アーテミスキャットフードの【オソピュア】は、主原料として動物性タンパク源が使われていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
また、ドライフードが1種類、缶詰タイプのウェットフードが5種類ありますが、動物性タンパク源が魚類だけに限定されているフードが多く、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な猫たちにも対応しやすいです。
今回はそんなアーテミスの猫用オソピュアの口コミ・評判を106件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
アーテミスの猫用オソピュアの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | |
成分 | |
安全性 | |
食いつき | |
コスパ | |
総合評価 | Bランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 3,850円/900g 6,380円/1.8kg 12,650円/4.5kg ※ドライフード「サーモン&ガルバンゾー」 ※2025年9月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
販売会社 | 株式会社ケイエムテイ |
公式サイト | ARTEMIS-アーテミス|株式会社ケイエムテイ |
当サイトのアーテミスの猫用オソピュアの総合評価はBランクです。
動物性タンパク源が主原料、品質・内容が不明瞭な原材料や猫に必要のないものは不使用、グレインフリーのレシピを採用、という条件を満たしているキャットフードということは魅力的です。
また、動物性タンパク源が限定されているフードが多いことも評価できますし、調査した限りでは「食いつきがいい」という飼い主の声も目立ちました。
ただ、室内飼いの成猫・シニア猫用としては、ドライフードの脂質とカロリーが高めな印象を受けたことや、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。
アーテミスの猫用オソピュアの悪い口コミ・評判
続いて、アーテミスの猫用オソピュアの口コミ・評判を見ていきましょう!
まず、悪い口コミ・評判については「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかったみたい」、「値段が高めだから気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが見られた理由は、アーテミスの猫用オソピュアには人工の香料・調味料が使われていないことや、タンパク源の種類が体質に合わなかったことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(10件)
- うちの猫には合わなかった(7件)
- 値段が高い(5件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2025年9月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
アーテミスの猫用オソピュアの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、アーテミスの猫用オソピュアには人工の香料・調味料が使われていないことで、一般的にはそれらの添加物を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあります。
そのため、人工の香料・調味料が使われているフードを食べ慣れている猫にとっては、アーテミスの猫用オソピュアの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、単純に選んだフードの風味や食感が気に入らなかった可能性も考えられますね。
うちの猫には合わなかった
次に多かったアーテミスの猫用オソピュアの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便・下痢気味になった」、「吐き戻しが増えた」という内容のレビューを確認できました。
軟便や吐き戻しの原因として考えられるのは、食物アレルギーや餌の急な切り替えです。
アーテミスの猫用オソピュアはグレインフリーのレシピを採用していることに加えて、動物性タンパク源が限定されたラインナップが多いですが、アレルギーの原因は猫それぞれで違います。
例えば、ドライフードの「サーモン&ガルバンゾー」には、動物性タンパク源としてサーモン(魚類)が使われていますが、魚が体質に合わない猫もいますし、特定のイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。
そのため、食に敏感な愛猫にアーテミスの猫用オソピュアを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類に気を配りながら購入を検討するのがいいでしょう。
値段が高い
そのほかに見つかったアーテミスの猫用オソピュアの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
これもドライフードの「サーモン&ガルバンゾー」を例に挙げると、1.8kgサイズの100gあたりの値段は約354円ということで、店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安フードと比べるとかなり高いです。
もちろん値段が高いのには理由があり、人間の食品基準の良質な原材料が使われていたり、動物性タンパク源が主原料として使われていたり、グレインフリーのレシピを採用している・・・などのこだわりがあります。
ただ、どれだけ原材料の内容にこだわってキャットフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のキャットフードの中から選ぶことをおすすめしています。
アーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判
アーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っているみたい」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りが活かされていることや、グレインフリーかつ動物性タンパク源が限定されたフードが多いことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(42件)
