エリザベスキャットフードを口コミ・評判も踏まえて5項目で評価!

メインのタンパク源としてサーモンやニシンといった魚類を使いつつ、食いつきと栄養バランスを追求して鶏肉も使われているエリザベスキャットフード。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった猫に必要のないものは一切使われておらず、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。

今回はそんなエリザベスキャットフードの口コミ・評判を52件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

エリザベスキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 3.0
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 通常購入:5,445円/1.8kg
定期購入:4,686円/1.8kg
※定期購入時は約14%オフ
対応年齢 全年齢対応
原産国 ベルギー
販売会社 株式会社ヒューマル

当サイトのエリザベスキャットフードの総合評価はAランクです。

良質な動物性原材料の割合が全体の6割以上を占めていることに加えて、猫に必要のないものが一切使われていないグレインフリーのキャットフードということで、原材料の品質面や安全性については文句のつけようがありません。

また、「食いつきがいい」という口コミ・評判が比較的多かったことも評価できますし、割引価格で購入できる定期コースが導入されていることも良心的です。

エリザベスキャットフードはやや高タンパク・高脂質・高カロリーなので、育ち盛りの子猫やそれなりに運動量が多い成猫用として特におすすめです。

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エリザベスキャットフードの悪い口コミ・評判

続いて、エリザベスキャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「そのほかのキャットフードと比べると値段が高い」、「残念ながら食いつきはいまいちだった」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、エリザベスキャットフードには良質な魚類と肉類が贅沢に使われていることや、単純に風味が食の好みに合わなかったことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(7件)
  • 食いつきはいまいち(6件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2024年4月にAmazon、X、インスタグラムで調査しました。

値段が高い

エリザベスキャットフードの悪い口コミ・評判でまず確認できたのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。

実際、エリザベスキャットフードの100gあたりの値段は約303円ということで、店頭のペットフードコーナーでよく見かける市販のキャットフードと比べるとかなり高いです。
(※通常購入時の販売価格を参考にしています)

もちろん、値段が高いのには理由があり、厳選された良質な魚類と肉類が贅沢に使われていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用している・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってキャットフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかったエリザベスキャットフードの悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、単純にエリザベスキャットフードの風味が好みではなかったことや、食べ飽きてしまったことです。

また、エリザベスキャットフードは原材料そのものの香りで風味が整えられていますが、一般的には人工の香料・調味料を使って風味が整えられているキャットフードの方が食いつきがいい傾向にあります。

そのため、それらの人工添加物が使われているキャットフードを食べ慣れている場合、エリザベスキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

エリザベスキャットフードの良い口コミ・評判

エリザベスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのキャットフード」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、エリザベスキャットフードは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、猫に必要のないものが一切使われていないグレインフリーのキャットフードということが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(22件)
  • 原材料に安心感がある(9件)
  • うちの猫には合っている(6件)
  • 粒の大きさが丁度いい(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

エリザベスキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

調査した52件のレビューのうち、「食いつきはいまいち」というレビューが6件、「食いつきがいい」というレビューが22件という件数を踏まえても、エリザベスキャットフードは比較的多くの猫たちに受け入れられている・・・と捉えてよさそうです。

エリザベスキャットフードは魚類が41%使われているだけでなく、食いつきと栄養バランスを追求して鶏肉類が22.5%使われています。

もし愛猫が気に入ってくれるか心配な場合には、公式通販サイトで販売されている200gサイズからお試ししてみるのも一つの手です。

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「エリザベスキャットフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

キャットフードの中には人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われているものもありますが、エリザベスキャットフードにはそれらを含めて猫に必要のないものは一切使われていません。

また、品質・内容が不明瞭な原材料は使われておらず、厳選された良質な原材料が使われていることも安心感に繋がります。

うちの猫には合っている

そのほかに見つかったエリザベスキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューでした。

この理由として考えられるのは、エリザベスは良質な魚類が主原料として使われているグレインフリーのキャットフードということです。

対照的に、安さをウリにしているキャットフードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しの原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、エリザベスキャットフードには穀物が使われていないので、小麦とトウモロコシはもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

