ポメラニアンやチワワなどの(超)小型犬向けに販売されている、ドライタイプの国産ドッグフードのOBREMO(オブレモ)。
メインのタンパク源が違う4種類のラインナップがあり、以前はどれも1歳以上の成犬用フードとして販売されていましたが、現在は「鶏肉フード」が子犬からシニア犬まで対応の全年齢用フードとして販売されています。
この記事では、OBREMO(オブレモ)を子犬に与えるなら鶏肉フードをおすすめする理由と、子犬にもおすすめな4つの要素を整理してみました!
子犬に与えるなら全年齢対応の鶏肉フードがおすすめ
冒頭で触れた通り、オブレモの鶏肉フード以外のラインナップは1歳以上の成犬用フードとして販売されていますが、公式サイトでは「成犬用フードを子犬に与えても問題ない」といった説明がされています。
ただ、3種類の成犬用フードは鶏肉フードと比べるとタンパク質含有量が控えめなことから、当サイトでは特にこれといった理由がなければ、1歳未満の子犬には全年齢用の鶏肉フードを与えることをおすすめしています。
理由としては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬にとって、タンパク質は大切な栄養素だからです。
OBREMO(オブレモ)が子犬におすすめな4つの要素
ここからは、オブレモの鶏肉フードが子犬にもおすすめな4つの要素を解説していきます。
良質な肉類を主原料として使用
まず言えるのは、オブレモの鶏肉フードには良質な肉類(鶏肉)が主原料として使われていることです。
その一方で、コストを抑えるために肉類の割合を減らして穀物の割合を増やしているドッグフードは少なくありませんが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物が過剰に使われているドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
それに対して、肉類が主原料として使われているオブレモは、犬本来の食事内容に配慮されたドライタイプのドッグフード、という捉え方ができます。
小麦グルテンフリーのレシピを採用
オブレモは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも、子犬用フードとしておすすめできる要素の一つです。
というのも、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にあるからです。
それだけでなく、オブレモには大豆・乳製品・とうもろこし・じゃがいも・牛肉・豚肉といったタンパク源も使われておらず、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な子犬にも対応しやすくなっています。
なお、オブレモはグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードではありませんが、穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありません。
オブレモに使われている穀物はアレルギーの原因になりにくいものですし、穀物が使われているからと言っての神経質になりすぎる必要はないでしょう。
合成保存料・着色料・香料不使用のドッグフード
オブレモには、合成保存料・着色料・香料が使われていないことも評価できます。
合成保存料はドッグフードの酸化を抑える目的で使われるものの、オブレモは鮮度を保って食べ切れるように、1袋800gの小さめサイズになっています。
また、見た目をよくする目的で着色料が使われているドッグフードもありますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
そして、香料に頼らず、主原料として使われているタンパク源と鰹節の香りが活かされた、やさしいお出汁のような香りのドライフードになっています。
子犬にも食べやすい粒サイズ
オブレモは体が小さな小型犬向けに作られていることもあり、小粒サイズのドライフードです。
具体的には、粒の直径は7〜8mm程度の楕円型になっており、固形物をあまり食べ慣れていない子犬にも食べやすいサイズ感のドライフードと言えるでしょう。
なお、以下の記事ではオブレモの口コミ・評判を整理し、原材料と成分も踏まえて総合的な評価をしているので、あわせて参考にしてみてください。
OBREMO(オブレモ)の子犬向けの給与量
体重 | 2~3ヶ月 | 4~8ヶ月 | 9~12ヶ月 |
---|---|---|---|
1kg | 58g | 49g | 39g |
2kg | 98g | 82g | 65g |
3kg | 133g | 111g | 89g |
4kg | 165g | 138g | 110g |
5kg | 195g | 163g | 130g |
6kg | 224g | 186g | 149g |
7kg | 251g | 209g | 167g |
8kg | 278g | 231g | 185g |
9kg | 303g | 253g | 202g |
10kg | 328g | 273g | 219g |
オブレモ「鶏肉フード」の子犬向けの1日あたりの給与量の目安は表の通りです。
ただ、この給与量はあくまで“目安”でしかなく、実際には体質や飼育環境によって適量が変わってきます。
そのため、子犬の体重や便の固さを確認しながら給与量を調整するようにしましょう。
なお、子犬の餌の回数に関しては、生後2〜3ヶ月頃までは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月頃までは1日3〜4回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月以降の餌の回数は1日2回を目安にしつつ、1回であまりたくさん食べられないなら目安よりも回数を多めに・・・といったように、子犬の食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
なお、オブレモのライフステージ別の給与量については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
まとめ
OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」は全年齢用として販売されており、1歳未満の子犬にも毎日の主食として与えられます。
また、公式サイトでは「成犬用(全3種類)を子犬に与えても問題ない」といった説明されていますが、当サイトでは特にこれといった理由がなければ、子犬には最も高タンパクなラインナップの鶏肉フードを与えることをおすすめしています。
鶏肉フードに限った話ではありませんが、オブレモには【小麦・大豆・乳製品・とうもろこし・じゃがいも・牛肉・豚肉】が使われていないことに加えて、合成保存料・着色料・香料といった犬に必要のないものが一切使われていません。
「子犬の時期から品質面・安全性ともにきちんと配慮されており、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われている国産ドッグフードを与えたい」と考えているなら、オブレモを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。