主原料として、野生の鹿肉が使われている国産キャットフードのキャットスタンス。
また、主食用ドライフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることや、原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、手間ひまのかかる低温調理で作られていることも特徴です。
今回はそんなキャットスタンスの口コミ・評判を101件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
キャットスタンスの悪い口コミ・評判
キャットスタンスの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「値段が高くて気軽には買えない」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、鹿肉風味のフードが好みに合わなかった可能性や、良質な原材料を使って手間ひまかけて作られている国産キャットフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(6件)
- 値段が高い(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年5月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
キャットスタンスの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。
この理由としてまず考えられるのは、ドライフードは風味の種類が限定されており、単純に鹿肉風味のフードを食べ慣れていなかったことです。
また、ドライフードには人工の香料が使われていないことに加えて、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフード、ということも関係していると考えられます。
一般的には、人工の香料や動物性の油脂を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、それらが使われているフードを食べ慣れている場合、キャットスタンスの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
値段が高い
そのほかに見つかったキャットスタンスの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
参考までにドライフードを例に挙げると、1kgサイズの100gあたりの値段は約330円と、確かに店頭のキャットフードコーナーでよく見かける市販の国産フードと比べるとかなり高いです。
(※通常購入時の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、野生の鹿肉が主原料として使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていなかったり、手間ひまのかかる低温調理で作られているなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のフードの中から選ぶことをおすすめしています。
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キャットスタンスの総合評価
キャットスタンスの良い口コミ・評判
キャットスタンスの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りを活かして嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていない国産キャットフードということが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(46件)
- 原材料に安心感がある(21件)
- うちの猫には合っている(14件)
- 国産だから安心感がある(11件)
という結果になっています。
食いつきがいい
キャットスタンスの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが6件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが46件という件数を踏まえても、キャットスタンスはたくさんの猫たちに受け入れられている、と捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、良質な原材料の香りができる限り損なわれないように、手間ひまのかかる低温調理で作られていることです。
また、鹿肉だけでなく、鶏肉や魚粉が使われていることも食いつきのよさに繋がっていると考えられます。
原材料に安心感がある
次に多かったキャットスタンスの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、キャットスタンスは人工の香料や動物性の油脂を使わずに、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の酸化防止剤が使われていないことや、着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
人工の酸化防止剤についてはフードの酸化を抑えるために使われるものの、食べ物の見た目では良し悪しを判断していない猫にとっては、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。
うちの猫には合っている
そのほかに見つかったキャットスタンスの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、キャットスタンスには良質な肉類が主原料として使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることです。
対照的に、販売価格が安くなるほど肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは下痢や吐き戻しの原因になりえます。
また、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているキャットスタンスなら、小麦アレルギーの愛猫にも安心して与えられます。
国産だから安心感がある
調査した口コミ・評判の中には、「キャットスタンスは国産だから安心感がある」という内容のレビューもありました。
実際のところは、国産だからといって必ずしも品質面・安全性が優れているというわけではなく、それよりも安さをウリにしている国産フードも少なくありません。
そんな状況の中、キャットスタンスは良質な肉類が主原料、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用という条件を満たしていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
それだけでなく、手間ひまのかかる低温調理で作られていますし、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。
キャットスタンスの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの猫には合っている | |
国産だから安心感がある |
キャットスタンスの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「値段が高くて気軽には買えない」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、キャットスタンスの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りを活かして嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていない国産キャットフードということが関係していると考えられます。
キャットスタンスの種類
タイプ | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
対象 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドライフード | 鹿肉ドライ | 鹿肉(生) | 全粒大麦、玄米 | 32% | 13% | 10% | 400kcal | 全年齢 |
ウェットフード | 鹿肉ウェット | 鹿肉 | 不使用 | 12.0% | 6.7% | 76.8% | 180kcal | 成猫・シニア猫 |
鱈ウェット | 鶏肉 | 不使用 | 8.9% | 8.1% | 80.6% | 137kcal | 成猫・シニア猫 |
キャットスタンスは主食用フードだけでなく、トッピング用やおやつまで取り揃えていますがここでは3種類の主食用フードを取り上げてみました。
ドライフードは全年齢対応の「鹿肉ドライ」だけで、ウェットフードは成猫・シニア猫向けの「鹿肉ウェット」と「鱈ウェット」というラインナップになっています。
そして、どのキャットフードにも肉類が主原料として使われており、ドライフードは小麦グルテンフリーのレシピを、ウェットフードはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことも変わりません。
キャットスタンスのお試しサンプルはある?