粒の大きさが丁度いい

通販サイトとSNSで調査した口コミ・評判の中には、「エリザベスキャットフードは粒の大きさが丁度いい」という内容のレビューもありました。

エリザベスキャットフードは直径8mm前後の丸型で、大きすぎず小さすぎない程よいサイズ感と言えます。

と言っても、粒の大きさの好みは猫それぞれで違うので、粒の大きさについての口コミ・評判は参考程度に捉えておくのがいいでしょう。

エリザベスキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 値段が高い
食いつきはいまいち
良い口コミ 食いつきがいい
原材料に安心感がある
うちの猫には合っている
粒の大きさが丁度いい

エリザベスキャットフードの悪い口コミ・評判は「そのほかのキャットフードと比べると値段が高い」、「残念ながら食いつきはいまいちだった」といった内容のレビューを確認できました。

その一方で、エリザベスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのキャットフード」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、エリザベスキャットフードは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、猫に必要のないものが一切使われていないグレインフリーのキャットフードということが関係していると考えられます。

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エリザベスキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
魚類(生サーモン 16%、脱水サーモン 12%、脱水ニシン 12%、サーモンオイル1%)、肉類(脱水鶏肉 15%、鶏脂 6%、鶏タンパク質 1.5%)、グリンピース、ジャガイモ、サツマイモ、チコリ、ビタミン類(A、E)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素)、モンモリロナイト、亜麻仁、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、南極オキアミ、リンゴ、ニンジン、タウリン、ビルベリー、カウベリー、ペパーミント、タピオカ、ヒヨコ豆、トマト、シナモン、ムラサキウマゴヤシ、ローズヒップ、カモミール、イラクサ、アニス、フェヌグリーク、マリーゴールド、ユッカシジゲラ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、L-カルニチン、クランベリー、スピルリナ、パセリ、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ

ここからは、エリザベスキャットフードの原材料を評価していきます!

良質な魚類(サーモン・ニシン)を主原料として使用

エリザベスキャットフードは、良質な魚類(サーモン・ニシン)が主原料として使われているドライタイプのキャットフードです。

魚類の占める割合は全体の41%と多く、食いつきや栄養バランスを追求して鶏肉類も22.5%使われています。

ちなみに、エリザベスキャットフードに使われている脱水サーモンや脱水ニシン、脱水鶏肉はできるだけ栄養価が損なわれないよう低温でじっくりと水分を抜かれた原材料で、消化吸収率が高いことでも注目を集めています。

42種類もの原材料を配合

エリザベスキャットフードには、42種類もの原材料が配合されていることも特徴です。

そのうちの34種類は野菜と果物、ハーブとなっていますが、肉・魚以外にこれほど多くの原材料が使われている理由は、草食動物の体内に残っている植物も一緒に食べていた野生の猫本来の食事内容を再現しようとしたためです。

また、それだけでは不足しがちなDHA・EPAを補うために南極オキアミを配合していたりと、一つ一つの原材料にこだわりが感じられます。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用といった要素も満たしており、品質面・安全性に配慮しつつ猫の立場になって作られているキャットフードという印象を受けました。

エリザベスキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 36%
粗脂肪 16%
粗繊維 4%
粗灰分 8.5%
水分 9%
オメガ6脂肪酸 3.4%
オメガ3脂肪酸 0.7%
カルシウム 1.0%
リン 0.9%
マグネシウム 0.1%
ナトリウム 0.6%
エネルギー 約381kcal/100g

原材料の次は、エリザベスキャットフードの成分を評価していきます!

