわし&たらフード<馬肉フード】の順で高くなります。
そのため、愛犬にこれといったアレルギーや好き嫌いがなく、成分バランスにもこだわりがなければ、一番コスパがいい「鶏肉フード」がおすすめです。
ただ、これくらいの価格差は特に気にならないという場合には、4種類のラインナップをローテーションして与えるのもいいですね。
まとめ
OBREMO(オブレモ)ドッグフードには「鶏肉フード」、「馬肉フード」、「まぐろ&たらフード」、「いわし&たらフード」の4種類があり、それぞれのフードでメインのタンパク源や販売価格が違います。
また、どれも小型犬向けに作られているドライタイプのドッグフードではあるものの、「鶏肉フード」は全年齢用、そのほかのドッグフードは1歳以上の成犬用、という違いもあります。
ただ、どのラインナップも良質な肉・魚が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していること、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことに加えて、”ノンオイルコーティング”のドライフードということは変わりません。
そのため、愛犬の年齢や食の好み、体質に配慮しつつ、コスパ面も考慮して選ぶのがいいでしょう。