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ねこ元気と銀のスプーンの違いは?2つのキャットフードを徹底比較!

キャットフード

ねこ元気と銀のスプーンはどちらもユニ・チャームペットのキャットフードで、年齢やお悩み別のラインナップを取り揃えています。

そして、非常に手に取りやすい価格で販売されていることも共通しており、「2つのキャットフードの違いがよく分からないから、どちらを選べばいいのか分からない」と迷ってしまうかもしれません。

そこでこの記事では、ねこ元気と銀のスプーンを4つの項目で比較し、2つのキャットフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ねこ元気と銀のスプーンのラインナップの比較

商品名 ドライフード ウェットフード おやつ
ねこ元気 12種類 2種類 なし
銀のスプーン 20種類 23種類
(缶詰8種、パウチ15種)
29種類
(ドライ12種、ウェット17種)

まずはじめに、ねこ元気と銀のスプーンのラインナップを比較してみました!
(※風味の種類は考慮していません)

ねこ元気はドライフードが12種類、ウェットフードが2種類というラインナップになっているのに対して、銀のスプーンはドライフードが20種類、ウェットフードが23種類、おやつが29種類と、ねこ元気以上にラインナップが豊富です。

ただ、全てのフードを取り上げるとなるとかなりのボリュームになってしまうので、この記事ではねこ元気と銀のスプーンのドライフードを4種類ずつピックアップし、原材料や成分、販売価格を比較していくことにします。

ねこ元気と銀のスプーンの原材料の比較

商品名 種類 主原料 動物性タンパク源 穀物 大豆 香料・調味料 着色料
ねこ元気 健康に育つ子ねこ用 穀類 鶏、豚、牛、魚、乳製品 トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール 使用 調味料を使用 使用
(全年齢用) 穀類 鶏、豚、牛、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 使用 調味料を使用 使用
毛玉ケア 穀類 鶏、豚、牛、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉、小麦粉 使用 調味料を使用 使用
腎臓の健康維持用 13歳頃から 穀類 豚、牛、鶏、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 不使用 調味料を使用 使用
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用 穀類 鶏、豚、牛、魚、乳製品 トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉 不使用 調味料を使用 使用
(全年齢用) 穀類 鶏、豚、牛、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 不使用 調味料を使用 使用
毛玉ケア 穀類 鶏、豚、牛、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉、小麦粉 不使用 調味料を使用 使用
腎臓の健康維持用 13歳頃から 穀類 豚、牛、鶏、魚 トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 不使用 調味料を使用 使用

それでは次に、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードの原材料を比較していきましょう!

ねこ元気と銀のスプーンの主原料の比較

ねこ元気のドライフードも銀のスプーンのドライフードも、穀物が主原料として使われています。

穀物は肉・魚よりも安く仕入れられ、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やせばコストを抑えられる・・・というメリットがあります。

その一方で、穀物の割合を増やせば増やすほど、肉食動物の猫本来の食事内容からは遠ざかります。

ねこ元気と銀のスプーンのタンパク源の比較

直前の項目で取り上げた内容とも関連しますが、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードには【トウモロコシ/小麦】が使われています。

そして、トウモロコシ小麦は穀物の中でもアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

また、どちらのドライフードにも動物性タンパク源として【鶏/豚/牛/魚】が使われており、子猫用には【乳製品】も使われています。

 

それに対して、動物性タンパク源の中で牛肉は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にあるので、食に敏感な愛猫にねこ元気か銀のスプーンのドライフードを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも気を配っておくといいでしょう。

それと、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ねこ元気の多くのドライフードには大豆が使われている一方で、銀のスプーンは大豆が使われていないドライフードが多いです。

香料・着色料や不明瞭な原材料の有無

ねこ元気は多くのドライフードに調味料が、銀のスプーンはどのドライフードにも調味料が使われているほか、どちらのドライフードにも着色料が使われています。

また、公式サイトを見た限りでは、動物性原材料の品質面の補足は特に見当たりませんでした。

それと、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードには“動物性油脂”が使われていますが、具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類の補足がされていないことも気になりました。

ねこ元気と銀のスプーンの成分の比較

商品名 種類 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
粗繊維
(以下)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ねこ元気 健康に育つ子ねこ用 30.0% 9.0% 3.0% 10.0% 約350kcal
(全年齢用) 30.0% 9.0% 3.0% 10.0% 約350kcal
毛玉ケア 30.0% 12.0% 9.0% 10.0% 約350kcal
腎臓の健康維持用 13歳頃から 30.0% 10.0% 3.0% 10.0% 約360kcal
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用 34.0% 21.0% 3.0% 10.0% 約420kcal
(全年齢用) 30.0% 16.0% 3.0% 10.0% 約400kcal
毛玉ケア 30.0% 19.0% 9.0% 10.0% 約390kcal
腎臓の健康維持用 13歳頃から 30.0% 16.0% 3.0% 10.0% 約400kcal

原材料の次は、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードの主要な成分バランスを比較していきましょう!