- うちの猫には合っている(25件)
- 原材料に安心感がある(13件)
- 小粒で食べやすそう(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
アーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが10件、「食いつきがいい」というレビューが42件という件数を踏まえても、アーテミスの猫用オソピュアはそれなりにたくさんの猫たちに受け入れられている、と捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声が目立った理由として考えられるのは、どのラインナップにも良質な動物性原材料が使われており、原材料そのものの香りが活かされていることです。
また、缶詰タイプのウェットフードには5種類のラインナップがあり、愛猫の食の好みに合わせて選べることも強みと言えます。
うちの猫には合っている
次に多かったアーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、アーテミスの猫用オソピュアは動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。
対照的に、安さをウリにしている多くのキャットフードには、動物性タンパク源よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。
また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、アーテミスの猫用オソピュアなら小麦・トウモロコシはもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。
それと、動物性タンパク源が魚類だけに限定されているものが多く、複数のタンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすくなっていることも強みです。
原材料に安心感がある
アーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判の中には、「原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。
まず第一に、アーテミスの猫用オソピュアには、人間の食品基準の原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、香料に頼らず原材料そのものの香りが活かされていることや、色味をつけるための着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありませんからね。
小粒で食べやすそう
そのほかに見つかったアーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判は、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューです。
「サーモン&ガルバンゾー」は子猫からシニア猫にまで与えられる、全年齢対応の主食用ドライフードということもあってか、粒の直径は約9mm、厚みは約3mmで円型と、小柄な猫でも食べやすいサイズ感になっています。
とは言え、小柄でも噛みごたえのある粒サイズのドライフードが好きな場合もありますし、粒の大きさに関する口コミ・評判はそれほど参考にはならない・・・というのが率直な感想です。
アーテミスの猫用オソピュアの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
うちの猫には合わなかった | |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの猫には合っている | |
原材料に安心感がある | |
小粒で食べやすそう |
アーテミスの猫用オソピュアの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかったみたい」、「値段が高めだから気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、アーテミスの猫用オソピュアの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っているみたい」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な原材料そのものの香りが活かされていることや、グレインフリーかつ動物性タンパク源が限定されたフードが多いことが関係していると考えられます。
アーテミスの猫用オソピュアの種類
タイプ | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ドライ | サーモン&ガルバンゾー | フレッシュサーモン | 不使用 | 35.0% | 18.0% | 10.0% | 386.1kcal |
ウェット | ツナ缶 | ツナ | 不使用 | 12.0% | 1.5% | 85.0% | 約76.5kcal |
ツナ&サーモン缶 | ツナ | 不使用 | 12.0% | 1.5% | 85.0% | 約77.6kcal | |
ツナ&パンプキン缶 | ツナ | 不使用 | 12.0% | 1.5% | 85.0% | 約75.3kcal | |
ツナ&チキン缶 | ツナ | 不使用 | 12.0% | 1.5% | 85.0% | 約76.5kcal | |
ツナ&シュリンプ缶 | ツナ | 不使用 | 12.0% | 1.5% | 85.0% | 約76.5kcal |
冒頭でも触れた通り、アーテミスの猫用オソピュアはドライフードが1種類、缶詰タイプのウェットフードが5種類というラインナップです。
そして、どのフードも動物性タンパク源が主原料、グレインフリーのレシピを採用、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用という条件を満たしています。
また、「ツナ&チキン缶」と「ツナ&シュリンプ缶」以外のフードは、動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることも特徴です。
それと、ウェットフードは主食用としての基準を満たしているので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。
アーテミスの猫用オソピュアの原材料の評価
ここからは、アーテミスの猫用オソピュアの原材料を評価していきます!
