ネルソンズドッグフードは全年齢対応の主食用ドライフードなので、子犬(パピー)にも毎日の主食として与えることができます。
と言っても、ネルソンズドッグフードにはどんな原材料が使われているのかや、愛犬に合っているかどうかが気になる方は多いでしょう。
そこでこの記事では、ネルソンズドッグフードを子犬(パピー)に与えるうえでの注意点と、子犬用フードとしておすすめな4つの要素を解説しているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ネルソンズを子犬(パピー)に与えるうえでの注意点
ネルソンズドッグフードを子犬(パピー)に与えるうえでの注意点として挙げられるのは、中型犬・大型犬向けのドライフードということもあり、トライアングル型で直径12mmほどの大きめの粒になっていることです。
そのため、まだ体の小さな子犬にネルソンズドッグフードを与えるとなると、場合によっては水やぬるま湯でふやかしてから与えたり、食べやすいサイズに砕いてから与える・・・・といった下準備が必要になる可能性があります。
もしこのようなひと手間をかけられないのであれば、体が小さな時期にはネルソンズよりも小さめな粒サイズのドライフードを選ぶのがいいでしょう。
ネルソンズが子犬(パピー)におすすめな4つの要素
それでは次に、ネルソンズドッグフードが子犬(パピー)におすすめな4つの要素を解説していきます。
良質なチキンの割合が全体の約5割
ネルソンズドッグフードには主原料として良質なチキン(チキン生肉/乾燥チキン)が使われており、チキンだけで原材料全体の約5割を占めています。
そして、動物性原材料の占める割合が多いこともあってか、高タンパクな主食用ドライフードになっており、子犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。
対照的に、安さをウリにしているドッグフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻しの原因になりえます。
また、ネルソンズドッグフードの原材料には品質・内容が不明瞭なものは一切見当たらず、品質面へのこだわりも感じられます。
グレインフリー(穀物不使用)のドライフード
ネルソンズドッグフードは、穀物が使われていないグレインフリーのドライフードです。
穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グレインフリーのレシピを採用しているネルソンズドッグフードなら、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある子犬にも与えられます。
また、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ネルソンズドッグフードには大豆が使われていないことも見逃せません。
チキン以外の動物性タンパク源は不使用
ネルソンズドッグフードには、チキン以外の動物性タンパク質が使われていないことも特徴です。
このことから、複数のタンパク源にアレルギーのある子犬にも対応しやすくなっています。
ただし、犬それぞれでアレルギーの原因は違うので、もし食に敏感な子犬にネルソンズドッグフードを与えようと考えているなら、タンパク源の種類は一通り確認しておきましょう。
犬に必要のないものは不使用
ネルソンズドッグフードには、香料・着色料といった犬に必要のないものが一切使われていないことも評価できます。
食いつきをよくする目的で香料が使われているドッグフードもある一方で、ネルソンズドッグフードは良質な原材料そのものの香りが活かされており、かなり香りが強めなドライフードになっています。
また、見た目をよくする目的で着色料が使われているドッグフードもありますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
それに対して、犬に必要のないものが使われていないネルソンズドッグフードは、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができますね。
ネルソンズドッグフードの子犬(パピー)向けの給与量
成犬時の体重 | 2-5ヶ月 | 6-7ヶ月 | 8-11ヶ月 | 12-13ヶ月 | 14-15ヶ月 | 16-17ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1~5kg | 125g | 104g | 104g | 85g | 85g | 85g |
5~10kg | 235g | 196g | 196g | 145g | 145g | 145g |
10~15kg | 307g | 256g | 230g | 210g | 210g | 210g |
15~20kg | 417g | 347g | 347g | 270g | 270g | 270g |
20~25kg | 517g | 431g | 431g | 330g | 330g | 330g |
25~30kg | 517g | 431g | 431g | 380g | 380g | 380g |
30~35kg | 701g | 584g | 584g | 584g | 435g | 435g |
35~40kg | 765g | 610g | 610g | 595g | 595g | 550g |
40~45kg | 817g | 735g | 735g | 650g | 650g | 635g |
45~50kg | 817g | 750g | 750g | 650g | 650g | 635g |
50~55kg | 865g | 817g | 817g | 780g | 780g | 750g |
55~60kg | 865g | 817g | 817g | 750g | 750g | 750g |
ネルソンズドッグフードの子犬(パピー)向けの給与量の目安は表の通りです。
ただ、この給与量はあくまで“目安量”でしかなく、実際には体質や飼育環境によっても適量は変わってきます。
そのため、子犬の体重や便の固さを確認しながら給与量を調整するようにしてください。
便の固さに関しては、柔らかめなら餌の量が多い可能性があり、反対に固めなら餌の量が少ない可能性があります。
それと、子犬の餌の回数については、生後2〜3ヶ月頃までは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月頃までは1日3〜4回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月以降の餌の回数は1日2回が目安になりますが、1回であまりたくさんの量が食べられないなら目安よりも回数を多めに、といったように、子犬の食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
なお、ネルソンズドッグフードのライフステージ別の給与量については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
まとめ
ネルソンズドッグフードは子犬(パピー)にも毎日の主食として与えられる、全年齢対応の主食用ドライフードです。
また、主原料のチキンの割合が全体の約5割を占めている高タンパクなドライフードということから、子犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。
そして、穀物・大豆不使用かつ動物性タンパク源が限定されており、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な子犬にも対応しやすくなっていることも見逃せません。
さらに、香料・着色料といった犬に必要のないものが一切使われていないことも評価できます。
ただし、ネルソンズドッグフードは大きめの粒サイズのドライフードなので、場合によっては水やぬるま湯でふやかしてから与えたり、食べやすいサイズに砕いてから与える・・・といった下準備が必要になる可能性はあります。