アボダームキャットフードの評判は?愛猫家の口コミを調査・検証!

アボダームキャットフードは、脂肪酸が豊富に含まれており、【森のバター】と呼ばれる”アボカド”が使われていることが印象的です。

また、動物性タンパク源の種類が違う様々なドライフードとウェットフードを取り揃えており、食の好みや体質に合わせて選べるようになっています。

今回はそんなアボダームキャットフードの口コミ・評判を78件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

アボダームキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき 3.0
コスパ 3.0
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
653円/300g
2,169円/900g
11,850円/6.0kg
※ドライフード「チキン&ヘリング」
※2023年4月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドライフード:アメリカ
キャット缶:アメリカ
セレクトカット:タイ
販売会社 株式会社Biペットランド

当サイトのアボダームキャットフードの総合評価はBランクです。

どのラインナップにも肉・魚が主原料として使われていることに加えて、グルテンフリーのレシピを採用しており、副産物・着色料が使われていないことは魅力的です。

また、タンパク源の内容が違う様々なキャットフードを取り揃えていることも評価できますし、ウェットフードは主食用としての栄養基準を満たしているので、おかず用ウェットフードと比べて使い勝手がいいです。

ただ、通販サイトとSNSで「食いつきはいまいち」という内容のレビューがそれなりに見られたことや、販売価格も総合評価に影響しています。

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アボダームキャットフードの悪い口コミ・評判

続いて、アボダームキャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「値段が高くて気軽には買えない」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アボダームキャットフードには人工の香料が使われていないことや、肉・魚が主原料かつグルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(15件)
  • 値段が高い(5件)
  • うちの猫には合わなかった(4件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2023年4月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

アボダームキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、単純に選んだフードの風味や食感が好みに合わなかったことや、アボダームキャットフードには人工の香料が使われていないことです。

一般的には、人工の香料を使って風味が整えられているキャットフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているキャットフードを食べ慣れている場合、アボダームキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、キャットフードの原材料としては珍しい”アボカド”が使われていることも、嗜好性の良し悪しに関係しているかもしれませんね。

値段が高い

次に多かったアボダームキャットフードの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。

参考までに一例を挙げると、ドライフード”チキン&ヘリング”の100gあたりの値段は約241円と、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販の激安キャットフードと比べるとかなり高いです。
(※900gサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

もちろん値段が高いのには理由があり、良質な肉・魚が主原料として使われていたり、グルテンフリーのレシピを採用している・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ原材料の内容にこだわってキャットフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のキャットフードの中から選ぶことをおすすめしています。

うちの猫には合わなかった

そのほかに見つかったアボダームキャットフードの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「吐き戻しが増えた」、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声を確認できました。

吐き戻し・下痢といった消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

アボダームキャットフードには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、猫によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、主原料として使われているチキンやサーモンなどの動物性タンパク源が合わないこともあるので、食に敏感な愛猫にアボダームキャットフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源にも注目しておくといいでしょう。

それと、アボダームのドライタイプのキャットフードは全体的に脂質が高めな傾向がありますが、体質によっては高脂質なキャットフードが合わないこともあります。

アボダームキャットフードの良い口コミ・評判

アボダームキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの猫には合っているみたい」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アボダームキャットフードはメインのタンパク源の種類が違うドライフードとウェットフードを取り揃えていることや、副産物・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(34件)
  • うちの猫には合っている(15件)
  • 原材料に安心感がある(5件)

という結果になっています。

食いつきがいい

アボダームキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが15件、「食いつきがいい」というレビューが34件という件数を踏まえると、アボダームキャットフードの嗜好性は高くもなく低くもない平均レベル・・・という印象を受けました。

食いつきについてメリットを挙げるとすれば、”チキン&ヘリング”や”ダック&ターキー”、”サーモン&ツナ”といったメインのタンパク源が違うドライフードがあり、愛猫の食の好みに合わせて選びやすいことです。

