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カナガンとオリジンを6項目で比較!2つのドッグフードの違いを検証

カナガンドッグフードとオリジンドッグフードのパッケージ画像(表面1) カナガンドッグフード

「愛犬には犬本来の食事内容に配慮された良質なドッグフードを与えたい」、と考えている方々を中心にして購入されているカナガンドッグフードとオリジンドッグフード。

その一方で、「カナガンドッグフードとオリジンドッグフードの違いがよく分からない」「愛犬にはどちらを選べばいいのか分からない」という意見もちらほらと見かけます。

そこでこの記事では、カナガンドッグフードとオリジンドッグフードを6つの項目で比較し、2つのドッグフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

カナガンドッグフードとオリジンのラインナップの比較

商品名 ドライフード ウェットフード
カナガン 8種類 11種類
(缶詰5種、トレイ6種)
オリジン 7種類 なし

まずはじめに、カナガンドッグフードとオリジンドッグフードのラインナップを比較してみました!

カナガンドッグフードには8種類のドライフードと11種類(缶詰5種/トレイ6種)のウェットフードがあるのに対して、オリジンドッグフードにはウェットフードはなく、ドライフードが7種類というラインナップになっています。

ただ、ウェットフードまで取り上げるとかなりのボリュームになるので、この記事ではドライフードに絞って原材料や主要な成分値、粒の大きさや値段を比較していくことにします。

カナガンドッグフードとオリジンの原材料の比較

オリジンドッグフードの中身

商品名 種類 主原料 動物性タンパク源 穀物 香料・着色料 品質が不明瞭な原材料
カナガン チキン チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加 不使用
チキン 子犬用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加 不使用
チキン シニア用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加 不使用
チキン 大型犬用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加 不使用
ラム ラム生肉 羊、卵 不使用 無添加 不使用
ハイランドフィースト ダック生肉 鴨、七面鳥、鶏、雉、魚、卵 不使用 無添加 不使用
サーモン 生サーモン 不使用 無添加 不使用
デンタル ターキー生肉 七面鳥、鶏、卵 不使用 無添加 不使用
オリジン オリジナル 新鮮鶏肉 鶏、七面鳥、魚、卵 不使用 無添加 不使用
ツンドラドッグ 生ラム肉 羊、鹿、鴨、魚、豚、卵 不使用 無添加 不使用
レジオナルレッドドッグ 生牛肉 牛、猪、羊、豚、魚、卵 不使用 無添加 不使用
パピー 新鮮鶏肉 鶏、七面鳥、魚、卵 不使用 無添加 不使用
パピーラージ 新鮮鶏肉 鶏、七面鳥、魚、卵 不使用 無添加 不使用
ラージブリード(成犬用) 新鮮鶏肉 鶏、七面鳥、魚、卵 不使用 無添加 不使用
シニア 新鮮鶏肉 鶏、七面鳥、魚、卵 不使用 無添加 不使用

カナガンドッグフード(ドライフード)とオリジンドッグフードの主原料と動物性タンパク源、穀物・香料・着色料や品質が不明瞭な原材料が使われていないかどうかを比較してみました!

比較表を見ても分かる通り、全てのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、香料・着色料といった犬に必要のないものが使われていないことは共通しています。

そして、どのフードにも品質が不明瞭な原材料は使われておらず、厳選された良質な原材料で作られています。

 

それに加えて、動物性原材料が主原料として使われていることも同じですが、それぞれのフードで動物性タンパク源の内容に違いがあり、愛犬の食の好みに合わせて選べます。

また、カナガンドッグフード(ドライフード)はオリジンドッグフードに比べると、動物性タンパク源の種類が少なめな傾向があり、「サーモン」は動物性タンパク源が魚類だけに限定されたドライフードです。

このことから、魚以外の複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬には、カナガンドッグフードの「サーモン」を・・・といった選び方もできますよ。

なお、カナガンドッグフード(ドライフード)の動物性原材料の割合は全体の約6割なのに対して、オリジンドッグフードの動物性原材料の割合は全体の8割以上と、動物性原材料の割合はオリジンドッグフードの方が多いです。

