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モアソフトドッグフードの評判はどう?口コミも踏まえて6段階で評価!

ドッグフードの口コミと評価

ペティオの自社ブランド「アドメイト」のドッグフードであるモアソフトは、ドライフードよりも水分量が多い半生フードになっています。

また、メインの動物性タンパク源の内容が違うフードがあることに加えて、「成犬用」と「シニア犬用」、「ハイシニア犬用」といったライフステージ別のラインナップがあり、愛犬の食の好みや年齢に配慮して選べるようになっています。

今回はそんなモアソフトドッグフードの口コミ・評判を110件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

モアソフトドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 3.0
成分 3.0
安全性 4.0
食いつき 5.0
コスパ 4.0
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
253円/60g
983円/600g
※チキン
※2025年8月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 成犬・シニア犬
原産国 日本
販売会社 株式会社ペティオ

当サイトのモアソフトドッグフードの総合評価はBランクです。

どのラインナップにも動物性タンパク源が主原料として使われていることや、保存しやすいように分包されている半生フードということは評価できます。

そして、通販サイトとSNSで調査してみた限りでは、食いつきのよさを評価する飼い主の声が目立ちました。

その一方で、全体的にタンパク質含有量が控えめな傾向があることや、プロピレングリコール・膨張剤が使われていることも総合評価に影響しています。

モアソフトドッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、モアソフトドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「継続して与えるには値段が高い」、「気がかりな原材料(添加物)が使われている」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、モアソフトはどのラインナップにも肉・魚が主原料として使われていることや、必ずしも使う必要のない添加物が使われていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(8件)
  • 気になる原材料が使われている(6件)
  • うちの犬には合わなかった(6件)
  • 食いつきはいまいち(5件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2022年2月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

値段が高い

モアソフトの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。

参考までに一例を挙げると、「チキン」の100gあたりの値段は約162円と、確かにペットフードコーナーでよく見かける市販の激安ドッグフードと比較すると高いです。
(※600gサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)

どれだけこだわりを持ってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないですし、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

気になる原材料が使われている

次に多かった悪い口コミ・評判は。「モアソフトには気になる原材料が使われている」という内容のレビューでした。

具体的には、【プロピレングリコール/膨張剤】といった添加物が使われていることを気にする飼い主の声です。

もちろん、定められた基準を守って使われているでしょうが、「愛犬にはなるべく添加物の種類が少ないドッグフードを与えたい」、と考えている愛犬家にとっては気になる要素と言えるでしょう。

うちの犬には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで下痢気味になった」という内容のレビューです。

下痢の理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。

モアソフトは動物性タンパク源が限定されているものの、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦や、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われており、体質によっては下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がります。

そのため、食に敏感な愛犬にモアソフトを与えようと考えているなら、タンパク源の種類もよく確認しながら購入を検討するといいでしょう。

食いつきはいまいち

悪い口コミ・評判の中には「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」といったレビューもありました。

食いつきのよさを評価する飼い主の声の方が遥かに多かったものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いドッグフードはまずありません。

食にこだわりのあるグルメな愛犬なら選んだ風味が気に入らなかったり、半生フードの食感が気に入らない可能性もあります。

ただ、モアソフトには【チキン/フィッシュ/ホース/ラム】といった4種類の風味があるので、風味が限定されたドッグフードに比べれば、愛犬の食の好みには合わせやすいです。

モアソフトドッグフードの良い口コミ・評判

モアソフトドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「小分けされているから保存に便利」、「柔らかめの粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、モアソフトは動物性タンパク源が主原料として使われていることや、お試しサイズ以外は分包タイプになっていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(49件)
  • 保存に便利な小分け包装(22件)
  • 柔らかくて食べやすそう(6件)
  • うちの犬には合っている(5件)
  • 国産だから安心感がある(3件)

という結果になっています。

食いつきがいい

モアソフトの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが5件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが49件という件数を踏まえても、モアソフトはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。

ここまで食いつきのよさを評価する飼い主の声に偏った理由としてまず考えられるのは、悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、モアソフトには動物性タンパク源の種類が違う様々なラインナップがあり、愛犬の食の好みに配慮して選びやすいことです。

