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アイムスとユーカヌバの違いって何?4つの項目で徹底比較!

ドッグフード

アイムスとユーカヌバは、どちらもドライタイプの海外産ドッグフードで、年齢や飼育環境などに配慮して選べるように、様々なラインナップを取り揃えています。

そのため、「愛犬にはどのフードを選べばいいのか分からない」、「アイムスのユーカヌバの違いがまず分からない」、と悩んでしまう方もいるでしょう。

そこでこの記事では、アイムスとユーカヌバを4つの項目で比較し、2つのドッグフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

アイムスとユーカヌバのラインナップの比較

商品名 子犬用 成犬用 シニア犬用
アイムス 1種類 6種類 6種類
ユーカヌバ 3種類 11種類 4種類

まずはじめに、アイムスとユーカヌバのドッグフードのラインナップを比較してみました!

冒頭でも触れた通り、どちらもタイプはドライフードだけで、アイムスは子犬用が1種類、成犬用とシニア犬用が6種類ずつというラインナップです。

それに対して、ユーカヌバは子犬用が3種類、成犬用が11種類、シニア犬用が4種類と、アイムスよりもラインナップが豊富です。

 

そして、アイムスはほぼ全てのフードが全犬種用ですが、ユーカヌバには小型犬用や中型犬用、大型犬用といったように、サイズ別のラインナップがあります。
(※アイムスには小型犬の成犬用フードが1種類あります)

ただ、全てのフードを取り上げるとなると、かなりのボリュームになってしまうので、この記事ではアイムスとユーカヌバのフードを5種類ずつピックアップし、原材料や成分、販売価格を比較していくことにします。

アイムスとユーカヌバの原材料の比較

商品名 種類 主原料 動物性タンパク源 穀物 香料・着色料 保存料・酸化防止剤
アイムス 12か月までの子いぬ用 チキン小粒 肉類 小麦、とうもろこし 不使用 BHA、BHT、クエン酸
成犬用 健康維持用 チキン小粒 肉類 小麦、とうもろこし、大麦 不使用 BHA、BHT、クエン酸
成犬用 健康維持用 ラム&ライス小粒 肉類 鶏、羊 小麦、とうもろこし、大麦 不使用 BHA、BHT、クエン酸
成犬用 体重管理用 チキン小粒 小麦 小麦、とうもろこし、大麦 不使用 BHA、BHT、クエン酸
7歳以上用 健康サポート チキン小粒 肉類 小麦、とうもろこし、大麦 不使用 BHA、BHT、クエン酸
ユーカヌバ スモール パピー 肉類 鶏、七面鳥 とうもろこし、小麦、米 不使用 ソルビン酸カリウム、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
ラージ パピー 肉類 鶏、七面鳥 小麦、とうもろこし、とうもろこし粉、米 不使用 ソルビン酸カリウム、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
ラム&ライス(成犬用) ラム肉 羊、鶏、七面鳥、卵 米、小麦、とうもろこし粉、とうもろこし、大麦 不使用 ソルビン酸カリウム、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
スモール フィット ボディ 肉類 鶏、七面鳥 とうもろこし、小麦、大麦 不使用 ソルビン酸カリウム、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
シニア ラム&ライス ラム肉 羊、鶏、七面鳥、卵 米、小麦、とうもろこし、大麦、とうもろこし粉 不使用 ソルビン酸カリウム、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス

それでは次に、アイムスとユーカヌバの原材料を比較していきましょう!

アイムスとユーカヌバの主原料の比較

アイムスもユーカヌバも、肉類が主原料として使われているラインナップが中心ですが、どちらも穀物が主原料として使われているフードもあります。

そのため、「愛犬には肉・魚が主原料として使われているフードを与えたい」と考えている場合には、該当するフードは選択肢からは外れます。

なお、穀物が主原料として使われているフードは、ユーカヌバよりもアイムスの方が多いです。

アイムスとユーカヌバのタンパク源の比較

アイムスにもユーカヌバにも、「チキン」と「ラム&ライス」という2種類の風味がありますが、どのフードにもタンパク源として、鶏と小麦が使われていることは共通しています。

このことから、鶏肉or小麦アレルギーの愛犬には対応できません。

また、アイムスは動物性タンパク源が鶏肉だけに限定されたフードが多い、という違いもあります。

ただ、愛犬に特にこれといったアレルギーがなければ、タンパク源の種類には神経質になりすぎず、単純に食の好みや後述する成分バランス、販売価格に注目して選べば大丈夫です。

香料・着色料の有無や酸化防止剤の比較

原材料一覧を見る限りでは、アイムスにもユーカヌバにも香料・着色料は使われていません。

そして、アイムスにはBHA・BHTという人工の酸化防止剤が、ユーカヌバにはソルビン酸カリウムという人工の保存料が使われています。

人工の酸化防止剤・保存料は、フードの品質の劣化を抑える目的で添加されるものですし、「使われていても気にならない」という考え方も、「使われている時点で避けたい」という考え方も間違いとは言い切れません。

そのため、最終的には飼い主それぞれの判断に委ねられます。

アイムスとユーカヌバの成分の比較

商品名 種類 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
アイムス 12か月までの子いぬ用 チキン小粒 28.5% 16.0% 12.0% 377kcal
成犬用 健康維持用 チキン小粒 25.0% 14.0% 12.0% 365kcal
成犬用 健康維持用 ラム&ライス小粒 25.0% 14.0% 12.0% 365kcal
成犬用 体重管理用 チキン小粒 21.0% 8.5%(12.5%以下) 12.0% 343kcal
7歳以上用 健康サポート チキン小粒 26.0% 12.5% 12.0% 360kcal
ユーカヌバ スモール パピー 30.0% 19.0% 9.0% 422kcal
ラージ パピー 24.0% 12.0% 11.0% 378kcal
ラム&ライス(成犬用) 22.0% 13.0% 9.0% 386kcal
スモール フィット ボディ 27.0% 8.0% 9.0% 366kcal
シニア ラム&ライス 25.5% 11.0% 9.0% 377kcal

原材料の次は、アイムスとユーカヌバの主要な成分バランスを比較していきましょう!