(※上記は「ドライフード「サーモン&ガルバンゾー」の原材料一覧です)
主原料として良質な動物性タンパク源を使用
アーテミスの猫用オソピュアの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、主原料として良質な動物性タンパク源が使われていることです。
ドライフード「サーモン&ガルバンゾー」を例に挙げると、第一原材料にはフレッシュサーモンが、第二原材料にはドライサーモンが使われており、原材料一覧には品質・内容が不明瞭な表記は見当たりません。
また、動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることから、魚以外の複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも与えられます。
そして、着色料などの猫に必要のないものも一切使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。
あえて原材料について気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは補足されておらず、割合が補足されているキャットフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。
グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
アーテミスの猫用オソピュアは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。
穀物は肉・魚よりも安く仕入れることができ、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やせばコストを抑えられるというメリットがある一方で、肉食動物の猫本来の食事内容からは遠ざかります。
また、口コミ・評判の項目でも触れましたが、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にあり、体質によっては穀物全般が合わないこともあります。
それに対して、動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用しているアーテミスの猫用オソピュアは、猫本来の食事内容に配慮されたキャットフードという捉え方ができますね。
アーテミスの猫用オソピュアの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 35.0%以上 |
粗脂肪 | 18.0%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 |
粗灰分 | 9.1%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 2.8%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.6%以上 |
カルシウム | 1.0%以上 |
リン | 0.8%以上 |
マグネシウム | 0.08%以上 |
ナトリウム | 0.29%以上 |
エネルギー | 386.1kcal/100g |
原材料の次は、アーテミスの猫用オソピュアの成分を評価していきます!
(※上記は「ドライフード「サーモン&ガルバンゾー」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
アーテミスの猫用オソピュアの「サーモン&ガルバンゾー」のタンパク質は35.0%以上、水分は10.0%以下と、適度にタンパク質が含まれた全年齢用ドライフードになっています。
そして、脂質は18.0%以上、カロリーは100gあたり386.1kcalと、やや高脂質・高カロリーになっており、運動量が多めな成猫や少食な成猫用としておすすめです。
その一方で、運動量が控えめな成猫や、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用としてのおすすめ度は下がります。
5種類の缶詰タイプのウェットフードについては、主要な成分バランスはほとんど変わらず、全年齢対応の主食用フードとしての基準を満たしていることから、色々な与え方ができて使い勝手がいいです。
また、水分量が多いウェットフードは、水分補給を兼ねて与えられることも強みです。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
900g | 3,850円 | 3,850円 | 3,850円 |
1.8kg | 6,380円 | 6,380円 | 6,380円 |
4.5kg | 12,650円 | 12,650円 | 12,650円 |
アーテミスの総輸入代理店のケイエムテイの公式サイトと楽天市場、Amazonで猫用オソピュアの販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※表はドライフード「サーモン&ガルバンゾー」のもので、販売状況と販売価格は2025年9月に確認しました)
そして、公式サイトに掲載されている販売価格と楽天・Amazonでの最安値は変わらず、という結果になりました!
アーテミスは店頭ではあまり販売されていないプレミアムキャットフードなので、アーテミスの猫用オソピュアを購入するなら、販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち帰る手間を省けますし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
アーテミスキャットフードのシリーズについて
シリーズ名 | ドライフード | ウェットフード |
---|---|---|
オソピュア | 1種類 | 5種類 |
フレッシュミックス | 1種類 | なし |
アーテミスキャットフードには「オソピュア」のほかに、「フレッシュミックス」というシリーズがあります。
そして、「オソピュア」は6種類のラインナップを取り揃えているのに対して、「フレッシュミックス」はドライフードが1種類だけです。
また、「フレッシュミックス」はグレインフリーではなく、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているという違いがあるほか、「オソピュア」のドライフードと比べるとタンパク質が控えめになっています。
なお、以下の記事ではアーテミスの猫用フレッシュミックスの口コミ・評判を整理し、原材料と成分も踏まえて総合的な評価をしているので、あわせて参考にしてみてください。
まとめ
アーテミスの猫用オソピュアには、良質な動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
また、着色料などの猫に必要のないものは一切使われておらず、ドライフードのほかに5種類のウェットフードを取り揃えており、愛猫の食の好みに合わせて選べます。
その一方で、ドライフードの「サーモン&ガルバンゾー」については、室内飼いで運動量が少なめの成猫やシニア猫用としては、脂質とカロリーが高めな印象を受けました。
ただ、「食に敏感な愛猫に品質面、安全性ともにきちんと配慮されたキャットフードを与えたい」と考えているなら、アーテミスの猫用オソピュアは選択肢の一つになるでしょう。