カナガンドッグフードとオリジンの成分の比較

商品名 種類 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
カナガン チキン 29% 15% 9% 376kcal
チキン 子犬用 38% 17% 10% 393kcal
チキン シニア用 31% 12% 9% 372kcal
チキン 大型犬用 34% 17% 10% 391kcal
ラム 30% 16% 10% 382kcal
ハイランドフィースト 35% 19% 10% 397.1kcal
サーモン 26% 15% 9% 380kcal
デンタル 30% 15.5% 9% 394kcal
オリジン オリジナル 38% 18% 12% 386.0kcal
ツンドラ 40% 18% 12% 386.0kcal
レジオナルレッド 38% 18% 12% 386.0kcal
パピー 38% 20% 12% 400.0kcal
パピーラージ 38% 16% 12% 376.0kcal
ラージブリード(成犬用) 38% 15% 12% 371.0kcal
シニア 38% 15% 12% 371.0kcal

次に、カナガンドッグフード(ドライフード)とオリジンドッグフードの主要な成分値を比較してみました!

どちらも動物性原材料が贅沢に使われていることもあってか、全体的に高タンパクかつ脂質とカロリーも高めな傾向があります。

そして、このような成分バランスのドライフードは、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、少食の成犬用としてぴったりです。

なお、どちらもシニア犬用ドライフードがありますが、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用としては、オリジンの「シニア」に比べてタンパク質と脂質がやや控えめな、カナガンの「シニア用」の方が合わせやすいと感じました。

カナガンドッグフードとオリジンの粒の比較

オリジンドッグフードの粒の大きさ

商品名 種類 直径 形状
カナガン チキン 約10mm リング型
チキン 子犬用 約12mm 三つ葉型
チキン シニア用 約11mm リング型
チキン 大型犬用 約24mm ハート型
ラム 約17mm 四角形
ハイランドフィースト 約14mm 円形
サーモン 約10mm リング型
デンタル 約10.5mm リング型
オリジン オリジナル 約12mm 丸型
ツンドラ 約12mm 丸型
レジオナルレッド 約15mm 丸型
パピー 約12mm 丸型
パピーラージ 約13mm 丸型
ラージブリード(成犬用) 約15mm 丸型
シニア 約12mm 丸型

主要な成分バランスの次は、カナガンドッグフード(ドライフード)とオリジンドッグフードの粒の大きさと形状を比較してみました!

オリジンドッグフードはどれも丸型のドライフードになっており、粒の直径は約12~15mmと、中粒~大粒と言えるくらいのサイズ感になっています。

カナガンドッグフード(ドライフード)に関しては、小粒のものからかなり大粒のものまであり、粒の形状も「リング型/三つ葉型/ハート型/四角形/円形」とバラエティに富んでいます。

 

例えば、トイプードルやチワワなどの(超)小型犬の愛犬には、小ぶりでリング型のドライフードのカナガンの「チキン/サーモン/デンタル」がぴったりです。

また、小ぶりでリング型のドライフードは軽めの力で噛み砕きやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットがあるので、「ふやかしたドライフードを与えたい」と考えている場合にも向いています。

対照的に、体の大きな大型犬の愛犬には、オリジンドッグフードの「ラージブリード(成犬用)」やカナガンの「大型犬用」、あるいは「ハイランドフィースト」や「ラム」がおすすめです。

カナガンドッグフードとオリジンの値段の比較

商品名 種類 通常購入時の価格 定期購入時の価格
(1袋あたり)
100gあたりの価格
カナガン チキン 5,038円/2kg×1袋 1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約252〜202円
チキン 子犬用 5,852円/2kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約293~234円
チキン シニア用 5,852円/1.5kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約390~312円
チキン 大型犬用 5,852円/2kg×1袋
28,028円/12kg×1袋
<2kgサイズ>
1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)

<12kgサイズ>
1袋以上:22,422円(20%オフ)

※合計金額に応じて割引率が変動

約293~187円
ラム 7,568円/2kg×1袋 1袋:6,811円(10%オフ)
2袋:6,432円(15%オフ)
3袋以上:6,054円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約378~303円
ハイランドフィースト 6,358円/2kg×1袋 1袋:5,722円(10%オフ)
2~3袋:5,404円(15%オフ)
4袋以上:5,086円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約318~254円
サーモン 5,038円/2kg×1袋 1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約252〜202円
デンタル 5,852円/2kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2〜3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約293〜234円
オリジン オリジナル 1,958円/340g
8,800円/2kg
22,000円/6kg
30,800円/11.4kg
定期コースなし 約576〜270円
ツンドラ 10,780円/2kg
26,180円/6kg
39,380円/11.4kg
定期コースなし 約539〜345円
レジオナルレッド 9,350円/2kg
23,100円/6kg
34,100円/11.4kg
定期コースなし 約468〜299円
パピー 1,958円/340g
8,800円/2kg
22,000円/6kg
30,800円/11.4kg
定期コースなし 約576〜270円
パピーラージ 30,800円/11.4kg 定期コースなし 約270円
ラージブリード(成犬用) 30,800円/11.4kg 定期コースなし 約270円
シニア 8,800円/2kg
22,000円/6kg
30,800円/11.4kg
定期コースなし 約440〜270円

続いて、カナガンドッグフード(ドライフード)とオリジンドッグフードの値段を比較してみました!