また、主食用ウェットフードのラインナップはドライフードよりも豊富で、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、主食としてそのまま与えられることも強みと言えます。

うちの猫には合っている

次に多かったアボダームキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューで、この理由として考えられるのは、ドライフードは肉・魚が主原料かつ適度にタンパク質が含まれていることです。

対照的に、販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

 

また、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、アボダームキャットフードはグルテンフリーのレシピを採用しているので、小麦アレルギーの愛猫にも安心して与えられます。

さらに、グレインフリーのドライフードも2種類あり、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応できます。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかったアボダームキャットフードの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、アボダームキャットフードには、人用の食品としては出回らない副産物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

また、見た目を良くするために人工の着色料が使われているキャットフードも少なくありませんが、アボダームキャットフードには人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料そのものが使われていないことも安心感に繋がります。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。

アボダームキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
値段が高い
うちの猫には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
原材料に安心感がある

アボダームキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「値段が高くて気軽には買えない」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、アボダームキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの猫には合っているみたい」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アボダームキャットフードはメインのタンパク源の種類が違うドライフードとウェットフードを取り揃えていることや、副産物・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。

アボダームキャットフードの種類

アボダームキャットフードのラインナップはドライフードが5種類、缶詰タイプのウェットフードが10種類となっています。

ドライフード

対象 商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
仔猫・妊娠・授乳期 キトン 乾燥チキン 玄米、白米 36.0% 22.0% 10.0% 403kcal
成猫〜高齢猫・肥満猫用 ヘアーボール&ライト 乾燥チキン 玄米、白米 32.0% 16.0% 10.0% 356kcal
成猫〜高齢猫用 チキン&ヘリング 乾燥チキン 玄米、白米 32.0% 22.0% 10.0% 375kcal
ダック&ターキー ダック 不使用 32.0% 17.0% 10.0% 356kcal
全年齢猫用 サーモン&ツナ サーモン 不使用 34.0% 18.0% 10.0% 360kcal

ドライフードのラインナップについては、子猫用と全年齢対応用が1種類ずつ、成猫・シニア猫用が3種類です。

どれも肉・魚が主原料かつグルテンフリーのレシピを採用しており、「ダック&ターキー」と「サーモン&ツナ」はグレインフリーのレシピを採用しています。

また、子猫用は育ち盛りの子猫に配慮して、成猫用よりも高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されているほか、全体的には脂質がやや高めな傾向があります。

ウェットフード(缶詰)

シリーズ 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(1缶あたり)
セレクトカット チキン 10.5% 2.0% 82.0% 73kcal
ツナ&チキン 12.0% 3.0% 82.0% 81kcal
チキン&ダック 8.0% 3.0% 82.0% 82kcal
サーディン&エビ 10.0% 2.0% 83.0% 68kcal
ツナ&カニ 10.0% 2.0% 82.0% 70kcal
サーモン&チキン 8.0% 3.0% 82.0% 75kcal
サーモンコンソメ 13.0% 2.0% 82.0% 82kcal
キャット缶 チキン 10.0% 7.0% 78.0% 197kcal
フィッシュ 10.0% 7.0% 78.0% 182kcal
サーモン 10.0% 5.0% 78.0% 198kcal

缶詰タイプのウェットフードについては、【セレクトカット】と【キャット缶】の2シリーズがあり、前者のシリーズのラインナップは7種類、後者のシリーズのラインナップは3種類です。

口コミ・評判の項目でも触れた通り、どれも主食用としての栄養基準を満たしているので、おかず(トッピング)用ウェットフードと比べて使い勝手がいいです。

ちなみに、【セレクトカット】の内容量は1缶85gに、【キャット缶】の内容量は1缶156gになっています。

アボダームキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
乾燥チキン、玄米、白米、鶏脂肪、トマト繊維、乾燥ニシン、乾燥アボカド果肉、ナチュラルフレーバー、塩、卵、チコリー根、イヌリン、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンK、 ビタミンA、ビタミンB6、パントテン酸カルシウム、ビタミンB2、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル(硫酸鉄、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、鉄アミノ酸キレート、硫酸銅、亜セレン酸ナトリウム、銅アミノ酸キレート、 硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム)、アボカドオイル、タウリン、パセリ、海藻、メチオニン、ユッカエキス、イノシトール