また、ソルビトールや膨張剤といった添加物が使われていることも、食いつきの良し悪しに影響していると考えられます。

保存に便利な小分け包装

次に多かった良い口コミ・評判は、「モアソフトは小分けされているから保存に便利」といった内容のレビューです。

例えば、「チキン」の600gサイズは、袋の中で100g×6パックに小分けされています。

半生フードは開封してしまうと日持ちしないのがデメリットですが、このような配慮がされていることから、品質や風味が落ちる前に食べきることができます。

柔らかくて食べやすそう

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「モアソフトは柔らかくて食べやすそう」という内容のレビューでした。

一般的なドライフードは水分量が10%程度のものが多いですが、モアソフトは水分量が30%前後の半生フードとなっており、ドライフードよりもふんわりとした食感になっています。

このことから、歳をとったシニア犬や、ドライフードのカリカリとした食感が苦手な成犬にも食べやすいフードと言えるでしょう。

ただ、モアソフトには1歳未満の子犬向けフードはないので、固形物を食べ慣れていない子犬だからといってモアソフトを与えるのは避けてくださいね。

うちの犬には合っている

良い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合っている」という内容のレビューもありました。

この理由として考えられるのは、モアソフトは動物性タンパク源が限定されており、特定の肉・魚にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっていることです。

穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありませんし、小麦や大豆についても同じことが言えます。

そのため、愛犬が何かしらの動物性タンパク源だけにアレルギーがある場合には、”穀物不使用・小麦不使用・大豆不使用”といった要素にこだわらず、動物性タンパク源が限定されているフードから選んであげるといいでしょう。

国産だから安心感がある

通販サイトでモアソフトの口コミ・評判を調査していると、「国産ドッグフードだから安心感がある」という内容のレビューも見つかりました。

実のところ、国産ドッグフードだからといって品質や安全性が優れているわけではなく、品質や安全性よりも安さをウリにしている国産ドッグフードがまだまだ多いのが現状です。

そして、悪い口コミ・評判の項目でも触れたように、モアソフトにはプロピレングリコールや膨張剤といった添加物が使われていることが気になりました。

モアソフトドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 値段が高い
気になる原材料が使われている
うちの犬には合わなかった
食いつきはいまいち
良い口コミ 食いつきがいい
保存に便利な小分け包装
柔らかくて食べやすそう
うちの犬には合っている
国産だから安心感がある

モアソフトドッグフードの悪い口コミ・評判は「継続して与えるには値段が高い」、「気がかりな原材料(添加物)が使われている」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、モアソフトドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「小分けされているから保存に便利」、「柔らかめの粒だから食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、モアソフトは動物性タンパク源が主原料として使われていることや、お試しサイズ以外は分包タイプになっていることが関係していると考えられます。

モアソフトドッグフードの種類

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
チキン 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 17.0% 7.0% 30.0% 311kcal
フィッシュ 白身魚(太刀魚) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 15.0% 3.5% 30.0% 291kcal
ホース 肉類(馬) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 17.0% 5.5% 30.0% 298kcal
ラム 肉類(羊) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 14.0% 5.0% 35.0% 312kcal
チキン ライト 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 18.0% 3.5% 30.0% 288kcal
チキン シニア 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 17.0% 4.5% 30.0% 295kcal
フィッシュ シニア 白身魚(太刀魚) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 14.0% 3.5% 30.0% 291kcal
ホース シニア 肉類(馬) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 16.0% 5.0% 30.0% 294kcal
ラム シニア 肉類(羊) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 14.5% 5.0% 32.0% 301kcal
チキン ハイシニア 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 18.5% 8.0% 30.0% 322kcal
フィッシュ ハイシニア 白身魚(太刀魚) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 16.5% 6.5% 28.0% 318kcal
ホース ハイシニア 肉類(馬) 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン 16.0% 9.0% 28.0% 330kcal

モアソフトのラインナップは上記の通りで、「チキン/フィッシュ/ホース/ラム」といった4種類の風味を取り揃えつつ、どのラインナップも動物性タンパク源が限定されているのが特徴です。