タンパク質含有量にはほぼ差がありませんが、銀のスプーンのドライフードはねこ元気のドライフードと比べると、高脂質・高カロリーな傾向があります。

特に、銀のスプーンの子猫用ドライフードについては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮してか、そのほかのラインナップよりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。

 

このような成分バランスを踏まえると、銀のスプーンのドライフードは育ち盛りの子猫や運動量が多い活発な成猫、少食の成猫向けという捉え方が、ねこ元気のドライフードはあまり運動量が多くない成猫や歳をとったシニア猫向け、という捉え方ができます。

ただ、どちらも穀物が主原料として使われているので、「愛猫には肉・魚が主原料かつ高タンパクなドライフードを与えたい」と考えている場合には、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードは選択肢から外れます。

ねこ元気と銀のスプーンの値段の比較

商品名 種類 価格/内容量
(調査時点の最安値)
100gあたりの価格
ねこ元気 健康に育つ子ねこ用 918円/1.6kg 約57円
(全年齢用) 480円/1.0kg
918円/2.0kg
1,288円/3.5kg
約48~37円
毛玉ケア 927円/1.8kg
1,240円/2.8kg
約52~44円
腎臓の健康維持用 13歳頃から 918円/1.6kg 約57円
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用 765円/900g
1,027円/1.4kg
約85~73円
(全年齢用) 809円/1.0kg
1,027円/1.5kg
約81~68円
毛玉ケア 865円/900g
1,078円/1.4kg
約96~77円
腎臓の健康維持用 13歳頃から 1,045円/1.3kg 約80円

主要な成分バランスの次は、ねこ元気と銀のスプーンの4種類のドライフードの値段を比較してみました!

なお、ねこ元気も銀のスプーンも公式サイトからは直接購入することができないので、販売価格はAmazonで調査しました。
(※調査したのは2025年6月です)

表には比較しやすいように、100gあたりの値段も計算してまとめていますが、全体的にねこ元気の方が安い傾向にあることが分かりますね。

ただ、銀のスプーンのドライフードも100gあたりの値段が100円を下回っており、非常に手に取りやすい価格のキャットフードということは変わりません。

こんな場合はねこ元気がおすすめ

「愛猫の月々の餌代はできる限り抑えたい」と考えている場合には、グラムあたりの値段が銀のスプーンよりも安いねこ元気をおすすめします。
(※調査時点の最安値に基づいた見解です)

また、ねこ元気のドライフードは脂質とカロリーがやや控えめで、あまり運動量が多くない成猫や歳をとったシニア猫向き、という捉え方ができます。

ただ、銀のスプーンのドライフードも非常に手に取りやすい価格で販売されているので、単純に愛猫の食の好みに合わせてどちらかを選ぶのもいいでしょう。

こんな場合は銀のスプーンがおすすめ

育ち盛りの子猫や運動量が多い活発な成猫、少食の成猫・シニア猫には、ねこ元気のドライフードよりも高脂質・高カロリーな銀のスプーンのドライフードの方が向いています。

そして、銀のスプーンのドライフードは大豆が使われていないものが多めで、”大豆不使用”という条件に絞って選ぶ場合の選択肢も広がります。

ただ、どちらも穀物が主原料として使われているので、「愛猫には肉・魚が主原料として使われているドライフードを与えたい」と考えている場合には、ねこ元気と銀のスプーンのドライフードは選択肢から外れます。

まとめ

ねこ元気のドライフードと銀のスプーンのドライフードは、どちらも穀物が主原料として使われていることや、着色料を使って色味がつけられていることは共通しています。

また、タンパク源の内容もよく似ていますが、主要な成分バランスの傾向には違いがあり、ねこ元気のドライフードは銀のスプーンのドライフードと比べると脂質とカロリーが控えめです。

そして、ねこ元気のドライフードの方が値段が安い傾向にあるので、タンパク源の内容と割合、コスパ面を考慮しながら購入を検討するのがいいでしょう。