各ドライフードの1袋あたりの内容量

まず、カナガンドッグフード(ドライフード)の1袋あたりの内容量は2kgのものが多く、「シニア用」については1袋あたり1.5kgと若干少なめです。

また、「大型犬用」は2kgサイズだけでなく、12kgの大容量サイズもあります。

それに対して、オリジンドッグフードには【340g/2kg/6kg/11.4kg】の4サイズがあり、ラインナップによってサイズのバリエーションが違います。

そして、大型犬用の「パピーラージ」と「ラージブリード(成犬用)」に関しては、11.4kgの1サイズだけです。

各ドライフードのグラムあたりの値段

各ドライフードの販売価格をザッと眺めただけでは、いまいちコスパを比較しづらいと感じたので、より分かりやすいように100gあたりの値段も算出してまとめてみました!

結果として、グラムあたりの値段が一番安いのはカナガンの「大型犬用」の12kgサイズで、2kgサイズ以下という条件なら「チキン」と「サーモン」の方が安いです。

なお、カナガンの公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると合計金額に応じて10~20%の割引が適用されるので、表の100gあたりの値段にも反映させています。

カナガンドッグフードとオリジンの原産国の比較

カナガンドッグフード(ドライフード)の「チキン」はイギリス産、それ以外のラインナップはドイツ産で、FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準をもとに成分バランスが調整されています。
(※缶詰タイプのウェットフードはドイツ産、トレイタイプのウェットフードはオランダ産です)

それに対して、オリジンドッグフードはカナダ産で、AAFCO(全米飼料検査官協会)の栄養基準をもとに成分バランスが調整されている、という違いがあります。

と言っても、どれも主食用フードということには変わりないので、原産国の違いを特に気にする必要はないでしょう。

こんな場合はカナガンドッグフードがおすすめ

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

口の小さな(超)小型犬の愛犬用としてなら、小ぶりでリング型のドライフードのカナガンの「チキン/サーモン/デンタル」のいずれかがおすすめです。

また、「大型犬の愛犬に大粒で噛みごたえのあるドライフードを与えたい」と考えている場合には、カナガンの「大型犬用」がぴったりです。

そして、「月々の餌代はできるだけ抑えたい」と考えている場合には、グラムあたりの値段が安いカナガンの「チキン/サーモン」を選ぶといいでしょう。

それと、カナガンの「ラム」は動物性タンパク源が羊・卵の2種類に、「サーモン」は魚類だけに限定されており、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

こんな場合はオリジンドッグフードがおすすめ

オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

オリジンドッグフードはカナガンドッグフード以上に動物性原材料の割合が多く、「愛犬には動物性原材料が贅沢に使われているフードを与えたい」と考えている場合におすすめです。

そして、オリジンドッグフードは中粒~大粒のドライフードになっていることから、中型犬・大型犬の愛犬にとって程よいサイズ感という捉え方ができます。

また、オリジンドッグフードはカナガンドッグフード(ドライフード)より内容量のバリエーションが多く、まずは340gサイズでお試ししてみて、愛犬が気に入ってくれたら大きめのサイズを・・・といった使い分けができることも強みです。
(※340gサイズがあるのは「オリジナル」と「パピー」の2種類です)

まとめ

カナガンドッグフードとオリジンドッグフードは、どちらも良質な動物性原材料が主原料として使われているグレインフリーフードですが、オリジンドッグフードはカナガンドッグフード以上に動物性原材料の割合が多くなっています。

そのため、オリジンドッグフードはどのラインナップも非常に高タンパクな傾向があり、販売価格もカナガンドッグフード(ドライフード)より高いです。

また、カナガンドッグフード(ドライフード)とオリジンドッグフードは粒の大きさと形状にも違いがあり、カナガンドッグフードの方がバリエーションが豊富です。

これらの要素を踏まえたうえで、愛犬の食の好みと体質にも配慮しながらいずれかのフードを選ぶといいでしょう。