そして、ドライフードよりも水分量が多い半生フードにしてはカロリーが高めですが、脂質は控えめになっています。

また、タンパク質含有量についても全体的にやや控えめな傾向があり、その中でも「フィッシュ(シニア)」と「ラム(シニア)」は控えめ過ぎる印象を受けました。

モアソフトドッグフードの原材料の評価

肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、糖類、植物性油脂、小麦たん白、小麦ブラン、オリゴ糖、野菜類(トマト・にんじん)、大豆ペプチド、アマニ油、酵母、乳酸菌(ラクリス)、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム・塩素・鉄・亜鉛・リン・ケイ素・銅・ヨウ素・マンガン・コバルト)、膨張剤、リン酸塩(Na)、ビタミン類(A・B2・B12・D・E・コリン)、メチオニン
※アレルギーの原因になりやすい原材料、内容が不明瞭な原材料、気がかりな添加物は赤色で記載

ここからは、モアソフトドッグフードの原材料を評価していきます!
(※上記は「チキン」の原材料一覧です)

動物性タンパク源が主原料の半生フード

通常のモアソフトの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、どのラインナップにも動物性タンパク源が主原料として使われていることでしょう。

さらに、動物性タンパク源が限定されていることから、複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。

ただ、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われているので、体質によっては合わない可能性はあります。

 

モアソフトの原材料一覧を見て気になったのは、”~類”という記載があり、具体的に何が使われているのかの補足がされていないことと、【プロピレングリコール/膨張剤】が使われていることです。

その一方で、着色料・保存料・発色剤・酸化防止剤が使われていないことは評価できます。

モアソフトドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 17.0%以上
脂質 7.0%以上
粗繊維 1.0%以下
灰分 7.0%以下
水分 30.0%以下
ナトリウム 0.9g以下
カルシウム 0.35%以上
リン 0.28%以上
エネルギー 311kcal/100g

原材料の次は、モアソフトドッグフードの成分を評価していきます!
(※表は「チキン」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

モアソフトのタンパク質は14.0〜18.5%以上、脂質は3.5〜8.0%以上、100gあたりのカロリーは288〜322kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。

脂質とカロリーが控えめという点では、室内飼いで運動量が少ない成犬や、食べすぎてしまう傾向がある成犬向けと言えますが、タンパク質含有量には物足りなさを感じました。

その中でも、「フィッシュ/ラム/フィッシュ シニア/ラム シニア」はタンパク質が控えめ過ぎる・・・というのが率直な感想です。

なお、モアソフトには子犬向けのラインナップはないので、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードを探しているということであれば、モアソフトは必然的に選択肢から外れます。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
50g 437円 253円 287円
600g
(100g×6袋)
2,420円 983円 1,370円

ペティオの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでモアソフト「チキン」の販売状況を調査してみたところ、50g・600gの2サイズとも最安値は楽天という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2025年8月に確認しました)

モアソフトは店頭でも販売されている半生タイプの国産ドッグフードなので、店頭の価格も参考にしながらご自身の購入しやすい方法でお試しするのがいいでしょう。

ただ、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですし、わざわざフードを買いに出かけて持ち帰る手間が省けるので、継続して購入するなら通販サイトを利用した方がお手軽です。

モアソフトとモアソフト プレミアムの違いは?

モアソフトにはモアソフト プレミアムというシリーズもあり、モアソフトは動物性タンパク源が1種類だけに限定されているのに対して、モアソフト プレミアムには2~3種類の動物性タンパク源が使われています。

また、どちらのシリーズにも肉・魚が主原料として使われていることは変わらないものの、モアソフト プレミアムに使われている肉原料は100%生肉という違いがあり、モアソフトに比べてタンパク質・脂質・カロリーが高めな傾向があります。

そして、動物性原材料の内容や割合が違うこともあってか、グラムあたりの値段はモアソフト プレミアムの方が高いです。

なお、モアソフトとモアソフト プレミアムの違いについては、以下の記事で掘り下げて解説しています。

まとめ

モアソフトはドライフードよりも水分量の多い半生タイプのドッグフードで、メインの動物性タンパク源の内容が違うラインナップと、ライフステージ別(成犬/シニア/ハイシニア)のラインナップを取り揃えています。

そして、どのラインナップにも動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、動物性タンパク源が限定されていることから、複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

その一方で、一部内容が不明瞭な原材料表記がされていることが気になったほか、タンパク質含有量には全体的に物足りなさを感じました。

とは言え、どれだけこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。