この記事でなるべく比較しやすいように、子犬用・成犬用・シニア犬用と体重管理用をピックアップしていますが、対象のフード同士を比較してみると、タンパク質・脂質の数値については、アイムスとユーカヌバでそれほど差はありません。

その一方で、カロリーについては、ユーカヌバの方が全体的に高めな傾向があります。

このような成分バランスを踏まえると、アイムスは運動量が少なめな愛犬や食欲旺盛な愛犬向けユーカヌバは運動量が多い活発な愛犬や少食の愛犬向け、という捉え方ができます。

 

ただ、アイムスの体重管理用には穀物が主原料として使われていることに加えて、ユーカヌバの体重管理用(フィット ボディ)に比べてタンパク質が控えめになっています。

このことから、「愛犬には肉・魚が主原料かつ、高タンパクなドライフードを与えたい」ということであれば、必然的に選択肢からは外れます。

アイムスとユーカヌバの値段の比較

商品名 種類 価格/内容量 100gあたりの価格
アイムス 12か月までの子いぬ用 チキン小粒 2,364円/2.6kg
3,800円/5kg
約91~76円
成犬用 健康維持用 チキン小粒 1,555円/1.2kg
2,364円/2.6kg
3,800円/5kg
4,480円/8kg
7,982円/12kg
約130~56円
成犬用 健康維持用 ラム&ライス小粒 2,291円/2.6kg
3,609円/5kg
7,421円/12kg
約88~62円
成犬用 体重管理用 チキン小粒 2,200円/2.6kg
3,609円/5kg
5,609円/8kg
8,263円/12kg
約85~69円
7歳以上用 健康サポート チキン小粒 1,145円/1.2kg
2,373円/2.6kg
3,800円/5kg
6,062円/8kg
7,418円/12kg
約95~62円
ユーカヌバ スモール パピー 2,118円/800g
4,970円/2.7kg
約265~184円
ラージ パピー 5,480円/2.7kg
10,480円/7.5kg
約203~140円
ラム&ライス(成犬用) 2,340円/800g
5,290円/2.7kg
9,000円/7.5kg
16,140円/13.5kg
約293~120円
スモール フィット ボディ 2,400円/800g
6,080円/2.7kg
11,370円/7.5kg
約300~152円
シニア ラム&ライス 5,180円/2.7kg
9,690円/7.5kg
約192~129円

主要な成分バランスの次は、アイムスとユーカヌバの値段を比較してみました!

なお、アイムスもユーカヌバも公式サイトからは直接購入できないので、販売価格はAmazonで調査しました。
(※調査したのは2025年11月です)

表には内容量ごとの販売価格とは別に、100gあたりの値段も計算してまとめてみましたが、ユーカヌバよりもアイムスの方が値段が安いことが一目瞭然ですね。

このことから、コスパを重視するならアイムス・・・ということになります。

こんな場合はアイムスがおすすめ

直前の項目でも説明した通り、コスパを重視して選ぶならアイムスを選ぶのがいいでしょう。

また、全体的にアイムスの方がカロリーが控えめな傾向にあることから、運動量が少なめな愛犬や食欲旺盛な愛犬にはアイムスをおすすめします。

ただ、アイムスの体重管理用には穀物(小麦)が主原料として使われているので、肉・魚が主原料のドライフードの中から選びたいと考えている場合は、体重管理用は選択肢からは外れます。

こんな場合はユーカヌバがおすすめ

ユーカヌバはアイムスに比べてカロリーが高めな傾向があるので、運動量が多い活発な愛犬や少食の愛犬用としておすすめです。

また、犬種(サイズ)別に成分バランスや粒サイズが調整されているドライフードを与えたい、と考えている場合には、ユーカヌバの方が選択肢の幅が広いです。

なお、タンパク源として鶏肉と小麦が使われていることは、アイムスもユーカヌバも共通しているので、そのほかの要素に注目して選ぶのがいいでしょう。

まとめ

アイムスとユーカヌバはドライタイプのドッグフードで、タンパク源として鶏肉と小麦が使われていることや、香料・着色料が使われていないことは変わりません。

その一方で、ユーカヌバの方が肉類が主原料として使われているラインナップが多いほか、ユーカヌバはアイムスに比べてカロリーが高めな傾向があります。

そして、アイムスにはBHA・BHTといった人工の酸化防止剤が、ユーカヌバにはソルビン酸カリウムという人工の保存料が使われています。

販売価格はアイムスの方が安い傾向にあるので、それぞれのフードの主原料やカロリー、コスパ面を考慮しながら購入を検討するのがいいでしょう。