子猫からシニア猫まで対応の主食用ドライフード

エリザベスキャットフードは子猫からシニア猫にまで与えられる、全年齢対応の主食用ドライフードになっています。

それを踏まえて主要な成分バランスに目を通してみると、タンパク質は36%、脂質は16%、水分は9%、カロリーは100gあたり約381kcalと、一般的な成猫用ドライフードと比較すると、やや高タンパク・高脂質・高カロリーです。

このような成分バランス上、育ち盛りの子猫や平均的な運動量の成猫用フードとしておすすめです。

その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫や、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

公式 楽天 Amazon
販売価格
(1.8kg×1袋)
5,445円 6,400円
送料 682円 無料

公式通販サイトと楽天市場、Amazonでエリザベスキャットフードの販売状況を調査してみたところ、楽天市場では取り扱いがありませんでした。
(※販売状況と販売価格は2024年4月に確認しました)

そして、公式通販サイトの価格は1袋5,445円+送料682円、Amazonの価格は送料無料の6,400円ということで、最安値は公式通販サイトということになります。

また、公式通販サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると約14%オフの価格で購入できる特典があるほか、3袋以上まとめ買いすると送料が無料になります。

定期コースと言っても継続回数の縛りは特になく、次回配送予定日の1週間前までに手続きすれば何回目でも解約できるので、お試しするにせよ継続して購入するにせよ、定期コースの割引特典を利用した方がお得です。

エリザベスキャットフードのお試しサンプルはある?

エリザベスキャットフードの公式通販サイトでは現在、200gのお試しサンプルが999円(送料込)で販売されています。

1食分くらいだと物珍しさから食べる猫もいますが、200gサイズなら好みの風味かどうかのざっくりとした判断くらいはできるでしょう。

と言っても、お試しサンプルだけでは本商品(1.8kg)を最後まで飽きずに食べてくれるかの判断や、体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトはサンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

ロニーとエリザベス|2つのキャットフードの違いは?

項目 ロニー エリザベス
価格/内容量 通常購入:5,203円/1.8kg
定期購入:4,477円/1.8kg
※定期購入時は約14%オフ
通常購入:5,445円/1.8kg
定期購入:4,686円/1.8kg
※定期購入時は約14%オフ
主原料 肉類(脱水鶏肉、鶏生肉、鶏タンパク質、鶏脂) 魚類(生サーモン、脱水サーモン、脱水ニシン、サーモンオイル)
穀物 グレインフリー
(不使用)
グレインフリー
(不使用)
動物性タンパク源 鶏、卵、甲殻類 魚類、鶏、甲殻類
動物性原材料の割合 66% 63.5%
タンパク質 36% 36%
脂質 20% 16%
粗繊維 3% 4%
オメガ6脂肪酸 3.5% 3.4%
オメガ3脂肪酸 0.6% 0.7%
カルシウム 1.0% 1.0%
リン 0.8% 0.9%
マグネシウム 0.1% 0.1%
カロリー
(100gあたり)
約410kcal 約381kcal

エリザベスキャットフードを販売しているマッサンペットフーズは、ロニーキャットフードも販売しています。

どちらのキャットフードも肉・魚が主原料、グレインフリーのレシピを採用、猫に必要のないものは不使用といった要素は共通しており、オメガ6・オメガ3含有量の割合やカルシウム・リン・マグネシウム含有量の割合もほとんど変わりません。

ただ、ロニーキャットフードには魚類が使われていないので、食の好みやアレルギーに配慮してどちらかを選べます。

 

また、ロニーキャットフードよりエリザベスキャットフードの方が販売価格が少しだけ高くなっているほか、エリザベスキャットフードはロニーキャットフードよりも脂質とカロリーが控えめです。

なお、以下の記事ではロニーキャットフードの口コミ・評判を整理し、原材料と成分も踏まえて総合的な評価をしているので、あわせて参考にしてみてください。

まとめ

エリザベスキャットフードは、良質な魚類と肉類の割合が全体の6割以上を占めているドライタイプのキャットフードで、さらにグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

また、草食動物の体内に残っている植物も一緒に食べていた野生の猫本来の食事内容に配慮して、42種類もの原材料が配合されていることも特徴で、内容が不明瞭な原材料や着色料などの猫に必要のないものは一切使われていません。

そして、子猫からシニア猫にまで与えられる全年齢対応の主食用ドライフードになっており、一般的な成猫向けの主食用ドライフードと比べると、やや高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。

「愛猫にはメインのタンパク源として良質な魚類が使われているキャットフードを与えたい」と考えているなら、エリザベスキャットフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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