キャットスタンスのお試しサンプルの無料配布は行われていませんが、公式サイトでは1袋100gのお試しサイズ(鹿肉ドライ)が440円で販売されています。
また、公式サイトでは「鹿肉ドライ100g」、「鹿肉ウェット90g」、「鱈ウェット90g」、「鹿ピューレ10g×10本」がセットになったお試しセットが、21%オフの1,980円で販売されています。
(※初回限定かつ1家族1点限り)
そして、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースも導入されているので、まずはお試しサイズやお試しセットで愛猫が気に入ってくれるかを確認してみて、継続して与えるなら定期コースを利用するのがおすすめです。
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キャットスタンスの総合評価
キャットスタンスの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
鹿肉(生)、鶏肉(生)、全粒大麦、魚粉、サツマイモ、玄米、コプラフレーク(ココナッツ果皮)、菜種油、ひまわり油、ゴマ、ビール酵母、ホエイ蛋白、菊芋、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、カルシウム粉末、L-リジン、DL-メチオニン、エンザミン、タウリン、乳酸菌群 |
ここからは、キャットスタンスの原材料を評価していきます!
(※表は「鹿肉ドライ」の原材料一覧です)
良質な肉類をメインのタンパク源として使用
キャットスタンスの特徴としてまず挙げられるのは、良質な肉類がメインのタンパク源として使われている国産キャットフードということです。
例えば、「鹿肉ドライ」には第一原材料として鹿肉(生)が、第二原材料として鶏肉(生)が使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われておらず、食に敏感な愛猫にも対応しやすいです。
それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことも評価できます。
鹿肉ドライはノンオイルコーティングのドライフード
「鹿肉ドライ」は、ノンオイルコーティングのドライフードということも見逃せません。
その一方で、食いつきをよくする目的で動物性の油脂が吹きかけられており、原材料一覧に“動物性油脂”と記載されているドライフードは珍しくありません。
ただ、動物性油脂に添加されている酸化防止剤は原材料一覧に記載する必要がないことから、酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われている可能性は否定できません。
また、ひとくくりに動物性油脂と言っても、具体的に何の動物の油が使われているのかが分かりませんし、動物性油脂からタンパク質がきちんと取り除かれていない場合はアレルギーの原因になりえます。
キャットスタンスの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 32%以上 |
脂質 | 13%以上 |
粗繊維 | 4%以下 |
灰分 | 5%以下 |
水分 | 10%以下 |
カルシウム | 1.00% |
リン | 0.60% |
マグネシウム | 0.18% |
ナトリウム | 0.49% |
カリウム | 0.82% |
エネルギー | 400kcal/100g |
原材料の次は、キャットスタンスの成分を評価していきます!
(※表は「鹿肉ドライ」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
「鹿肉ドライ」のタンパク質は32%以上、脂質は13%以上、水分は10%以下、カロリーは100gあたり400kcalと、タンパク質と脂質はそれほど高くはない一方で、かなり高カロリーなドライフードになっています。
このような成分バランスを踏まえると、少食の成猫やシニア猫の主食として特におすすめです。
もちろん、給餌量の調整次第で運動量が控えめな成猫にも与えられますが、高カロリーという性質上、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。
また、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や、運動量が多い活発な成猫用フードとしては、タンパク質含有量に若干の物足りなさを感じました。
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キャットスタンスの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
100g×1袋 | 440円 | – | – |
100g×3袋 | 1,650円 | – | – |
1kg×1袋 | 3,300円 | 4,070円 | 4,070円 |
キャットスタンスを販売しているペットスタンスの公式サイトと楽天市場、Amazonで「鹿肉ドライ」の販売状況を調査してみたところ、楽天とAmazonでは100gサイズは販売されていませんでした、
(※販売状況と販売価格は2023年9月に確認しました)
そして、1kgサイズについては公式サイトが最安値、という結果になりました!
ただ、公式サイトは7,700円未満の注文時に別途770〜2,750円の送料が発生するため、送料も加味した1kgサイズの最安値は楽天・Amazonと変わりません。
その代わり、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、定期コースを利用すると10%オフの価格でキャットスタンスを購入できるようになっています。
なお、ウェットフードの定期コースについては10袋1セットからの購入となっており、ドライフードと同じく10%の割引が適用されます。
キャットスタンスの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 3.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 2.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (通常購入時) |
440円/100g×1袋 1,650円/100g×3袋 3,300円/1kg×1袋 ※鹿肉ドライ |
価格/内容量 (定期購入時) |
396円/100g×1袋 5,940円/1kg×1袋 ※鹿肉ドライ ※定期購入時は10%オフ |
対応年齢 | 全年齢対応 (鹿肉ドライ) |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社プロ・アクティブ |
当サイトのキャットスタンスの総合評価はBランクです。
ドライフードの成分バランスについては、年齢や活動量によって向き不向きがある・・・というのが率直な感想ですが、野生の鹿肉が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることは魅力的です。
また、原材料の香りや栄養素ができる限り損なわれないように、手間ひまのかかる低温調理で作られていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことも評価できます。
そして、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されているほか、初回限定のお試しセットも販売されているので、まずはお試しセットで愛猫が気に入ってくれるかを確認してみて、継続して与えるなら定期コースを利用するのがおすすめです。
この記事では、キャットフードを選ぶにあたって押さえておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した70種類のキャットフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいキャットフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のキャットフードを10種類ピックアップしています。