ここからは、アボダームキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「チキン&ヘリング」の原材料一覧です)

主原料として肉・魚が使われているキャットフード

アボダームキャットフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、どのラインナップにも主原料として肉・魚が使われていることでしょう。

また、人用の食品としては出回らない副産物は使われておらず、原材料一覧には原材料一つ一つの名称が明記されており、内容が不明瞭なものは一切見当たりません。

それに加えて、猫の皮膚・被毛に配慮して、脂肪酸を豊富に含む”アボカド”が使われていることも大きな特徴の一つです。

グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用

アボダームのドライタイプのキャットフードは、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることも見逃せません。

口コミ・評判の項目でも触れた通り、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、アボダームキャットフードなら小麦アレルギーの愛猫にも与えれます。

また、体質によっては穀物全般が合わないこともありますが、「ダック&ターキー」とサーモン&ツナ」はグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも評価できます。

そして、色味をつけるための着色料は使われておらず、人間ではなく猫目線になって使われているキャットフードという印象を受けました。

アボダームキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 32.0%以上
粗脂質 20.0%以上
粗繊維 3.5%以下
水分 10.0%以下
粗灰分 6.0%以下
マグネシウム 0.11%以下
タウリン 0.15%以上
エネルギー 375kcal/100g

原材料の次は、アボダームキャットフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「チキン&ヘリング」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アボダームのドライタイプのキャットフードのタンパク質は32.0〜36.0%以上、脂質は16.0〜22.0%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり356〜403kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。

ただ、全体的には適度にタンパク質を含みつつもやや高脂質に、カロリーはやや控えめなドライフードが多く、室内飼いでそれほど運動量が多くない成猫やシニア猫向き、と捉えることができます。

その一方で、子猫用は成猫用よりも高タンパク・高カロリーに調整されており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮して、きちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

アボダームキャットフードの給餌量

体重 成猫 シニア猫
1.4~2.3kg 42~52g 30~37g
2.3~4.5kg 52~77g 37~55g
4.5~6.8kg 77~102g 55~73g
6.8~9.1kg 102~128g 73~91g

アボダームのドライタイプのキャットフード、「チキン&ヘリング」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量の目安が掲載されていますが、どれに関してもあくまで“目安”でしかありません。

実際には体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
300g 895円 653円 814円
900g(300g×3袋) 2,552円 2,169円
6.0kg 15,888円 11,850円

アボダームキャットフードの総輸入元の公式通販サイト「いぬのための」と楽天市場、Amazonでドライフード「チキン&ヘリング」の販売状況を調査してみたところ、Amazonでは300g以外のサイズは販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年4月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!

アボダームキャットフードは店頭ではあまり取り扱いがないプレミアムキャットフードなので、アボダームキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販ならわざわざ重い袋を持ち運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料が無料になる販売店も多いですからね。

まとめ

“アボカド”が使われていることが印象的なアボダームキャットフードは、タンパク源の種類が違う様々なドライフードとウェットフードを取り揃えています。

そして、肉・魚が主原料、品質・内容が不明瞭な原材料や香料・着色料などの猫に必要のないものは不使用という条件を満たしており、どのラインナップもグルテンフリーのレシピを採用しています。

さらに、グレインフリー(穀物不使用)のドライフードがあることや、ウェットフードは主食用としての栄養基準を満たしていることも魅力的です。

販売価格については平均的と言えるくらいの範囲に収まっているので、「愛猫には品質と価格のバランスが取れたキャットフード」を与えたいと考えているなら、アボダームキャットフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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