N&Dドッグフードを6段階で評価!口コミや評判も調査・検証

良質な動物性原材料がメインに使われていることに加えて、ほぼ全てのラインナップがグレインフリーのレシピを採用しているファルミナのN&D(ナチュラル&デリシャス)ドッグフード。

また、それぞれのラインナップでタンパク源の内容や成分バランスの傾向が違い、愛犬の年齢や体質、飼育環境に配慮して選びやすくなっています。

この記事ではそんなN&Dドッグフードの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

N&Dドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 2.0
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,930円/800g
7,330円/2.5kg
※ドライフード「キヌア スキン&コート ニシン(ココナッツ入り)成犬用」
※2023年8月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 イタリア
販売会社 ファルミナペットフーズ・ジャパン株式会社

当サイトのN&Dドッグフードの総合評価はAランクです。

タンパク源の内容と成分バランスの傾向が違う豊富なラインナップを取り揃えており、どのラインナップにも良質な原材料が使われていることに加えて、香料・着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことが魅力的です。

また、ほとんどのドライフードがグレインフリーのレシピを採用していることも評価できますし、缶詰タイプのウェットフードが使い勝手のいい主食用フードということも見逃せません。

ただ、通販サイトとSNSでほとんどレビューが見つからなかったこともあり、食いつきの項目の点数に関しては”未評価”としました。

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N&Dドッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、N&Dドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

N&Dドッグフードは流通量がそれほど多くないドッグフードということもあってか、レビューがほとんど見つかりませんでした。

そして、調査した時点では悪い口コミ・評判は確認できませんでした。

N&Dドッグフードの口コミ・評判は今後も定期的に調査し、もし悪いレビューが見つかれば改めて追記することにします。

なお、口コミ・評判は2022年8月にツイッター(現X)とインスタグラムで調査し、2024年4月にXで追加調査を行いました。

N&Dドッグフードの良い口コミ・評判

N&Dドッグフードの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいい」、「お手頃な値段」という内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、N&Dドッグフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることや、良質な動物性原材料がメインに使われていることが関係していると考えられます。

うちの犬には合っている

N&Dドッグフードの良い口コミ・評判のうちの一つが、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、N&Dドッグフードはどのラインナップも良質な動物性原材料がメインに使われており、全体的に高タンパクな傾向があることです。

対照的に、販売価格が安くなればなるほど穀物の割合が増え、穀物がメインの低タンパク・高炭水化物のドッグフードは少なくありませんが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

また、穀物の中でも特に小麦が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、N&Dドッグフードにはそれらのタンパク源が使われていません。

 

そのほかにも、酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われていたり、色味をつけるために人工の着色料が使われているドッグフードもありますが、それらの添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。

それに対して、N&Dドッグフードにはそれらの添加物が一切使われていないことも評価できます。

食いつきがいい

そのほかに確認できた口コミ・評判は、「食いつきがいい」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、N&Dドッグフードにはラム肉やニシン、ウズラやシカ肉などの動物性原材料がメインに使われており、原材料そのものの香りを活かして嗜好性が高められていることです。

また、タンパク源の種類が違う様々なラインナップを取り揃えていることから、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせやすいことも関係していると考えられます。

ただ、レビュー自体をほとんど確認できなかったこともあり、食いつきについての口コミ・評判はほとんど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

お手頃な値段

良い口コミ・評判の中には、「お手頃な値段」というレビューも確認できました。

参考までにドライフードの”キヌア スキン&コート ニシン(ココナッツ入り)成犬用”の販売価格を例に挙げると、100gあたりの値段は約293円ということで、決して安いとは言えない価格帯のドッグフードです。
(※2.5kgサイズの最安値を参考にしています)

ただ、動物性原材料がメインに使われていることや、ほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していること、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことを考慮すれば、品質と価格のバランスが取れたプレミアムドッグフードと捉えることはできます。

とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。

N&Dドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 調査時点では見つからず
良い口コミ お手頃な値段
食いつきがいい
うちの犬には合っている

N&Dドッグフードは流通量がそれほど多くないドッグフードということもあってか、レビューがほとんど見つかりませんでした。

そして、調査した時点では悪い口コミ・評判は確認できませんでした。

その一方で、N&Dドッグフードの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいい」、「お手頃な値段」という内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、N&Dドッグフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることや、良質な動物性原材料がメインに使われていることが関係していると考えられます。

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N&Dドッグフードの種類

N&Dドッグフードには【キヌア】、【プライム】、【オーシャン】、【パンプキン】、【アンセストラルグレイン】といった5つのシリーズがあり、様々なドライフードや缶詰タイプのウェットフードを取り揃えています。

なお、ラインナップによって原材料の内容や成分バランスの傾向に違いはあるものの、どれも毎日の主食として与えることができる基準を満たした主食用ドッグフードという点は変わりません。

ドライフード

シリーズ名 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
キヌア ダイジェスチョン ラム(フェネル入り)成犬用 25.00% 12.00% 9.00% 357.9kcal
スキン&コート ニシン(ココナッツ入り)成犬用 23.00% 12.00% 9.00% 353.4kcal
スキン&コート ウズラ(ココナッツ入り)成犬用 23.00% 12.00% 9.00% 355.8kcal
スキン&コート ベニソン(ココナッツ入り)成犬用 23.00% 12.00% 9.00% 353.4kcal
スキン&コート ダック(ココナッツ入り)成犬用 23.00% 12.00% 9.00% 353.4kcal
ウェイトマネジメント ラム(ブロッコリー入り)成犬用 28.00% 8.00% 9.00% 314.5kcal
プライム チキン(ザクロ入り)子犬用 36.00% 22.00% 9.00% 402.7kcal
チキン(ザクロ入り)成犬用 34.00% 18.00% 9.00% 384.4kcal
ワイルドボア(アップル入り)成犬用 34.00% 18.00% 9.00% 384.1kcal
ラム(ブルーベリー入り)成犬用 34.00% 18.00% 9.00% 382.7kcal
オーシャン ニシン(オレンジ入り)成犬用 34.00% 18.00% 9.00% 384.4kcal
タラ・パンプキン(オレンジ入り)成犬用 30.00% 18.00% 9.00% 385.1kcal
パンプキン ラム(ブルーベリー入り)子犬用 35.00% 20.00% 9.00% 395.8kcal
チキン(ザクロ入り)成犬用 30.00% 18.00% 9.00% 386.2kcal
ラム(ブルーベリー入り)成犬用 28.00% 18.00% 9.00% 380.6kcal
ワイルドボア(アップル入り)成犬用 30.00% 18.00% 9.00% 387.6kcal
アンセストラルグレイン チキン(ザクロ入り) 成犬用 30.00% 18.00% 9.00% 391.8kcal

ドライフードは【キヌア】が6種類、【プライム】が4種類、【オーシャン】が2種類、【パンプキン】が4種類、【アンセストラルグレイン】が1種類というラインナップになっています。

このうち、【アンセストラルグレイン】には穀物(スペルト小麦/オーツ麦)が使われていますが、そのほかのドライフードはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

成分バランスの傾向としては、子犬用は成犬用よりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、【プライム】はそのほかのシリーズよりも高タンパク・高脂質・高カロリーです。

その一方で、【キヌア】はそのほかのシリーズよりタンパク質・脂質・カロリーが控えめで、愛犬の食の好みや体質だけでなく、年齢や飼育環境に合わせて選びやすくなっています。

ウェットフード(缶詰)

シリーズ名 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
キヌア ダイジェスチョン ラム(フェネル入り)成犬用 9.4% 3.8% 78.0% 92.0kcal
スキン&コート ダック(ココナッツ入り)成犬用 10.5% 5.0% 78.0% 100.0kcal
スキン&コート ベニソン(ココナッツ入り)成犬用 10.5% 5.0% 78.0% 100.0kcal
ウェイトマネジメント ラム(ブロッコリー入り)成犬用 10.5% 2.8% 78.0% 83.0kcal
プライム チキン(ザクロ入り) 子犬用 11.5% 4.0% 78.0% 106.0kcal
チキン(ザクロ入り)成犬用 11.0% 4.0% 78.0% 106.0kcal
ワイルドボア(アップル入り)成犬用 11.0% 4.5% 78.0% 106.0kcal
オーシャン タラ・パンプキン 成犬用 10.0% 2.5% 81.0% 101.0kcal
マス・サーモン 成犬用 10.5% 3.0% 81.0% 104.0kcal
パンプキン ラム(ブルーベリー入り)成犬用 10.0% 5.0% 78.0% 111.0kcal
ワイルドボア(アップル入り)成犬用 11.0% 4.5% 78.0% 105.0kcal
ベニソン・パンプキン 成犬用 11.0% 4.0% 78.0% 105.0kcal

缶詰タイプのウェットフードは【キヌア】が4種類、【プライム】が3種類、【オーシャン】が2種類、【パンプキン】が3種類というラインナップです。

先ほども触れたように、どれも主食として与えることができる基準を満たした主食用ウェットフードなので、いつものドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。

N&Dドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
ニシン、エンドウ豆デンプン、ニシン油、キヌア、亜麻仁、ココナッツ、ウコン、イヌリン、フラクトオリゴ糖、酵母抽出物、オオバコ、乾燥ビール酵母、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、アロエベラゲル濃縮物、緑茶抽出物、ローズマリー抽出物、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、コリン、ベータカロテン)、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、カルシウム、リン、鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレン)、酸化防止剤(植物油抽出トコフェロール)

ここからは、N&Dドッグフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「キヌア スキン&コート ニシン ココナッツ入り 成犬用」の原材料一覧です)

良質な動物性原材料をメインに使用

N&Dドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、どのラインナップにも良質な動物性原材料がメインに使われていることでしょう。

そして、動物性原材料の割合が多いこともあってか全体的に高タンパクなものが多く、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

また、ほとんどのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも見逃せません。

 

それに加えて、ラインナップによってタンパク源の内容に違いがあるので、愛犬の食の好みや体質に合わせて選びやすくなっています。

N&Dドッグフードの原材料で気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは掲載されておらず、割合が明記されているドッグフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。

犬にとって必要のないものは不使用

N&Dドッグフードには、犬にとって必要のないものが一切使われていないことも評価できます。

ドッグフードの中には、酸化を抑えるためにBHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が使われているものもありますが、N&Dドッグフードは”植物油抽出トコフェロール”という天然由来のもので代用しています。

また、見た目をよくするために人工の着色料が使われているドッグフードもありますが、N&Dドッグフードには人工のもの天然のものにかかわらず、着色料そのものが使われていません。

 

そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はないです。

それなのに着色料を使ってドッグフードに色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。

そして、人工の酸化防止剤と着色料は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でドッグフードを選びたいと考えている愛犬家からは避けられがちな傾向があります。

N&Dドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 23.00%以上
脂質 12.00%以上
粗繊維 2.80%以下
灰分 7.90%以下
水分 9.00%以下
カルシウム 1.00%以上
リン 0.80%以上
オメガ6脂肪酸 1.50%以上
オメガ3脂肪酸 1.80%以上
エネルギー 353.4kcal/100g

原材料の次は、N&Dドッグフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「キヌア スキン&コート ニシン ココナッツ入り 成犬用」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

N&Dのドライタイプのドッグフードのタンパク質は23.00〜36.00%以上、脂質は8.00〜22.00%以上、カロリーは100gあたり314.5〜402.7kcalと、ラインナップによって成分バランスに大きな開きがあります。

例えば、「プライム チキン(ザクロ入り)子犬用」のタンパク質は36.00%以上、脂質は22.00%以上、カロリーは100gあたり402.7kcalと一番高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用の主食としてぴったりです。

その一方で、「キヌア ウェイトマネジメント ラム(ブロッコリー入り)成犬用」は、高タンパクな一方で脂質とカロリーがかなり控えめに調整されており、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとして向いています。

 

また、そのほかの【キヌア】シリーズについては、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーはやや控えめに調整されており、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしておすすめです。

このように、ラインナップ別の成分表を見る限りでは年齢や飼育環境に合わせて選びやすいように、成分バランスがしっかりと調整されている印象を受けました。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
800g 2,930円 4,980円
2.5kg 7,330円

N&Dを販売しているファルミナペットフーズ・ジャパンの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでドライタイプのドッグフード「キヌア スキン&コート ニシン(ココナッツ入り)成犬用」の販売状況を調査してみたところ、楽天では販売されていませんでした。

また、Amazonでは2.5kgサイズが販売されておらず、800gサイズの最安値は公式通販サイトという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年8月に確認しました)

N&Dドッグフードを店頭で取り扱っている販売店はそれほど多くはないので、N&Dドッグフードを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

 

通販なら持ち運びの手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

ただ、もし店頭で直接購入したいというこだわりがある場合には、公式サイトで最寄りの販売店を探してみるといいでしょう。
ファルミナペットフーズ・ジャパン株式会社-ファルミナ取扱店舗検索

まとめ

ファルミナのN&Dドッグフードには、どのラインナップにも良質な動物性原材料がメインに使われていることに加えて、ほぼ全てのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していることが魅力的です。

そして、タンパク源の内容と成分バランスの傾向が違うラインナップを取り揃えており、年齢や体質、食の好みや飼育環境に配慮して選べることも評価できます。

また、缶詰タイプのウェットフードは主食用としての基準を満たしているので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできて使い勝手がいいです。

それだけに決して安いとは言えない価格帯のプレミアムドッグフードですが、「食に敏感な愛犬に品質面と安全性のどちらにもきちんと配慮されたドッグフードを与えたい」と考えている場合には、N&Dドッグフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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